三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

頑張った小橋絵利子プロ

「伊藤園レディスゴルフトーナメント」は予選ラウンドが終わり、決勝ラウンド進出者が決まりました。


2日目を終わり、首位には賞金ランキング58位の福田真未プロが通算11アンダーで2位に4打差を付けて単独首位に立っています。


福田プロは今年こそ賞金シード圏外ですが、昨年までの3年間は賞金シードを守っている中堅プロで、ベスト10以内も昨年まで毎年3~4回はコンスタントに入る成績を上げています。


この試合で優勝すると文句なしですが、優勝できなくても3位以内に入ると賞金を700万円以上加算できるので、賞金シード圏内入りは濃厚になります。


私が応援している小橋絵利子プロは、前半のアウトでスコアを落として予選通過が危ぶまれていましたが、初日にスコアを落としたインで頑張り、2つのバーディーを取って通算イーブンパーの22位タイで見事に予選通過を果たしました。


大会前の賞金ランキング66位の小橋プロより上位の選手の状況は次のとおりです。


賞金ランキング60位 岩橋里衣 通算6オーバー65位タイ=予選落ち
賞金ランキング61位 佐伯三貴 通算6アンダー  4位タイ
賞金ランキング62位 香妻琴乃 通算10オーバー85位タイ=予選落ち
賞金ランキング63位 ジョンジェウン  通算4オーバー56位タイ=予選落ち
賞金ランキング64位 松森彩夏 通算2オーバー40位タイ
賞金ランキング65位 原 江里菜   通算2オーバー 40位タイ


また小橋プロより賞金ランキング下位で、上位で予選通過を果たした主な選手は次のとおりです。


賞金ランキング73位 金田久美子    通算4アンダー    7位タイ
賞金ランキング68位 前田陽子  通算2アンダー    8位タイ
賞金ランキング83位 大出瑞月  通算1アンダー  18位タイ


このうち賞金ランキング83位の大出プロとは賞金額の差が676万円弱あるため、大出プロがトップ3に入らなければ逆転されない差です。
金田プロとは237万円余りの差で、前田プロとはわずか42万円余りの差になっています。


3日間大会の「伊藤園レディス」は賞金総額が1億円の大会になるため、優勝賞金は1800万円となり、2位で880万円、3位で700万円となります。
以下、4位600万円、5位500万円、6位400万円、7位350万円、8位300万円、9位250万円、10位200万円、15位150万円、20位100万円、25位90万円、30位80万円、40位60万円、50位で40万円という配分になり、タイスコアの場合は人数で案分することになります。


予選通過を果たした小橋プロは最低でも40万円の賞金加算は保証されていますが、それでは賞金ランキングの順位は1つしか上げることはできず、1つ上の原江里菜プロも予選通過しているので、現状維持もしくは前田プロや金田プロの結果次第では賞金ランキングが下がる可能性もあります。


もっとも賞金ランキングが下がっても結果的には何も変わらないのですが、小橋プロにとっての最終戦である11月16日から開催される「大王製紙エリエールレディスオープン」で逆転シード入りを果たすためには、これ以上順位は下げたくはありません。


明日の決勝ラウンドでは、今日のスコアで2アンダーがベスト10以内なので、まず2つスコアを伸ばすことが目標になります。


ゴルフは無理して攻めると反対にスコアを崩してしまいます。
持ち味のステディーなゴルフでボギーを叩かないように注意し、チャンスどころは逃さないというゴルフを展開すれば、小橋プロの力からいえば2アンダー目標は十分達成可能のスコアです。


例え10位の賞金200万円を加算できたとしても、賞金ランキングは62位程度までしか上がりませんが、最終戦で賞金ランキング60位以内は十分に射程距離内に入り、55位以内の第2シード権獲得にもまだ望みが繋がります。


もうここまでくると失うものは何もなく、60位以内を果たせずサードQTへ回るか、頑張って60位以内(現在348万円差)に滑り込みファイナルQT出場資格を得るか、はたまた55位以内(現在460万円差)に大逆転で滑り込んで第2シード権を得るという3通りの結果しかありません。


そのためには、まず明日は2アンダーを目指して堅実なゴルフを展開してもらいたいものです。
そうすれば、きっと最終戦でも期待が持てる結果が出るはずです。


頑張れ!小橋絵利子プロ!