三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私の考え方って変?

 今日も熊本は朝から快晴で、気温は10℃前後と寒いものの、日中には20度まで上がる穏やかな気候になっています。


 JLPGAは最終戦のリコーカップが宮崎県の宮崎CCで開催中ですが、今日が最終日になります。
 この大会に出場しているプロはシード上位や優勝者などで、来シーズンの出場権を心配することはありませんが、シード権を確定できなかったプロは来年の前半のツアー出場権をかけたQTに挑む時期になっています。


 すでにファーストステージは終了していて、兵庫県の有馬カンツリーで開催されたファーストステージC地区では、応援している小橋絵利子プロは4オーバーの25位になって今年もファイナルへ進める20位内に入れず、来年の主戦場はステップアップツアーになりそうです。


 代わって以前の日記で書いた鋤田プロが育て、今年のLPGAプロテストに合格した奥山純菜プロが、7アンダーの1位でファイナルステージへの出場権を獲得しています。
 明後日から開催されるファイナルで50位内に入れれば、来年6月までのツアー出場権がほぼ得られるもので、そうなると一気にスターダムに駆け上がることも可能になるため、今後のゴルフ人生での最大の正念場の4日間になるはずです。


 さて、昨日は一昨日に行った阿蘇ハイランドの1人予約でのラウンド動画をアップし、その後もラウンド後半の編集の続きをしていますが、少し慣れてきたのか作業が早くなりました。


 以前の動画編集は、Windows10付属の「フォト」というアプリを使っていましたが、仕様変更で使い方が変わり、これまでのような方法では上手く操作が出来なくなったのです。
 しかし、調べてみるとスタートメニューの中に「ビデオエディター」という項目があり、こちらを開いてみるとこれまで同様に編集が出来るようになっていました。


 それに気づかずに出来なくなったと思い込み、古くて安価なPower Director18をメルカリで手に入れたのですが、せっかく買ったので現在はPower Director18を利用して編集を行っています。


(一昨日の1番グリーン上でのワンシーン。同伴者の1人が静止してくれず、影がパットのライン上で動いていました)


 今回の動画ではマナー・エチケットの観点で自己検証しているもので、1人予約時の同伴者である某県北のゴルフ場メンバー(研修会員)さんが言った「グリーン上で素振りをしていたら、『プレー中です』と注意され、「エンジョイ」だと書いているのに細かいと思った」という意見を聞き、そう思っていることに私との感覚の違いを感じたことが発端です。


 ゴルフ規則では、まず最初に「1.1 ゴルフゲーム」という項目があり、「ゴルフは球を1つのクラブで打つことによってプレーし」から始まるゴルフそのものの説明が簡単に記されています。
 次に「1.2 プレーヤーの行動基準」の項目があり、この中には次のような文言が書かれています。

(赤い数字や赤いアンダーラインは私が付けたものです) 


 2019年改定前の規則には「ゴルフの精神」という言葉が使われていましたが、それは無くなっているものの、言わんとすることは同じで、審判員がいないゴルフではプレーヤーはこの「行動基準」に沿ってプレーすることが求められ、それは競技・レジャーを問わず、全てのゴルフをプレーする者に求められている普遍的な「精神」なのです。


 私の解釈では、①は「自分自身に関すること」、②は「自分以外の者に関すること」、③は「ゴルフコースに関すること」だと思っています。


 私は、遊びのゴルフに四角四面にルールを適用することまでは求めませんし、仲間内での少々のおふざけは程度問題ですが、許容されてよいと思っています。
 その意味では①の行動基準は、試合などでなければそれぞれのプレーヤーが自分の中で「軽重」を設けても大きな問題はないと考えているのです。


 ルール上は認められていない球の位置を少し動かす行為も、本人がやりたければ1人予約でとやかくクレームを付けるものではなく、少々の処置違反を含めてアバウトでも私は処置方法を尋ねられない限り、本人の適当なやり方に任せます。


 ただゴルフ場では他の客もプレーしているため、あくまでおふざけの影響はその仲間内に留めておくべきで、大声を出してふざけ合う行為は厳に慎むべきだと思います。
 仲間内ではショットの際に一言「右はダメだよ!」と声をかけて惑わせることが当たり前だからといって、知らない1人予約の同伴者に向かって同じことをするのはマズいわけで、本人は「当たり前」と思っていても本来は「非常識」だという行為はゴルフにはそれなりに多いといえます。


 つまり②の行動基準は、遊び・競技の区別に関わらず常に守るべき事項だと思っていて、自分の言動が他者の「迷惑」にならないように気を付ける意識がゴルフをする上では大事なことだと思っているのです。


 基本さえ知っていれば、規則の隅から隅まで知らなくてもゴルフはプレーできるもので、その基本が上に挙げた「行動基準」だと思います。
 1人予約は「遊び」と「真剣」が混在する場合もあるため、「別のプレーヤ-の気を散らさない」ことだけ気を付けていればどうにかなるもので、「誠実な行動」自体は1人予約では大きな比重にはならないと私は思っています。


 それはスコアを胡麻化しても、少々のルール違反を犯しても、それは本人だけの問題であり、同伴者には影響がほとんどないためで、邪魔さえされなければ私はルール無視で手で球を運ぼうと「卵を産もう」と本人が良いのであれば気にはしません。


 1人予約には自己紹介のコメントがありますが、「楽しくプレーしましょう」と書いてあるのに、迷惑行為をする人は多く、それは「楽しく」を仲間内だけに通用する「ワイワイガヤガヤのゴルフ」だと勘違いしているからです。


 世の中にはいろんな考え方の人間がいるため、様々な場所で緩衝材としての「エチケット」や「マナー」が存在しているのであり、ゴルフでも様々な考えでプレーしてる状況を調和させるための方法が「ゴルフにおける」マナーやエチケットだということです。


 無知から同伴者に不快な気持ちを持たせるゴルファーは多く、それは正しいマナーやエチケットを教わっていない悲劇ともいえます。


 余談ですが、①の違反の中で「卵を産む」行為はコンペでもない限り他者には迷惑をかけないけど、時々は見かけるもので、私はそこまでやってスコアに拘ることを内心で冷ややかに笑ってしまいます。
 ただそうした人ほど根が正直なのか、自分を偽ることで後ろめたい気持ちになるようで、その後のプレーがボロボロになるケースが多く、スコア的には決してプラスにはならないものです。
 もっとも中には「息を吐くように誤魔化せる」人もいるようですが、、、。


 こんな考えで、私は動画の中のマナー違反を検証していますが、同伴者が言っていた「エンジョイ派なのに細かい」というタイプなのでしょうか?