三重苦ゴルファーの日記

70歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

雨の日と月曜日

 今日の上砂川は朝から雨になっていて、ちょうどシェアハウスに入居して1週間が経ちましたが入居した翌日は雨だった記憶があり、金曜日も午前中は雨が降ったため、なんとなく北海道は梅雨なのかなという思いがあるほどです。

(窓の外のフキの大きな葉っぱにも水滴が付いています)


 もともと私は九州熊本が梅雨の時期にゴルフを楽しみたいと考え、7年前の5月24日に梅雨がないと言われる北海道へ渡って以来、コロナの時期を除いて毎年5月下旬から7月中旬までの約2か月間を空知地方で過ごしています。


 今年が5回目の滞在ですが、こんなに雨模様の天気が続くのは初めてで、感覚的には熊本の「梅雨の走り」的な時期に似ているものの、気温がジメっとした蒸し暑い熊本と比べるとはるかに低い気温であることが違います。


 表題に「雨の日と月曜日」と書いたのは2回目ですが、私は月曜が雨になるとカーペンターズの「雨の日と月曜日は」(Rainy Days and Mondays)が自然と頭に浮かんできます。


 ハーモニカの切ない調べから始まるこの曲は、カーペンターズが1971年に発表したシングルですが、私は中学から高校にかけてカーペンターズの曲をよく聴いていました。
 当時はYouTubeなども当然ない時代で、ステレオなども持っていなかったためレコードは買えず、曲を聴くためにはFMファンという今は廃刊された雑誌でNHK-FMの番組表をチェックし、カーペンターズなどの曲が流される時間にスタンバってラジカセで最初から最後までを綺麗に録音するという苦労がありました。


 学生時代には先輩から貰った簡易的なレコードプレーヤーでLPやEP盤のレコードを聴いていましたが、さすがに音がチャチで就職した際は最初のボーナスでは金額が不足したため借金をしてJBLのスピーカーに一個ずつパワーアンプを繋ぎ、ヤマハのプリアンプ、パイオニアのレコードプレーヤーにカートリッジはShureV-15タイプⅣ というシステムを組んでレコードを聴いたものでした。


 それらのシステムは自宅を建てる際に実家に仮置きしていましたが、亡き父がJBLのスピーカー置き場を居間に作ってしまったため、そのまま実家に置いたままになっていて、昨年だったか兄が実家の不要なものを処分する際に併せて処分になっています。
 熊本地震の際にスピーカーは落下していて、長年の放置で使い物にならなくなり、兄から処分してよいかという問いに了解をしたところです。


 亡き父に貸してそのままだったプレーヤーには、カートリッジは本来ShureV-15タイプⅣを使っていましたが、普段は勿体ないと思ってオーディオテクニカの安価なカートリッジも使っていて、仮置きする際にはShureV-15タイプⅣは別に保管していました。


 このShureV-15タイプⅣは私がオーディオシステムを購入した年に発売されたもので、MM型の代表的なカートリッジになりましたが、価格は4万円弱だったと記憶しています。
 そのカートリッジが数年前の荷物整理中に出てきて、さすがに40年以上前の物だし動くかどうかも不明で、現状渡しでメルカリで8千円で出したところ、あっという間に買い手が付いたことがありました。


 雨のゆったりした月曜日の朝に、いろいろ過去の思い出が浮かんできたのは「雨の日と月曜日は」の曲をYouTubeで流していたからで、何度聴いてもカレンの歌声には引き込まれます。
 ゾクっとするような艶のある低音に伸びやかな高音の歌声を聴いていると、はるか昔のことが走馬灯のように思い起こされ、私も歳を取ったものだと改めて思うことになったのは歌の冒頭に同様な意味の呟きがあるからです。


 明日は、滝川市民ゴルフ場の元専務からお誘いがあり、市民ゴルフ場で今週末のマッチプレーの連ランに行くことになっていますが、複数回の優勝経験のある鹿児島出身の方も誘ってくれるようで、もし参加して頂ければお二人からコースの特徴や攻めるポイントなどをお聞きしたいと思っています。


 今日のチャオ。熊本は雨は降っていないようです。