三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

大叩き後のバーディーで助かる

今日は楽天1人予約で阿蘇大津ゴルフクラブに行ってきました。昨日は一日雨で、その雨が朝方まで残り、スタート時間の8時過ぎはまだ薄暗い感じでした。


今日の同伴者はアプローチの達人と呼ぶ70歳近くの方でした。前組も楽天1人予約組で、何度かご一緒したことのある方が若手の方との2サムでスタートしていましたが、その組のティーショットの球の行方が見えないほどの薄暗さでした。

今日の熊本は朝方のうちが気温が高い予報で、日中は気温が下がるとのことでしたが、予報どおり冷たい北風が吹き荒れ、体感気温もかなり下がっていました。
幸い、前半のアウトは1時間40分ほどで終え、スルーでインに向かうことができましたが、前々組が3サムの初心者らしかったので前組の方々に達人が「一緒にラウンドしましょうか?」と声をかけ、2台のカートでしたが4人で回ることにしました。


しかし、結果的にこの方式はダメだったらしく、終わってクラブハウスに帰ってきたら「一緒はダメです。それぞれでラウンドしてください。今後は注意をお願いします。」と言われてしまいます。
達人は、「後続組も4サムだし進行を考えると、この方式がスムースに運ぶはずだ!」と憤りますが、そこは宥めて頭を下げてやり過ごしました。


今日は達人が前半の1番で早速バーディースタートされ、それにつられてどうにかパーで凌ぐ幸先良いものでした。
苦手の2番もセカンドの6Iでのショットの球が、いつも傾斜で戻ってくる場所に奇跡的に止まっていて、カラーからパターで上手く寄せてパーゲットでした。


しかし、3番でやってしまいます。
アゲインストの風の中、ドライバーショットはフェアウェーキープでしたが、残りピンまで180yをアゲインストの風が強いと読み、23度UTで打ったら見事に引っかかり、打ってはいけない左サイドの崖下に打ち込んでしまいます。
打ち上げのアプローチはバンカー越えで木の枝の下を通すという難しい状況で、上手く打てたと思ったけどわずかにグリーン面に届かずバンカーの淵に当たってバンカー内を手前に戻ってしまいます。
左足下がりからのバンカーショットは止まらず、カップを4mオーバーし、上からのボギーパットを狙ってしまい1mオーバーして返しも外すトリプルになってしまいました。


せっかく好調な出だしだったのに、無理をして墓穴を掘った感がありました。
達人は右ラフからウッドで手前から転がしてオンさせ、バーディーパットもカップわずかに右というナイスタッチで悠々とパーセーブされています。


4番パー3は強烈な上りの8mスライスラインをカップの3m左を狙ってどうにか寄せ、2人ともパーセーブでした。


すると5番パー4で左ラフからの6Iでのセカンドがピンの手前1mに着くナイスショットになり、イージーバーディーが来ます。


6番パー5はお互いにパーセーブしましたが、7番パー3は左奥のピンへ右手前のカラーからパターで寄せましたが、右のコブの傾斜で大きく左に切れて行き、3mのパーパットも打ち切れずに手前にショートするボギーでした。
達人は、おそらく寄らないと思った右からのパットを、コブの頂点で止まるようなタッチで見事に傾斜を使って寄せてのパーでした。
本人はまぐれと謙遜されますが、まぐれだとそんなには何度も起こらないし、これまでもご一緒してお上手さはよく分かっているのです。


8番パー4は、フェアウェーから6Iでグリーンの左に外し、ぬかるみのラフから1mほど打ち上げになるグリーンにパターで打ちましたが、1度目はカラーから戻ってきてしまいます。
再度のパターでの寄せで、1mに付いてやっとのボギーでした。
さすがに達人もアプローチが手前のコブの傾斜で止まらず、奥に外してパターでの寄せを入れきれないボギーでした。2番・4番に続くボギーです。


9番は575yのパー5ですがアゲインストの風の中ではとても難しいホールになります。
達人はゴールドティーを使用ですが、9番だけはゴールドからも500yを超えていて、飛距離が出ない達人にはかなり厳しいホールになるはずです。
ここはドライバーショットがフェアウェーに飛び、セカンドは5Wで打ちましたが、それでも3打目の残りは170yもありました。
23度UTで上手く手応えがあったのに、アゲインストの風に大きく左に持って行かれサブグリーン奥のラフまで飛んでしまいます。
アプローチは上手く打てましたが、下り傾斜を止まらず、5mのパーパットもやはりオーバーしましたが返しが入りボギーでした。


前半は1バーディー、3ボギー、1トリプルの5オーバー41というスコアでパット数は16パットでした。
達人は1バーディー、4ボギーの39だったようです。


後半はアウトでの前組との間にインスタートの2台のカートが入っていて、その前に入れないか聞いたら、どうにかOKが出たので幸いしました。そこで前述の通り2台一緒に回ることにしたのでした。


10番パー4はドライバーショットが左ラフに外れ、8Iのショットが右からの強風で大きく左に持って行かれます。
ここも傾斜のある下からパターで寄せようとしましたが、グリーン面まで届かず戻ってきてしまい、再度のパターでのアプローチでどうにかグリーンオンしましたが、2mのボギーパットは外れダボスタートでした。
右からの強い風と分かっているのに、引っ掛けたショットを打てばトラブルになるのは当たり前です。


11番パー3は190yの強いアゲインストだったので、新兵器の5Wで打ったら右奥のピンの右やや奥目にナイスオンでした。
2mのバーディーパットは上手く距離合わせして真ん中から入り、バーディーゲットでした。
ここのパー3はパーでもうれしいのに、バーディーなんて最高です。


12番パー4は6mのバーディーパットを打ち、わずかに足らずにパーでしたが、続く13番でも6Iでのセカンドがピン手前1.5mに付くナイスショットでバーディーとし、10番のダボを取り返します。


しかしそれもつかの間、続く14番パー5でセカンドをミスって左のラフに打ち込み、三打目の8Iで左奥にオーバーさせて寄せきれずにボギーになりました。
ここのパー5は確実にパーセーブしておきたかったところですが、アゲインストになるとつい力んでしまいます。


15番パー4は、フェアウェーから5Iでややダフって左手前のバンカーインでした。
20mほどのバンカーショットは、上手く打てましたがピンまで5mを残し、パーパットは左に外すボギーになりました。


16番パー3からは池が絡む難しいホールが続きます。
16番パー3の7Iでのティーショットをなんと大きくダフってしまいます。
幸いなことに大きくダフったため球が池まで飛ばずに淵に残っていました。そこからPWで左に外し、パターで寄せて1パットのボギーでしたが、ここはピンを狙うと戻って池ポチャになる恐れがあり、奥からのパターも止まらないし、左に外すほうがセーフティーですが、達人たちも苦労して全員ボギーだったので、ティーショットの酷さが大叩きに繋がらずに助かりました。


17番パー4は右に池がティーからグリーンまで続くホールで、左はバンカーとそれを超えると15番へ落ちてしまう1ペナです。
池を怖がって左目に打ったら、風の影響もあり左のバンカーを超えてラフにバウンドし、カート道路のほうに跳ねたように見えました。
1ペナだなと覚悟して行くと、ぎりぎりのラフに止まっています。
9Iで目の前の高い木を超えてグリーンを狙いますが、上手く当たらずに手前のバンカーインかと思ったら、手前バンカーを超えてコブに当たったみたいで右方向にあるバンカーへ転がっていくのが見えました。
「止まれ!」と叫んだのが功を奏したのか、右バンカーまでは転がらずカラーで止まっています。
ここも大きくフックするラインですが、どうにか1mの上りを残し、パーゲットでした。


18番パー5もティーからグリーンまで右サイドは池という右曲がりのロングホールです。
ここはドライバーでフェアウェーキープし、23度UTで残り60yまで運び、52度ウェッジでピンの右手前5mにオンでしたが、大きくスライスすると読んでのバーディーパットは2m左に打ってカップをオーバーし、1m弱の下りのパットを残してしまいます。
外したら、もしかするとグリーン外まで出るかもしれないパットをクルリと左から1回転して沈め、どうにかパーゲットでした。


後半は、2バーディー、3ボギー、1ダボの3オーバー39でパット数は14でしたがカラーからパターを使っているので、実感はもっとパット数は多い感じです。
トータルは80というスコアで1打80切りに足りませんでしたが、思いがけないバーディーが3個も来ているので、ここは満足なスコアと言えます。


途中で雪も降りだし、気温がドンドンと下がって行く寒い後半のラウンドになりましたが、まぐれとはいえ難しい11番や13番でバーディーが来たのは望外の喜びでした。


達人は後半はアプローチで寄せてもパットが入らなくなる展開になり、6つのボギーを叩かれたようでした。