北海道旅の概略を考えてみる
今日の熊本は雲が多いものの晴れの天気ですが、気温は昼現在で10℃とそこまで温かくはありません。
2月も残り1週間となり、この後は三寒四温というように寒さと温かさが交互にやって来て徐々に春へ向かって行くはずです。
(今日の実家の枝垂れ梅。もうすっかり満開です)
今日は当初からラウンド予定はなく、1人予約でどこかに入ろうかなとは思いましたが、結局やる気が起こらず予約していませんでした。
さて、今年は北海道への旅を計画していますが、大まかな旅の概略を考えてみました。
まず旅の第一の目的を考えましたが、例えば以前紹介した女性ライダーの渡道の目的が礼文島の江戸屋山道をバイクで走るというもので、わずか2~3kmの山道を走る目的だけで広島から北海道の北端までソロツーリングされたのです。
もちろん、それ以外にも様々なことが渡道の意思決定に関わっているのでしょうが、私も1つだけこれだけはというメインの目標を作っておきたいと考えました。
いくつか思い付きましたが、その中の1つである、これまで何度か計画して達成できていないタウシュベツ川橋梁の見学を1番目の目標にしようと思いました。
タウシュベツ川橋梁は、国鉄士幌線が1939年に開通した際に音更川支流のタウシュベツ川に架けられたコンクリート製のアーチ橋です。
その後、1955年に水力発電用の糠平ダムが音更川中流に建設され、ダム湖の糠平湖により水没することになった士幌線の一部は新線が建設され、タウシュベツ橋梁は線路が撤去されたもののアーチ橋はそのまま残されてしまいました。
(ウキペディアにあったタウシュベツ橋梁の画像。すでに士幌線そのものが廃線になっています)
糠平ダムは発電用のダムなので糠平湖の水位は季節により大きく変動し、タウシュベツ橋梁は雪解け水で水位の高い夏場は水中に沈んでいますが、水位の下がった冬から春にかけては湖面に姿を現すため「幻の橋」と呼ばれることになりました。
橋の保存を要望する声もありましたが、立地的な悪さから他のアーチ橋のように「北海道遺産」に登録されることもなく、結果的に厳しい自然の中で朽ち果てて行く運命の橋になってしまいます。
タウシュベツ橋梁は今後いつまで現存できるかは分からず、見学するのであれば今回の機会でしかないものです。
これまでと同様に5月20日過ぎから7月初旬までの約50日間の旅行日程にすると、6月初旬にタウシュベツ橋梁を見学に行くために、滞在予定地の上砂川町から向かうことになります。
見学は有料のツアーがあり、そちらを利用する予定ですが、ツアーは糠平温泉を早朝に出発するため前日までに上士幌に着く必要があります。
上士幌までは約200kmであり、せっかく上士幌まで行くのであれば上士幌GCでラウンドも入れたいものですが、確か1人予約があっていたように記憶するものの、現在はオープン前なのではっきりはしていません。
また、もう一か所行ってみたいのが根室GCで、ここは日本最東端の9Hのゴルフ場ですが、根室半島の丘陵地にあり、英国のリンクスコース風な趣があるというゴルフ場です。
右にリンクを貼っている「メリーのゴルフ奮戦記(終の住処)」のメリーさんが昨年の夏にラウンドされていて、コースの状況が写真入り(一部動画あり)で紹介されています。
私がラウンドするゴルフ場の選定基準は「安価」という条件だけなので、根室GCは平日だと5千円以下なので、候補になるゴルフ場なのです。
最東端のリンクスコースをビデオカメラで撮影しながらラウンドしてみたいのですが、霧が発生し易い地形のようで、真っ白の中での撮影になるかもしれません。
結局、こうして行きたい場所を挙げてみれば、4年前に計画した十勝の新得町の住宅を拠点にしたほうが合理的な気がしますが、私の北海道のHCである滝川市民ゴルフ場のシニア選手権にも出場したいし、そうなるとどうしても拠点は中空知周辺になってしまうのです。
今回は前回よくラウンドした石狩平原CCへはなかなか行けませんが、メインのゴルフ場を滝川市民ゴルフ場にして、奈井江CCや深川GCにも行ってみたいし、もちろん渡道した3年間は年次会員だったゴルフ5美唄コースでもラウンドしたいと思っています。
上砂川を拠点にしたいと思ったのは、滝川市民ゴルフ場まで15Km弱、ゴルフ5美唄コースまでも17km弱という利便性の良さで、富良野GCまでも1時間余りという場所だったからです。
もっとも体調の不調でラウンド数はそこまで多くならないと思いますが、その分観光を増やし、前回は室蘭本線に乗っただけですが今回は根室本線・富良野線を使ってぐるりと一周してみたいと思っています。
まだ宿泊地が確定していないので実際に行けるかは未定ですが、こうして計画を立てること自体が楽しいことなのです。