三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ステップアップツアーの争いは

LPGAステップアップツアー第20戦「日台交流うどん県レディース」は昨日から香川県の満濃ヒルズカントリークラブで開催され、賞金ランキング1位の谷河枝里子プロが6オーバー73位タイと大きく出遅れました。


対して2位に付ける福山恵梨プロは首位と3打差の1アンダーと好位置につけています。


今期のステップアップツアーでは、


初戦の「ラシンク・ニンジニアRKBレディース」で福山プロ初優勝
第4戦「九州みらい建設グループレディース」で谷河プロ優勝
第7戦「ダイクレレディース」で福山プロ2勝目
第8戦「日医工女子オープン」で谷河プロ2勝目
第17戦「中国新聞ちゅーピーレディース」で福山プロが3勝目
第19戦「かねひで美やらびオープン」で谷河プロが3勝目


と、常に福山プロが勝利数・賞金ランキングともに先行していましたが、谷河プロが3勝目を挙げることで賞金ランキングは逆転しています。


2人の獲得賞金額の差は156万円あまりですが、初日の谷河プロの出遅れにより、ますます賞金女王争いは混とんとしてきました。
もし、谷河プロが予選通過できずに福山プロが上位に入れば、156万円余りの差がまた縮まることになります。


今現在の2人の2日目のスコアは、福山プロが2番を終わってスコアを1つ落として通算イーブンパーとなり、谷河プロはインスタートでしたが13番を終わって6オーバーのままのようです。


まだまだ先は長く、スコアの変動も予想されますが、今現在での谷河プロの順位は69位タイなので、まずは現在の予選カットラインの3オーバーまでスコアを伸ばす必要があります。


今年の「日台交流うどん県レディース」には昨年までなかった「日台交流」というネーミングが新たに付いていますが、今年から台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)の公認の元、ステップアップツアーとして初めて海外ツアーCo-Sanction大会になっています。


台湾の女子プロも多数参加していて、レギュラーツアーにはないフレッシュ感がそこにはあります。


レギュラーツアーの賞金女王争いも、キム・ハヌルプロと鈴木愛プロが530万円ほどの差でしのぎを削っています。
レギュラーツアーは、「日台交流うどん県レディース」と同時開催の「富士通レディース」を含めて残り8試合あり、優勝賞金額もステップツアーと比較すると桁違いに高額なので、まだまだ先は見えません。


それに比べ、ステップアップツアーは残り2戦で優勝賞金額は2試合を足しても630万円にしかならず、順位による獲得賞金もかなり低い額になります。


現在2位の福山プロは、開幕戦の「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」のプレーオフ1ホール目でセカンドをグリーン奥の池に入れ、誰もが「これで万事休す」と思った1ペナ後の4打目を直接カップインするという奇跡的なパーで凌ぎ、結果的に土肥功留美プロに競り勝って初優勝につなげています。


そんなミラクルな展開で初戦を制した福山プロが、最終戦でまたミラクルな逆転を見せるのかもしれません。