三重苦ゴルファーの日記

還暦を超えた、飛ばない寄らない入らないの三重苦を持つおっさんゴルファーの日記です。

今日から始まる運命のサードQT

LPGAツアーは、11月23日から始まる最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を残すだけとなり、注目の賞金女王争いも鈴木愛プロが単独6位以上で1位を確定するという状況です。


「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」には賞金ランキング25位以内と本年度のツアー優勝者の合計30名の選手が参加することになり、それ以外の選手には出場資格がありません。


しかし、出場できない選手たちは、その裏で過酷な戦いに挑むことになります。
来年度のレギュラーツアーの出場権を持たない選手たちにとって、レギュラーツアーへの優先出場権を決めるのは「QTランキング」というものです。


2017年度のQTランキングは1位から363位まで定められていて、レギュラーツアーやステップアップツアーへの出場はQTランキング上位の選手に優先権があります。


一般的なレギュラーツアーには、春先の試合で108人程度の出場枠がありますが、まず賞金シード50人に優先出場権があります。
このほか複数年シード選手や永久シード選手(不動プロ)、過去1年のツアー優勝者などにも優先出場権がありますが、永久シード以外はほぼ賞金シードと資格が被ります。


来年度からは制度改正で、次の選手たちにも「第2シード」として6月頃にある「リランキング」まで出場資格が与えられます。
① 本年度の賞金ランキング51位~55位の5人
② 本年度ステップアップツアー賞金ランキング1位(谷河プロ)


このほか大会ごとにスポンサー推薦枠(ワイルドカード)があり、アマチュア選手枠やマンデー枠として使われるようです。(5~10人程度?)


つまり2018年度前半のLPGAツアー(レギュラーツアー)の出場枠の残りは、108人ー(50人+1人+5人+1人+10人)=41人
程度となり、その出場権はQTランキング上位の者から優先権があります。


シード選手など優先順位の上位選手に故障などによる欠場者があれば、優先順位の次点者から順に繰り上がって出場できるため、大会に出場権がない選手でも出場の可能性がある場合は、ウェーティングといって大会会場まで行って待機することになります。


本年度まではQTランキング50位程度まではほぼ大会出場は可能でしたが、来年度からは第2シード枠が入るため、若干は出場できる枠が狭まるはずです。


説明が長くなりましたが、そのQTランキングを決めるファイナルQTへの出場権をかけたサードQTが今日からA地区とB地区の2つの会場で行われます。


B地区は兵庫県の東急グランドオークゴルフクラブで行われ、応援している小橋絵利子プロも出場します。
10時6分アウトスタートということなので、まもなくスタートになります。


今年のサードQTにはA地区が99人、B地区に102人が出場しますが、通過できるのは半分以下になります。
昨年の結果で見るとA地区が94人中44人、B地区が102人中48人なので一見広き門のようには見えます。
しかしプロの試合なのでレベルは拮抗して1打を争う結果になり、当落線上には複数人がいることになるケースもあります。


同スコアの場合は順位タイということはなく、最終日のスコアなどカウントバックで決定するという厳しい方式がとられることになるので、最終日の最終ホールまで息を抜けないラウンドになります。
最終ホールのパットが入るかどうかで来年1年間の運命がかかってしまう場合もあるのです。


そんな厳しい戦いですが、サードQTは通過さえすればよく、トップ通過だろうとギリギリ通過だろうと、サードQTの順位はファイナルQTには全く関係はありません。


ファイナルQTは4日間の戦いになり、今度はこの戦いでの順位がそのままQTランキングになってしまいます。


サードQTを通過できなくてもQTランキングには入りますが、その順位はファイナルQT出場者数の下位になってしまいます。


今年のステップアップツアーで賞金優勝争いをして惜しくも2位になった福山恵梨プロは、サードQTで同スコアながらカウントバック方式でカットされてしまい、ファイナルQTに進むことができませんでした。


福山プロのQTランキングは結果的に103位でしたが、福山プロと同スコアながらも通過出来た竹内美雪プロはファイナルQTで頑張ってQTランキング27位に入り、レギュラーツアー35試合に今年は出場しています。


ゴルフの1打はほんのちょっとしたことですぐに変わってしまいますが、そのたった1打が大きく運命を変えてしまうこともあり得るのです。


皮肉なものでステップアップツアーに回った福山プロがレギュラーツアーの賞金額を加算して今年は合計約2300万円を獲得したのに比べ、竹内プロのレギュラーツアーでの獲得賞金は1千万円以上も下回る結果になっています。しかし、大きな賞金を得るチャンスは竹内プロの方がよりあったはずです。


つまり、チャンスを得ても生かすかどうかは本人次第であり、チャンスを大きく生かすためには、とりあえずサードQTを通過してファイナルQTに進み、QTランキング上位に入るのが小橋プロを含むサードQT出場プロの目標なのです。


ちょうどサードQTで小橋プロがスタートした時間になりました。
頑張れ!小橋絵利子プロ!





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