三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

熊本のゴルフ場その3

今日は五木村まで来ています。熊本クラウンやチェリー人吉でラウンド出来たらと思っていましたが、クラブを持ってこないで来たので残念ながらゴルフはお休みです。


熊本のゴルフ場の続きを書いておく。


32 チェリーゴルフクラブ天草コース

 以前は天草カントリークラブと言っていて、通称天カン。現在はチェリーグループになり、宇土のメンバーだった頃は安価にラウンドできていた。

 本渡市にいた頃は、所属のプロによくラウンドレッスンしてもらっていたが、4番や13番で1オンを見せてくれたり、一転刻んだりと、攻略方法は一つではないことを教わった。

 ティフトン芝が使われているため、思いの外グリーン回りが難しい。全体的に距離は短めだが、17番パー4は距離があり左曲がりでグリーン手前100y付近に池が待ち構えるので、パーオンはかなり難しい。

 以前は1オンを狙えた13番パー4は、グリーン手前まで右側に池が作られ、刻むホールになってしまった。

 レストランではいつも角煮定食を定番にしてる。


33 チサンカントリークラブ御船

 益城カントリークラブと隣り合わせにあるゴルフ場だが、こちらは益城町ではなく御船町になる。

 そのため益城カントリークラブと同じ山岳コースだが、益城より平坦なコースが多く、こちらの方が人気が高い。

 アウトもインも打ち下ろしホールから始まるが、益城より距離が長いホールが多く、難易度は格段に高い。昨年行ったときはグリーンがかなり痛んでいてサンドグリーン状態だったが、その時期は平地のゴルフ場はどこも同じ状態だったので、仕方ないと諦めた。


34 司菊水ゴルフクラブ

 菊水インターのすぐ近くにあるため交通の利便性が高いゴルフ場。距離は短めでインスタートは、池がらみでアイアンで打たされるほど。

 ただここのコースはパー5より長いパー4があるなど、戦略性は高いと言えば誉め言葉だが、要は変わったコースレイアウトだということ。

 ちなみに司とは、玉名市のパチンコで財をなした一族が経営するものに付いていて、現在はパチンコ以外にも温泉ホテルや複数のゴルフ場も経営しているようだ。

 柱の1本くらいは私のパチンコで負けた資金が化けているかも。


35 司ロイヤルゴルフクラブ

 菊水と同じく司グループの軍門に下ったゴルフ場で、旧名はキングヒルズGC。ここにはキングヒルズの時に一度行っただけのため、ほとんど記憶がないが、池があったりとそれなりに難しかった思い出がある。

 司になってバンカーを無くしたりと、簡単なコースに改修したとの噂を聞いたが、大衆に媚びる姿勢には共感できない。

ホテルとのタイアップで、県外からの観光客をメインのターゲットにしているのだろうと思っている。


ナ行

36 中九州カントリークラブ

 玉名市の北東の丘陵地にあるトリッキーなホールが多いゴルフ場。土日も比較的リーズナブルな料金設定だったので、以前は時々ラウンドしていた。

 当時は高麗グリーンだったが、今はどうなっているかは不明。すでに最後に行ってから、15年ほど経ってしまった。

司が付いてないのでグループではないと思うが、負けずに頑張ってほしい。最も、ここは簡単に改修しようにも出来ないレイアウトなので、買収はしないのかも。

 司グループには恨みはないが、単に司パチンコが熊本の自宅そばにあり、以前にかなり痛い思いをさせられたため、つい辛口になってしまう。


ハ行

37 肥後サンバレーゴルフクラブ

 私のベストスコアになる69が出たゴルフ場だが、決して簡単なコースではなくどちらかと言えば難しい類いのコースになる。その証拠に10日後に行ったら88というスコアになってしまった。

 ベストスコアの際は、寄ればよいと思っていたロングパットが入ったり、曲げてOBと観念していた球が助かっていたりと、奇跡が重なった結果で、たくさんラウンドしていればそんなこともあるかなという偶然の産物からである。

 コースは山岳コースタイプだが、平坦なホールもあるバランスのよいコースだと思っている。


マ行

38 南阿蘇カントリークラブ

 阿蘇のゴルフ場は阿蘇五岳の麓や外輪山の外周にあるのがほとんどだが、ここは唯一外輪山の内側にあるゴルフ場になる。

外輪山の内側は急峻な斜面だが、うまく平坦な地形を選んでコース作りがしてあり、予想に反してフラットなホールが多い。

 ここは肉産業の親会社に経営が代わり、昼食のバイキングに豊富な肉料理が多いのがポイントが高い。

ただアプローチできる練習場がないのが、ゴルフ場としては致命的で、だだっ広い練習グリーンの一部でもアプローチグリーンにしてくれたら、評価はもう少しは上がるが、今は二流というのが個人的な評価のゴルフ場である。


ヤ行

39 八代ゴルフ倶楽部

 八代と付いてるが、八代市の市街地から高速で2区間離れた日奈久温泉からもう少し南下した山中にある山岳コースのゴルフ場。

 インスタートはパー3から始まり、トリッキーなパー5とパー4が続くので、出来ればアウトからスタートしたい。1人でもラウンドできる1人予約を熊本ではたぶん最初に始めたと記憶している。

 お風呂は源泉かけ流しの温泉で、利用する場合は入湯税を50円フロントに支払う必要があるが払っている人はいるのだろうか?


40 矢部サンバレーカントリークラブ

 熊本市から南東に30キロメートルほど山道を登った旧矢部町の入り口にある山岳コースのゴルフ場。

 距離は比較的短めだが、打ち上げ打つ下ろしのホールが多く、距離感が難しい。冬季はグリーンが凍結する標高なので、経営は厳しいのかも。

 名前からも肥後と同系列になっているみたいだが、関心がないのでいつからなったのかはしらない。

 それでも、以前はセルフデーの回り放題があった頃、知り合いと朝から弁当持参でラウンドに行っていた。アウトインに前組がいれば、途中のホールに移動してスタートしたり、詰まったホールはパスしたりとやりたい放題だったことは、今では反省している。

 知り合いはその方法で1日で72ホールラウンドしたと豪語していた。


41 ワールドカントリークラブ

 熊本から八代に向かう途中の小川町にあるゴルフ場だが、最近近くにスマートインターチェンジが出来たため、一般的には便利になった。

 そのためか、一人予約では料金設定が高くなった気がするのは私だけ?

 高速で福岡から集客できると皮算用しているのかもしれないが、福岡料金になると地元のゴルファーは敬遠するし、気がつけば閑古鳥が泣くという羽目にならないようもう一度考え直してもらいたい。

 コースは特徴があるホールが多く、これまで評価が高いゴルフ場だったが、料金で評価を下げたゴルフ場になっている。



これで熊本のゴルフ場紹介は終わりにするが、個人的な見解なので誤りがあることもあるので悪しからず。

お気づきだと思うが、私の中での評価基準は料金とコースの質のバランスというもので、いくらコースが良くても料金が高いゴルフ場は評価が必然的に低くなる。


熊本県は北部を福岡県と接していて、福岡からのゴルファーとよく一緒になるが、彼らは平日7千円でも高速代を含めてもまだ安いと感じているようだ。

熊本県は安価なゴルフ場が多いことでプロゴルファーを多数排出してきた歴史があるのだが、その伝統がゴルファー人口の現象で経営に悪影響が出て、結果的に福岡に近づく料金に変えて安定させたいと思ってきたのか、無くなっていくのが残念である。


目先の利益より長い目で若年層のゴルファー人口を増やす努力を各ゴルフ場が頑張ってきたのに、一部の大手チェーン化したゴルフ場が自分達だけの利益追求で、料金値上げをしてしまい、ますますゴルファー人口を減らす方向にベクトルが向かっていることに、今後の熊本のゴルフ場の未来を危惧するのは余計なお世話かな?