三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ロブウエッジを使ってみようかな

 今朝の熊本は、昨夜の雨が上がり快晴の空が広がっていますが、明日から気温が下がり大寒波がやってくるような予報になっていて、明日と明後日の阿蘇ハイランドの早朝ラウンドは早々にキャンセルしています。


 予報を見ると、明日はラウンドの時間帯は雪もしくは雨模様で気温はそこまで下がらないものの、その後に気温が下降して翌25日は極寒の気温になるようで、これではゴルフにならないはずです。

(1月24日の阿蘇ハイランドの天気予報。日中から気温が氷点下になる予報です)


(1月25日の阿蘇ハイランドの天気予報。さすがにマイナス8℃では遭難しそうです)


 さて、私のゴルフではいろいろ欠点は多いのですが、その最大の欠点になる部分がアプローチが打てないというイップス症状です。
 以前は自慢ではないのですが、アプローチ自体には自信があって、同伴者から上手いと褒められることも多く、その分練習もよくやっていました。


 チェリー宇土のメンバーだった頃は、ラウンド後の誰もいない練習グリーンでアプローチとロングパットの練習を1時間以上は毎回やるようにしていて、当時のスタート係はアテスト後に練習に来る私のためにキャディーバッグを玄関に回さずに留め置いてくれたものです。


 その後、いつの頃からかアプローチが打てなくなったのですが、ビデオで見るとバックスイングが上がらない自分の姿を見て愕然としたものです。
 素振りではこのくらいとイメージを出して振りますが、実際にはその半分もクラブが上がらず、そのために切り返し以降で力で打ちに行くようになり、安定性を欠くようになりました。


 ラウンドで同伴者によくなる「アプローチの達人」と名付けた今年74歳になる老人は、スタート前の練習でよくやっているのが1mの距離をウエッジで打つ練習で、私がやって見ても1m以上飛んでしまいます。
 達人はウエッジで球を落としたい場所にほぼ狂いもなく落とせるからピンに寄るものですが、私はそのコントロールがかなりアバウトになります。


         


 よく思うのが、達人のコントロール性は音量ボタンに例えると50段階のステップが付くタイプですが、私の場合は10段階程度のステップしかなく、打ち分ける幅が広いというところです。


 この辺りは感覚の違いなのでステップ幅を狭めることは難しく、だったら同じ振り幅でも
飛ばないようにすればステップ幅が結果的に縮まるのではと考えました。
 つまりアプローチでは飛ばないウエッジを使えばと考えたのです。


 アベレージゴルファーは一般的に飛距離が不足するため、ドライバーはもちろんのことアイアンもいわゆる「飛距離が出る」タイプを使いがちです。
 しかし、ゴルフは決められた場所にある直径108㎜のカップに沈めるための打数を争う競技なので、飛び過ぎるクラブを使用すると最後の方での距離合わせが難しくなります。


 パターはその意味で、距離が出るパターよりも距離が出ないパターの方がショートパットで安心して打てることになり、高速グリーンで戦うPGAツアーでの使用率が高いスコッティキャメロンパターですが、タッチの感触が柔らかいのは弾きすぎないという部分が支持されているのでしょう。


 それと同じ意味で、グリーン上の距離合わせをするウエッジも、飛ばないクラブであれば少々のスイングの強弱による誤差の結果が小さくなるものです。
 私はこれまでウエッジはずっと57度を使っていたものを前回の購入で58度に換えていますが、60度以上のロブウエッジなどは必要ないと考えていました。


 その理由は、58度のフェースを広げると60度以上になるためで、実際にもアプローチでハンドレートで打つ方法を多用するようになったのは、飛ばない打ち方で距離の調整をしようと思ったからです。
 ただこのフェースを開く方法は、開き具合で飛ぶ距離が変化して難しくなるため、だったら最初からロフト角のあるロブウエッジを使ってみれば、フェース操作せずに打てると考えました。

 このクラブはレッスンを受けていた頃に鋤田プロから頂いたキャロウェーの64度ですが、現在は庭で素振り用に使っているものです。
 達人が行う1mの距離もこの64度で打つと出来るもので、一度コースに持って行き、試してみようかなと思っています。