三重苦ゴルファーの日記

還暦を超えた、飛ばない寄らない入らないの三重苦を持つおっさんゴルファーの日記です。

アベレージゴルファーの勘違い(補足)

前回「アベレージゴルファーの勘違い」ということでショートゲームの重要性を書きましたが、その追加を書いておきます。


ゴルフは、アマとプロという2種類のゴルファーがいて、アマの中の上級者と言われる人の中にもプロに近いゴルファーとアマチュアそのものというゴルファーがいます。


一般にアベレージゴルファーは、テレビなどでプロのゴルフを見て「ゴルフはパーオンが基本」だと勘違いしています。
そしてその勘違いの元、プロのようなショットを目指して練習に明け暮れ、結果的に中途半端なレベルで終わり、いつまで経っても90を切れないレベルで低迷してしまいます。


ゴルファーの中でプロと名が付く者たちとその予備軍である学生などの競技ゴルファーなどを除くと、残りはいわゆる「上級者」と呼ばれるスコアを纏める力を持った者と、それ以外のスコアを纏める力がない者がいて、後者が「アベレージゴルファー」と呼ばれる人たちです。


上級者とアベレージゴルファーとの差は、実はほとんどありません。それどころか、ショット力はアベレージゴルファーの方が高い傾向にあり、スイングだけ見てみればプロに近いようなショット力を持った方々も多いようです。


では、なぜアベレージゴルファーはスコアを纏める力がないのでしょうか?


その答えは、スコアを纏める力の大事な部分の練習を疎かにしているからにほかなりません。
スコアを纏めるための練習をしないから、スコアを纏めることができないのは当然といえば当然なのです。


アベレージゴルファーは、上級者のゴルフを見てもその凄さに気づけないようです。
もちろん、プロのプレーを見るとそのスイングに憧れ、自分もプロのようなプレーをしたいと思いますが、身近な上級者のプレーを見ても「あんなゴルフだったらいつでもできるだろう。」と錯覚してしまうのです。


しかし、できると思ったゴルフをアベレージゴルファーはできないからいつまで経ってもアベレージゴルファーから抜け出せないのです。
彼らが身近な上級者を見てその凄さに気づかないのは、見る物差しがテレビで見る一流プロゴルファーが基準なので、その目からは上級者のスイングは上手くは見えず、そればかりかショットは自分の方が上手く打てるなどと勘違いするからです。


同伴者のプレーを見て、その人の実力が分かるのはそれなりの実力者(ローハンディ者)になります。
アベレージゴルファーは、同伴者のドライバーショットが見事な当たりだったら「上手い人」と思いますが、実力者は飛距離がある=上手い人とは見ません。
ナイスショットはその1度だけかもしれず、トータルしてミスの少ないショットを放つスイングの持ち主なのか、もしくはグリーンを外してもしっかりリカバリーできるアプローチ力を持っているかで判断します。


スイングだけをとっても、無理なく力感のないスイングをしているかで判断でき、力が入りまくったスイングで例え300yを飛ばしたとしても評価は上がりません。


もし自分の見る目が正しいかどうかを知りたければ、上手いと思った同伴者に「失礼ですがオフィシャルハンディーはおいくつですか?」と聞いてみれば分かります。
上手いと思った相手が実は11~15程度ということはよくあることで、そのレベルではショット力だけ高いゴルファーも多いのですが、真の実力者はスタートホールでドライバーでナイスショットを放った方ではなく、ミスショットを打ったけど、寄せ1でしぶとくパーセーブした目立たない方なのかもしれません。


つまり見る目がない者=アベレージゴルファーはドライバーショットの飛距離だけで相手の実力を判断しがちです。
それは自分の中のゴルフの比重がドライバーショットに大きく傾いている証拠で、ショートゲームなどに目が向いていないからです。


だからこそ、上級者のゴルフを見ても「あんなゴルフなんか自分はいつでもできる。」と錯覚してしまい、いつまで経ってもスコアを纏める技術であるショートゲームの練習を疎かにしてしまいます。


プロのようなスイングでゴルフがしたいというゴルファーであれば、ドライバーショットだけを練習し、その代わりスコアメイクは諦めることです。


一般的なゴルファーには「スコアを纏める力を持った者=上級者」と「スコアを纏める力がない者=アベレージゴルファー」がいて、その双方の能力差や練習時間はほぼ同じです。


どんなに飛距離が出ても1ラウンドでOBを2個も打ってしまえば、ダボ2つは確実になってしまい、それだけで4オーバーです。
アマの上級者を80が切れる者と定義すれば、79で回るための余裕はすでに3打しか残らなくなり、これでは80切りは大変だと分かります。


OBを常に打つゴルファーは、無駄にスイングスピードが速すぎて余計なサイドスピンを発生させているはずです。
それより、ゆったりしたスイングを目指せば、たとえ少しは飛距離が落ちても擦ったりのミスは無くなり、結果的に飛距離が安定することになります。


フォームがどうとかスイングがどうとか考えずに、スイングスピードコントロールにだけ気を付ければ、OBを打つ回数は激減することになります。


実は30yのアプローチ練習を繰り返すことで、このスイングスピードをコントロールする力が付いてくるのです。
30yは誰でも飛ばせる距離なので、スイングをコントロールすることは必然になります。


最初は、同じスイングスピードでスイング幅だけを小さくして距離を合わせようとしますが、そのうちにスイング幅を変えずにスイングスピードを遅くすることで距離合わせができることが分かるようになります。
この後者の方法はかなり難しいことで、ゆっくりスイングすることは簡単そうで実は練習しないとできないことだと理解できるはずです。


短いアプローチを練習することでスイングスピードのコントロール力が高まり、ドライバーショットへもそれが好影響を与えることに繋がります。結果としてスコアメイク力は格段に上がるはずです。


プロは魅せることも仕事なので、きれいなスイングやアマチュアが真似できない豪快なショットは必要ですが、アマチュアはそうではありません。


要はクラブヘッドと球が当たる瞬間が大事であり、きれいなスイングを目指したとしても、それはそのまま正確なショットが保証されるということではないのです。
人間は機械ではないので、常に正確なヒットはできず、そのミスヒットしたときのケガの程度を最小限にするというリスク管理が必要です。


スイングスピードをコントロールできていれば、たとえミスヒットしたとしても大きな擦り玉にはならず、コース内に収まるショットになります。
スイングアークだけでなくスイングスピードにも気を配ることが、アベレージゴルファーを脱して上級者の仲間入りする本当の近道だと思っています。


そのスイングスピードコントロールを体得できる練習が30yのアプローチ練習であり、スコアメイクの肝でもあるグリーン回りのアプローチ力も併せて高められる一石二鳥の練習なのです。



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