三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

大津のグリーンに降参する

今日は楽天1人予約で阿蘇大津GCに行ってきました。
天気予報は朝のうちこそ零下の予報でしたが、日中は最高14度まで気温が上昇するという寒暖の差が激しい予報でした。


天気予報の結果は、8時40分のスタート時は零下1度でグリーンは凍っていましたが、後半の途中には天気も回復し、帰りの車の温度計ではなんと17度を示していて冷房を掛けようかと思ったくらいの気温上昇になり、予報通りというものでした。

(練習グリーン横の16番パー3の池。今日は画面のAグリーン使用)


今日は「鉄人」とあだ名した78歳の方が2人目に入って来られ、3人目に70歳の「アプローチの達人」が、4人目には福岡から遠征されてきた61歳の方の4人でのラウンドになりました。


アプローチの達人は、先週は菊池CCをパープレーで回ったと言っています。絶好調かと思ったらショットが当たらないと嘆かれていて、確かに今日の前半はショットの不調が見て取れましたが、後半は修正されてきて、本人もショットが戻ってきたから良かったと笑顔で言われていました。

(練習場での「アプローチの達人」の後ろ姿:中央の人)


鉄人は、ティーをリフトティーに変えられたのが良かったのか、何度かドライバーショットでオーバードライブされてしまいます。
特にインの14番パー5では、私の当たりも悪くなかったのですが、20yも前に飛んでいました。
78歳なのに260yは優に飛んでいるはずです。
ここはカート道路が横切る付近はフェアウェーが無くなりラフになっているホールですが、なかなかラフまで届く人はおらず、これまでは古〇美保プロの従弟になる飛ばし屋の松ちゃんくらいしか見たことがなく、さすが「鉄人」だと皆で感心していました。


今日も最近のアイアンの不調がそのまま続き、何度も同じようなミスを繰り返します。
アプローチも何度かミスをして、バンカーからも2連続して脱出に失敗するというミスをしてしまいました。

10番389yパー4はフェアウェーから8Iで当たらずに手前のコブの斜面ラフでした。ここから52度でのアプローチが上手くスピンがかかり、ピン奥1mに寄って、この下りのフックラインを上手く読み切りパーゲットでした。


11番191パー3は23度UTのショットが右目に出てグリーンサイドのバンカーインでした、バンカーすぐ先のコブを越えたピン位置で、そのコブの頂点に打とうとしたバンカーショットはやや弱く、傾斜で戻ってきます。
これで頭に血が上り、再度のバンカーショットもまた戻ってしまいます。やっと3度目のバンカーショットでピンの奥1mに乗せ、どうにかこれを入れましたがダボを打ってしまいました。
無理せず、乗せて2パットを狙うべきでしたが、どうしても寄せ1と思いながら無理してしまいます。


12番352yパー4はドライバーショットは当たりましたが、やや左ラフにかかっていました。残りピンまで100yを手前のコブに当ててピンに寄せようと52度で90yを打ちましたが、わずかにコブの手前に落ちてバンカー側に転がり落ちてしまいます。
バンカーショットは上手く2mに着きましたが、この軽く上りのスライスラインを打ち切れずにカップ手前で右に切れてボギーでした。


13番402yパー4は、いつものように左目にドライバーを打ってしまい左ラフに入ります。23度UTのショットはいつものように右にスライスになり、手前ラフからのアプローチはグリーンのピン奥に乗ってしまい、返しのパーパットは下りを意識しすぎてカップ手前でショートしてボギーでした。


14番481yパー5はドライバーショット、セカンドの23度UTはフェアウェーでしたが3打目で60yのアプローチショットを52度でダフってしまい、グリーン花道からの10mほどのアプローチも3mショートし、パーパットは右を抜けてボギーでした。
なんとなくアプローチになると心が重くなります。


15番399yパー4はドライバーショットはフェアウェーでしたが、セカンドのUTが大きくピン左奥のコブの上まで打ってしまいます。
ここは寄せるのを諦め、とりあえずグリーンオンさせようと52度で打ちましたが傾斜を止まらず7mも転がってしまいます。
このパーパットは、左には外しボギーでした。


16番136yパー3は8Iのショットが大きく右に流れます。6mのバーディーパットは距離感良くカップの右わずかに止まり、お先にのパーでした。


17番352yパー4はドライバーショットが中央に飛んだのに、フェアウェーが固く併せて傾斜で右前方に転がったようで、フェアウェーにあると思ってセカンド地点に行くと、あと1m先だったら池に転がり落ちるというラフでした。
残り60yを52度でヘッドアップしたようでトップしてしまい、強烈な2段グリーンの右奥に外してしまいます。
ここもパターを使って傾斜を途中で止まるかというタッチで打ちましたが、止まらずに6mも転がり、このパーパットもわずかに右を抜けボギーでした。
セカンドがフェアウェーに無くて、一瞬パニックになって冷静にアプローチショットができなかったことがミスの原因ですが、中途半端な距離の52度でのアプローチショットでダフったりトップしたりするのは、原因は同じことからのようです。


18番499yパー5はドライバーショットが大きく左に飛び深いラフでした。8Iでフェアウェーに出し、6Iでグリーンオンを狙いましたが、まだグリーンが溶けきれずに奥まで転がってしまいます。
凹みの薄いライからパターでグリーンに上ってからは強烈にフックする傾斜を止まらずに5mも転がりましたが、このパーパットをねじ込んでパーゲットでした。
鉄人は同じような場所から私の転がりを見て、弱めに打ち、グリーンの傾斜の上に止まってそこから3パットを打ってしまいます。
ここはまず寄らない場所で、上手く寄せようなんて思わずにとりあえず上りのパットを打つ場所に置くことが大事だと、これまで何度も痛い思いをしてきている経験上から諦めています。


前半は5ボギー1ダボの7オーバー43でした。パット数は15打でしたが、何度かパターでアプローチしています。


昼食を取り、後半に向かいます。


1番411yパー4はドライバーショットはナイスショットのフェアウェーで、7Iで奥のピンに対し手前にオンでした。途中にコブがある15mのバーディーパットはコブの傾斜で左に転がり1.5mもオーバーしましたが軽い下りのスライスラインをどうにか沈めパーゲットでした。


前回は当たらなかった7Iが今日は上手くスイングできたことがうれしかったのですが、反対に今日は6Iが全く当たらずにこの後は同じようなミスを繰り返します。


2番412yパー4はドライバーショットは良い当たりのフェアウェーで、8Iでピンの左にナイスオンでした。この2番は距離もありグリーンも難しい、かなり難易度の高いホールですが、パーオンは嬉しい限りです。
6mのバーディーパットは上りをしっかり打って、入るかと思いましたがわずかに右に外しパーに終わります。


3番383yパー4は2番とは逆に向かい、左前からのアゲインストになるホールです。
ここはドライバーショットがやや左ラフにかかり、セカンドの6Iでのショットが大きくスライスして左からの風にも乗って、右のBグリーンのさらに右のカラーでした。
アプローチショットでカラーにディボットを作らないようにとラフに球を動かしてのアプローチショットは、またダフリ、Bグリーン上の球を戻しての再度のショットも弱くやっとグリーンに乗ったものでした。
左にカップに右からの10m以上のパットは距離感良く、寄せてダボになりました。


4番149yパー3は8Iのショットがグリーンに届かず、パターで傾斜を転がし上げましたが手前にショートし、残った2.5mも右に外すボギーでした。


5番364yパー4はドライバーショットがフェアウェーで8Iでピンの左4mにナイスオンでした。しかし、強烈なスライスラインになり、カップまで打ったら3パットすると思って弱めに打ち、残りを入れてパーゲットでした。


6番499yパー5はドライバーショットは当たり、フェアウェーだったので最近はほとんど使っていない5Wでセカンドを打ったら見事にチョロってしまいます。
残り160yアゲインストをまた6Iで大きく右に吹かしてしまいます。
段下からのラフからパターで転がし上げましたが、見た目以上にグリーン面を転がって3mが残り、このパーパットも左を抜けてボギーでした。


7番146yパー3は8Iでピンの左に飛び、グリーンに乗ってから傾斜で左にこぼれてしまいます。
ここもパターで寄せようとしましたが、上りに見えたのに2mもオーバーし、返しは右に外すボギーでした。


8番394yパー4は、ドライバーはグリーン方向に飛びましたが、ここは真っすぐに打つと右からフェアウェーに食い込んできているラフに掴まります。
ここも6Iのショットが当たらず右手前のラフにショートします。52度での10mのアプローチはグリーンエッジに当たって手前に戻り、パターで7mのピンに転がし上げて寄せたらカップ左にわずかに外れるボギーでした。


9番553yパー5はアゲインストの風の中、ドライバーショットはとりあえずフェアウェーヒットします。セカンドは23度UTで無難に刻み、残りピンまで150yアゲインストを6Iで狙いましたがこれも右に吹かしてしまいます。
凹みのラフからの52度でのアプローチはヘッドが下をくぐってしまい、やっとオンしgリーンオンでした。
10mのパーパットは距離感良く、カップ右にわずかに外れ、お先にのボギーでした。


前回は7Iでミスを繰り返しましたが、今日は手応え良く振れました。しかし反面、前回まではそこそこ当たっていた6Iが大きくスライスしてしまい、使う機会が多いAグリーンではスコアを纏めることができません。


併せてアプローチの感覚が悪くなっていて、最初から嫌な感じのままで球に対していました。
自信がないまま打ってもミスするし、そろそろラフが伸び生え始める時期になってくるといつまでもパターで転がす選択は無理になるので、嫌でもウェッジでのアプローチが必須になります。
練習をするしかないのだろうとは思いますが、イップスは練習では出ないから困ったものなのです。


また大津のグリーンは何度来ても読み切れません。
やっと最近気づいたことが、大津のグリーン上には大きなコブが1~2か所あり、それは目につきやすいのですが、その他にも小さな傾斜が目立たなく配置してあるのです。


11番のパー3のグリーンは2段グリーンの先は少し下っているのに、手前の傾斜と奥の傾斜を大きく見せてあるので、その下り傾斜に気づきにくく、奥から下りと思ってのパットがショートしてしまいます。
またほとんどのグリーンでは傾斜と傾斜の間にカップが切ってあり、球の位置のちょっとした違いから、右に切れたり左に切れたりするのはどちらの傾斜の影響を受けるかで違います。


そのため真っすぐなラインになるのはピンの回り360度のうちせいぜい30度の角度しかなく、そのうち上りになる位置にオンさせなければ、バーディーチャンスは生まれません。
場合によっては距離は無くても狙ったら3パットする恐れもあり、狙うか無難に打つかの見極めが重要になります。
下りはグリーンの速度が速いこともあり、場所によっては触るだけでもコロコロと転がってしまいます。


ホールアウト後に傾斜に球を落としてみたら、ころころとグリーン面を転がり落ちていくのを見て、見た目以上の傾斜があるのだなと分かるホールもありました。
これは北東の山の方向からに南西の街に向かって、なだらかな傾斜の中にコースがあり、その傾斜を利用して下りを急にしたり、反対に弱めにしたりと罠が至る所に仕掛けられてようです。


何度来ても同じようなミスを繰り返すのは、記憶力の無さも原因ですが、読みの難しいグリーンという理由も大きいのです。
アプローチの達人さえも、ここのグリーンは予想外の曲がり方をすることがあるといっていましたが、まだ凡人のレベルでは読めないのです。