三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりに菊南温泉へ

 今朝の熊本は快晴ですが、気温は放射冷却で下がったようで10時過ぎの車のフロントガラスには白い氷が張っていました。

 昨日から温泉ホテルに来ていますが、家族が退院して初めての温泉行は菊南温泉ユウベルホテルの温泉にしました。
 菊南温泉へは、入院前の1月13日に全身麻酔での手術なので「万一のことがあって目覚めなかったら最後の温泉かも」と冗談を言いながらやって来たホテルです。


 幸い、手術は成功してまだ杖は必要ですが、リハビリの効果かとりあえず自力移動は出来るようになったため、温泉にも1人で入れるだろうと考えてやって来ました。
 2月の最終週にしたのは、昨年末に買っていたホテルのプレミアムクーポン券の使用期限が2月末までだったので、それを使い切る目的もあります。


 いつものように15時にチェックインし、一休みしてから別棟の岩風呂に向かいましたが、廊下の移動距離がそれなりにあり、本館ではなく別館の和室にすればよかったかなと思います。
 しかし、よくよく考えてみれば食事場所への移動を考えると、滞在中に廊下を往復する回数は最低2回が必要というのは同じでした。


 18時から本館1階の「菊泉」で、今回もプランの夕食になりました。

(左奥が先付け、左手前が食前酒の林檎酒、中央の箱が前菜になります。ビールで退院祝いの乾杯をしました)

 お造りは、大きな器の中に砕いた氷を敷き詰めた上に並べてありました。

 お椀の蓋を開けると蛤のお吸い物でしたが、私は貝や山菜は食べれません。食べれないものはほとんど家族にトレードしますが、代わりに私が食べれるものを貰います。

 私は馬刺しも食べれないので皿毎トレードしましたが、さすがに2皿は食べきれなかったようです。

 菜の花や桜大根もトレードにだしました。葉っぱの中は桜餅みたいなものでしたが、あんこの代わりに魚で、内心では桜餅の方が良かったと思ってしまいます。

 私は牛肉は食べるので、馬刺しの代わりに半分ほどトレードしてもらいました。

 筍ご飯も3分の2ほどもらいました。ご飯でお腹いっぱいになった感があります。

 デザートも甘党なのでもちろんトレードはしません。もう少し大きいものを食べたい気分でした。


 部屋に戻ってテレビを見ながらゆっくりできましたが、家に残してきたチャオが寂しがっているかもしれません。
 ただチャオは、なぜか車に乗るのが苦手なようで、我々が出かける様子を見ると連れて行かれないように自分の寝床から出て来なくなります。


 無理に車に乗せると全身が震えだすので、予防接種やトリミングに連れて行く以外は最近は無理に車に乗せることはなくなりました。
 一晩くらいの留守番は全くへっちゃらのようで、室内の照明を暗めにして点けっ放しにし、併せてエアコンも付けたままにしていつも出てきますが、翌日に帰っても普段通りなのは、現職の頃は2人共に朝から夕方まで仕事で不在だったため留守番することに慣れているからです。


 朝は7時前に起きると、窓から阿蘇中岳の噴煙が東の方向へ棚引いているのが見え、風下の高森町は降灰があっているようで、この時期は大変そうです。

(画面中央奥の左方に阿蘇中岳があります。部屋は今回も7階でした)
 
 8時から別館のレストランへ朝食を摂りに行きましたが、今回はビュッフェ方式になっていました。

(当初はご飯にしようとおかずをチョイスしていましたが、結局パンにしました) 

(デザートは蜂蜜たっぷりのパンケーキとフルーツ入りヨーグルトです)

(コーヒーはカフェラテにしました)


 10時にチェックアウトしましたが、車に乗った際にフロントガラスが氷付いていたのです。
 そういえば、昨日のことですがホテルに到着した際に朝食レストラン前の玄関に救急車が止まっていて、フロントで何かあったのか尋ねましたが「気分が悪くなった人がいたようです」という程度の答えでした。

(ホテルの岩風呂は宿泊客専用で、日帰り入浴客はこの画像の右手後方にある「あがんなっせ」という日帰り専用の温泉施設を利用することになります)


 朝食レストラン前の玄関は岩風呂へも近い入り口ですが、レストランも岩風呂もまだ15時前だったので利用客はいないはずで、もしかしたら従業員に何かあったのかもしれません。
 ただ集まっていた人たちの雰囲気は切羽詰まったものでなく、救急隊員も慌てた様子がなかったため、そう大した症状ではなかったと思いました。


 いつもの光景に少し変わった出来事でしたが、それ以外はいつもと変わらない一日で、今回も温泉に入ってゆっくり休養ができました。