三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

アマにとってバーディーは偶然の産物

いろいろ最近はスコアメイクの方法を書いていますが、これもアベレージゴルフーの勘違いの一つです。
それは「狙ってバーディーを獲る。」ということです。


プロとアマチュアの大きな違いが、プロはバーディーを獲らなければ勝負にならないフィールドで戦っているのに対し、アマチュアはスコアを崩さないことに重点を置くゴルフだということです。


そのためプロはパーオンしてバーディーパットを打つ回数を多くし、その結果としてバーディーが取れる確率も高まります。
ほとんどのアベレージゴルファーは、このプロのゴルフをイメージしていて、そこが大きな勘違いになります。


しかしアマチュアに必要なのは、できるだけスコアロスを減らすゴルフです。
パーには、バーディパットをわずかに外す「惜しいパー」とピンチを上手く寄せ1で凌いだ「ナイスパー」とがありますが、どちらもスコアカードにはパーの数字しか表示されません。


実はこの同じパーでも「惜しいパー」と「ナイスパー」とでは内容に雲泥の差があるのですが、これこそがプロとアマの違いなのです。
アマチュアの特徴であるバーディー無しゴルフでも、パーセーブを淡々と繰り返すことでスコアメイクをするのが上級者への道だと思います。


実際にハンディ7~8程度の者で、通常のラウンドで確実にパーオンできるホールは多くてもほぼ半分の9ホール程度です。
私的には、3分の1の6ホールをパーオンできれば好調というレベルであり、残り12ホールはアプローチで寄せ、できれば半分の6ホールを寄せ1で凌ぎたいと以前は思っていました。
アプローチイップスになり、このプランは崩壊してしまったのですが、このプラン自体はそんなに難しいプランではないとずっと思っています。


最近(11月27日~1月9日)の私のゴルフを振り返ってみました。
百花園でのラウンドを除いた13ラウンド(234ホール)の内容です。
 (平均スコア 82.92  平均パット数34.46)


 バーディー数 14(パー3 :2個、パー4:8個 、パー5:4個)
 パー数   101(2パット:70個、1パット:31個)
 ボギー数   92(うち3パット:19個)
 ダボ数    18(うち4パット:1個、3パット:6個)
 トリ以上    9(うち4パット:1個、3パット:1個)


プランの「3分の1をパーオン」だと78回が目標のパーオン数ですが、実際は104回(バーディーホール14、パーホール70、ボギーホール19、ダボホール1)とプラン以上の結果が出ています。


しかし、104回のパーオンであるなら、それらのホールのトータルスコアはパー以下になるべきですが、実際は7オーバーという結果になっています。
これは3パットが多かったという証拠です。


反対に寄せ1でのパーの目標は78回ですが、実際は31回と目標を大きく下回る数字になっていて、ここにはアプローチイップスの影響が出てしまっています。


つまり今の私のレベルは、上手くパーオンは出来ても1パットのバーディーは1ラウンドで1回ほどしかなく、その代わりに1.5倍の3パットボギーを打っているということです。
またパーオンを逃せば、ほぼ間違いなくボギー以上が来ているのが数字からも窺えます。


最近はグリーンを外してもカラーやエッジなどからパターでの寄せを多用していますが、それでもこの寄せ1の数字の低さは致命的です。
78回の目標に対して、31回という現実をあと少なくとも20回ほど増やすことが平均スコアとパット数を減らす一番大きな部分です。


アプローチの達人からは、積極的にパターやウッドでの転がしを多用しなさいとアドバイスされています。
芝が生えそろう春までは、そのアドバイスどおり転がしのアプローチを徹底したいと思っています。