LPGAステップアップツアーの賞金女王争いをしている首位の谷河枝里子プロが第20戦の「日台交流うどん県レディース」で予選落ちしてしまいました。
初日を6オーバー78位タイと出遅れた谷河プロは、2日目も１つもバーディーが取れず2ボギーの74で回り、通算8オーバー74位タイで競技終了となりました。

まだ全員がホールアウトしていないので順位は確定していませんが、現在の予選カットラインが4オーバーなので予選落ちそのものは確定しています。

対する賞金ランキング2位の福山恵梨プロは、2日目も4バーディー2ボギーと16番までスコアを伸ばし、通算4アンダーで4位タイと絶好の位置にいましたが、17番でバンカーから寄せきれず、パーパットもカップの左に止まってしまうボギーで6位タイに後退しています。

現在首位タイには3人いて、その1人は本日7アンダーという素晴らしいスコアでラウンドした熊本出身の豊永志帆プロです。
豊永プロは、7月のカストロールレディースでステップアップツアー初優勝を果たし、レギュラーツアーでも今期ベスト10に入ったことがある中堅プロです。

今季2勝目を狙って明日の決勝ラウンドもまた攻めてほしいと思いますが、初日4アンダーでトップだった東葵プロが本日5オーバーと崩れているので、まずは大崩れしないようにしてほしいなと思います。

ちょうどこの記事を書いている間に、福山プロは最終18番でバーディーを取り、通算4アンダーでトップと1打差の4位タイに復帰し、明日の決勝は絶好の位置に上がっています。

もし福山プロが優勝すると360万円の優勝賞金を加算でき、再び賞金ランキングは谷河プロを逆転し、210万円ほどの差を逆に付けることになります。

こうなると最終戦の京都レディースが優勝賞金270万円の大会のため、谷河プロには優勝しか再逆転の方法はなくなります。
その意味で、明日の最終日の福山プロの動向は大注目です。