パルス充電をしてみた
今日は天皇誕生日という祝日ですが、私の世代ではなんとなくピンとこない祝日です。熊本は雨模様で何も予定はなく、いつものようにYouTubeを朝から視聴しました。
その中の1つにChatGPTに関するものがあり、かなり長編でしたが一通り見てみました。ChatGPTとはその名の通りChat(お喋り)ですが、相手はAI(人工知能)になり、iPhoneのSiriやAmazonのAlexaみたいな音声ではなくテキストでやり取りするものです。
文字を入力すると膨大なデーターを蓄積したAIが回答をしてくれますが、その文章はこれまでありがちだった機械的な内容でなく、人間の指示に沿ってまるでどこか実在する人が書いたような文章を作ってくれるのです。
私のこの日記もChatGPTで作成したいと思えば簡単にでき、まず話題にしたい単語をいくつか並べ、文字数を指定すると勝手に文案を作成してくれることになり、その文章を自分のイメージに合うように再度要求して作り直させ、ほぼ私は何もせずに日記の文章を完成することが可能になります。
私はクリエーティブな才能が無いと自負していますが、案さえ持っていればそこはAIが代わってくれるため、これまでそれなりの才能が必要だった例えば「作詞・作曲」「小説」などの分野はもちろん、イラストレーターやコピーライターなどクリエイティブな職種であっても素人が参入できるようになり、学校での試験問題作成なども簡単に作れてしまいます。
またプログラミングの世界でも、文字入力で「〇〇のプログラムを作って」と指示すると、要求にあったプログラムをいくつも回答してくるため、SEなどの領域も浸食されそうです。
つまりChatGPTを駆使出来れば、様々な分野に誰でも参入できることになるのです。
私は既にリタイア人生に入っているため、今更そうしたことにチャレンジしようとは思いませんが、ブログを書く際に添付する画像などは著作権の関係があり自由に使えませんが、ChatGPTで指示して作り上げた画像はまさしくオリジナルのため、気にせず綺麗な画像を使用できることになり、これは便利だと思いました。
これまでは知りたいことをGoogleやYahooなどの検索エンジンを使ってサイトを探し、そこを見て有用かどうかを判断することになっていますが、今後はChatGPTが直接回答してくれることになり、検索エンジン自体が不要になるため、これまで検索エンジンの広告料で稼いでいたGoogleやYahooにとっては死活問題であり、ChatGPTに対抗するものを既に準備しているようです。
世の中は劇的に進化していますが、少なくとも私の周りではそこまで関係するものでなく、使えるようになれば使うスタンスなので、慌てて有料のChatGPTを使う予定はありません。
さて、私の愛車であるCX-5はちょうど一週間前に4回目の車検が終わり、10年目に入ったディーゼル車です。
SUVタイプのディーゼル車にした理由は、退職後に日本各地を車中泊で旅したいと思ったためですが、これまで北海道に3度行ったため走行距離は13万キロを超えています。
しかし前車のトヨタマークⅡツアラーは、30万Km以上走っていたため(エンジンは一度乗せ換えていますが)、まだこの程度の走行距離では物足りないと思っています。
そうはいっても朝のエンジン始動ではセルが弱弱しく回るのが気がかりで、バッテリー自体は2年前の車検時に交換したのでそろそろ寿命なのかなと思っていましたが、車検時に整備担当の方に尋ねると「バッテリーがダメになると自動的にアイストップ(※アイドリングストップ機構)が効かなくなるので、そうなったら交換してください」と言われ、交換不要だと言われています。
(※もしかしたらセルモーターが交換時期かもしれませんが、、、)
最近のバッテリーは突然死がよくあり、ディーゼル車はバッテリーが上がると再始動が面倒なので、その対策として充電器を1台持っていたいと思ってバッテリー充電器を探しました。
バッテリー充電器は安価なものでは2千円台からありましたが、私の車はISS用のバッテリーなので、それ用の充電器で併せてバッテリーのメンテが可能な物をアマゾンで探して購入したのです。
バッテリーのメンテとは「パルス充電」で、ネットの製品程度のもので効果があるのかは不明ですが、とりあえず購入した充電器は「パルス充電」が可能と謳ったものでした。
パルス充電を行うことで、バッテリー内部に発生するサルフェーション(硫酸塩コロイド)を除去し、バッテリー寿命を延ばす効果が期待できると紹介されていました。
(購入したのは、「メルテック 全自動パルスバッテリー充電器」です)
昨日の午後に配達されたので、さっそくパルス充電を行ってみました。
(久しぶりに開けたエンジンルームは埃にまみれていました)
(説明書には、赤を+端子に、黒を-端子に直付けするようにありました)
(設定をパルスに変えてスタートを押すとパルス充電が始まるようです)
説明書では1時間ほどで終るとありますが、なるほど1時間後に確認に行くと「パルス」から普通の充電の画面に変わっていて、80%の表示が出ていました。
その後、20分ほどで100%に変わっていたので取りはずし、エンジンを始動してみましたが若干はセルモーターの動きが良くなったかなという程度でした。
つまり劇的な効果は実感できないものの、バッテリーはエンジン始動のためだけのものであり、少しでも改善の兆しがあれば、それで十分だということです。
この車で800kmを走行して舞鶴まで行き、北海道でも道東に行くためには400kmほどを往復する必要があるため、正直なところ大丈夫かという不安はあります。
車検はあくまでその時点での「合格」という証になるだけで、その後の不具合はいつ起こるか分からず、特にマツダのリコールは年式で指定されるため既に対象外になっている部分が多く、リコールと同様の症状が発生することが十分予想されます。
丈夫なディーゼル車と思って買いましたが、エンジン以外は同じであり、制御する電子部品が多く使われる分、故障も多くなるようです。
もっとも故障しなければ代替需要などなく、新車購入サイクルが長くなるだけなのでメーカーとしても故障し易いのはダメだけど、一定期間後は壊れるいわゆる「ソニータイマー」的なものを作れるかということなのでしょう。
そのうち車にもナビ同様にChatGPTが付き、ユーザーが「どこか悪い箇所ある?」と尋ねて車両自身から「〇〇を交換してください」と返事されるようになることでしょう。