三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

冬のラウンドは1番手大きめで

南国熊本と言えども朝晩は冷え込み、昨日の阿蘇グランビリィオのスタート時は気温3度でした。
真夜中には氷点下になったはずで、これからの時期はグリーン凍結というケースも起こります。


今更ながらですが、昨日のラウンドで気づいたことがあり、忘れないようにメモ代わりに書いておきます。


冬のラウンドは着こんでいるせいもあり身体が回り辛くなりますが、そのためアイアンの距離が落ちてしまい、距離合わせが難しくなります。
元々アイアンはフルショットしないクラブですが、それでも飛距離は夏場より若干落ちてしまう傾向があります。


理由は球が気温低下で飛ばなくなるという現象と合わせ、寒さで固まった身体がしっかりクラブを振れないことから起こり、私の場合はこれまで残り100yは52度ウェッジを選択していましたが、昨日はPWを選択するようにしました。


通常はPWで120y前後が私の距離で、フルショットすれば130y近くは飛ぶため、残り距離100yでPWを持つと「大きいかも」との不安が起こり、どうしてもスイングが緩みやすくなります。
何度か緩んでミスショットをしてしまいましたが、だんだんと慣れてくるといわゆるスリークォーターショットで打てるようになりました。


残り距離をギリギリのクラブで打つより、大きめのクラブで距離合わせするほうが結果は良さそうです。
これは夏場の間も同じことがいえそうですが、特に身体が回りにくい冬場は有効な打ち方になります。


私は100y以内のショットはアプローチを含め52度ウェッジを多用します。つまり52度ウェッジ1本で5y~100yの距離を打ち分けるのです。
であるなら、PWで5y~120yを打ち分けるのも、9Iで5y~135yを打ち分けることも同じことだと思いました。


52度ウェッジでの振り幅をそのままPWなどに変えればよいだけです。
プロに求められる1y刻みで打つような技術は、その必要性がなくても良いのがアマチュアの良いところです。


一般的なグリーンは前後左右で20m以上はあるはずで、それであれば真ん中を狙って前後左右10mの狂いは許される幅になります。
一般的なアマチュアレベルであれば、グリーンにパーオンできれば可であり、たとえ3パットしてもボギーでは上がれます。


オカルト的ですが、私は中途半端な距離はまず地面上を目測で10y刻みに測ってピンまでの距離を大よそ測り、残り距離を〇ヤードと把握してから、心の中で「〇ヤード」と念じて打つようにしています。


もちろん上手くいかない場合もあるのですが、念じて打つのと念じないで打つのとでは結果に違いがあるように感じています。


距離感はまさしく感性に関わる部分で、残り距離を見た目だけで判断すると後景などで惑わされることもあるため、頭の中の10yのメジャーをピンまで何個あるのと大よその目測します。
本来は歩測したほうがよいのですが、アマチュアがプロの真似をして歩測するのはスロープレーに繋がるため、極力やらないようにしています。


ただし、時間の余裕があるようなら中間地点まで歩いて、横位置からの距離も確認するようにはしています。
縦位置だと近く見えても、案外距離がある場合もあり、これも視覚的な錯覚を起こさせるコースの罠があるためです。


歩測は時間がかかりますが、頭の中にあるメジャーでの計測はほんの2~3秒もあれば済むので、球の後方で方向を定める際に素振りをしながら行えるというメリットがあります。


フルショットしてオンするよりも、距離合わせして打ったショットがグリーンオンするのとでは、満足感が若干後者のほうがよいように感じます。
ミスさえしなければ、その距離が出て当たり前のフルショットより、自分でクラブを操作して距離を合わせられたという喜びが出るからです。


冬場にフルショットをしてしまうと、身体の至る所に無理が出る場合があります。腰やわき腹、肘、手首などを痛める恐れがあるのが冬のラウンドです。


大きめのクラブを使うことは、この無理したスイングで故障を誘発するリスクも軽減できます。
力んでミスをするくらいなら、大きめのクラブ選択で無理しないスイングをした方がいいと寒さの中のラウンドで感じました。