三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ハーフは1時間あれば十分だった

 今日は早朝予約で阿蘇ハイランドに行きました。今日も「アプローチの達人」との2サムですが、自宅を5時45分に出て1時間ほどで到着した阿蘇の朝は、気温10℃ほどと初冬の趣きでした。
 5分後に到着した達人も、車外に出て「寒い」というほどで、服装は完全に冬モードになっていましたが、私は暑がりなので防寒下着の上に半袖を着ただけという軽装でした。


 さすがに8月とは違ってこの時期になると早朝組は少なそうで、我々がほぼ1番乗りでしたが、前にはカートが3台ほど停まっていて、まだどのカートにもバッグは乗っていませんでした。
 達人が「もう出る?」と聞いてきたので「お任せします」と答えると、前方のカートを動かしたので、私が我々のカートを前方に出し、出した前方のカートは元の位置に戻しました。


 そのため、今日もぶっつけ本番のラウンドになりましたが、金曜日に雨でキャンセルし、昨日の月曜日は祝日だったので中4日空けてのラウンドになります。


 まだ誰もスタートしていない1番で時計は7時を指していて、その時点で1ラウンド2時間半程度で終われるかなと予想しました。



 1番パー4ではティーショットを大きく左に引っ掛け、左ラフに転がり、前方を2本の杉でグリーン方向がブロックされていましたが、残り110yほどを7鉄で2本の木の間を狙って低く打ち出しました。
 方向良く花道方向へ転がるも、バンカー淵のラフで止まってしまいます。アプローチはバンカー内にスタンスを取り、10yほどを打ちましたが奥に転がり、3mほどのパットが決まりパースタートでした。


 2番パー4は5Wでフェアウェーキープし、アゲインストなので100yをPWで打って左手前のピンの手前1mにナイスオンし、これを決めてバーディーでした。


 3番パー4はドライバーショットは良かったものの、アゲインストのつま先下がりから110yを9鉄でダフってしまいます。
 3打目は中央のピンへ突っ込めず、2mの上りのパーパットはカップ手前で止まるボギーになりました。


 4番パー3は7鉄のショットが当たらず右手前にショートし、9鉄で転がしましたが2mが残り、このパーパットがカップ左を抜けたに見えたものの左奥から転がり戻るラッキーなパーになりました。


 5番パー5はティーショットは完璧でしたが、セカンドを右に打ってしまいます。3オンしての5mのバーディーパットは上りを打てずにカップ手前で止まるパーでした。


 6番パー4はドライバーショットが右に飛んで林の中になり、前方の高い木を超えるセカンドになりましたが、高さを出すと距離が足りないと思ったものの、木を越えなければ話にならないためPWで花道にショートでした。
 ここも9鉄で転がそうとしましたが、思いのほかグリーンが重く、5mほどショートしてパーパットはスライスを打てずにカップ左で止まるボギーでした。


 7番パー4もドライバーショットが右にスライスし、残りエッジまで120yのアゲインストだったので8鉄で打ちましたが、大きくショートでした。
 逆に飛ばないと思ったアプローチは飛んでしまい、左手前の奥から傾斜が強い場所にカップが切ってあり、3m弱のスライスラインを弱めに打ったものの止まらずに2m強も転がってしまいます。
 上りのボギーパットは打てずにカップに届かないダボになりました。


 8番パー3は8鉄のティーショットがシャンクしてしまい、右の池にハマってしまいます。打ち直しを選択し、今度は右奥のピンの右手前にオンしましたが、上りの5mは打ち切れずにカップ手前で止まるダボになりました。


 9番パー5はティーショットは引っ掛け気味でしたがフェアウェーで、セカンドもU4で左に後1m転んだら凹みに落ちるラフでした。
 残り100yを52度でダフリ、手前から9鉄で花道を転がり上げて手前のピンに1m弱に寄せるパーでした。


前半は1バーディー・2ボギー・2ダボのスコア41の15パットでした。


 9番を終わってカートのナビに付いているラウンド所要時間を確認したら、57分と出ていて、達人はいつもの調子でしたが、私がバタバタしたラウンドだったので、もっと時間がかかっているかに感じたものの1時間内でラウンドできたものです。


 後半も誰もいないインに向かいますが、この頃からコース上にコース管理の方々の姿を見るようになり、グリーン整備が終わるまでティーで待ったり、反対に後ろから散水車に迫られて急いだりとコース整備の合間を縫ってのラウンドになりました。


 10番パー4はドライバーショットは当たったものの、残り110yのアゲインストを9鉄でしっかり打ったけど大きくショートして手前の凹みでした。
 達人もショートしていて、冷たい風で飛距離が出ないように感じ、冬場のラウンドのようになっています。
 傾斜からのアプローチをトップし、グリーン奥から下り傾斜が強いアプローチは今度は上手く打てカップインする直前で止まるボギーでした。


 11番パー3は6鉄のショットが大きくスライスして右バンカーインでした。中央のピンへ右から回そうとして失敗したため、距離のあるバンカーショットになり、これはグリーンに届かず、右からのアプローチは2mオーバーになり、これを外すダボになりました。


 12番パー4は5鉄でナイスショットしましたが、アゲインストの中、大きめの8鉄で左のピンに対し右手前にオンでした。
 長いバーディーパットは1m弱オーバーしたものの、軽いスライスラインを決めてパーゲットでした。


 13番パー4も5鉄で打ち、右ラフから左目の中央のピンに対して右手前にオンし、ここも10mほどのパットを寄せてパーゲットでした。


 14番パー5は、フォローなのにドライバーショットがあまり飛ばず、セカンドはU4でフェアウェーに刻みます。
 残り70yを52度でダフり、4打目は9鉄で左手前のピンに花道から転がし上げる寄せで、見ていた達人から「上手い!」と褒められたパーでした。


 15番パー4はフェアウェーから手応え良く2オンしましたが、グリーンに上って見ると思ったよりピンが奥目で、スライスするかなと思った6mのバーディーパットはあまり切れずにカップ左で止まるパーに終わります。


 16番パー4は5Wのティーショットがスライスせず真っすぐ飛んで右ドックのコースを突き抜けたラフでした。
 8鉄でフックを掛けますが、曲がりが弱く、エッジからパターで5mを狙いましたが、カップ左に外すパーでした。


 17番パー3は、8鉄のショットが風に負け、右手前のやや凹んでいるラフでした。達人が「ここは修理地指定にしないといけない」と言っているほど球が集まりやすい場所で、部分的に芝の張替えが行われていますがベアグランドもあるような場所です。
 9鉄の寄せは弱めで、4mのパーパットはこれもショートするボギーになりました。


 18番パー5はフォローの風ですが、ティーショットがスライスになり、距離が出ません。しっかり当たれば残り200y付近まで飛ぶはずですが、今日は225yほど残り5Wをセカンドで選択しましたが、トップ目になり花道にショートします。
 ここも9鉄で転がし上げ、グリーンに上って見ると1m弱に寄るバーディーでした。


 後半は1バーディー・2ボギー1ダボのスコア39の14パットでした。通算はスコア80で29パトです。

 18番をホールアウトしてカートに戻って経過時間を確認しました。偶然にも後半も経過時間は前半と同じ57分と出ていて、アウトインともに各1時間はかからなかったものです。
 特に急いだわけではなく、それどころか私が結構バタバタしていて、1時間5分くらいのペースだと思っていたので、1時間を切ってびっくりしたほどです。


 確かにトップスタートだし、2サムで達人はフロントティー使用なので、ティーでのショット順に迷うこともなく、先にフロントティーで待機した鉄人のショット後に私がカートで拾っていくため、どちらが先に打つとかどちらが運転するとか全くの迷いがないものです。


 コース内のカート乗り入れも可能なので、前でプレーする組がいなければ1時間でハーフは終えれるものだと分かりました。
 きっとお互いが急ぐ意識を持っていれば、50分程度で終えそうですが、急いで終わっても良いことは何もないので、これが通常の2人でラウンドする所要時間なのでしょう。


 ハーフ2時間かかるようなラウンドでは、実に1時間をただ待つだけになるもので、皆が無駄な時間を作らずにプレーできていれば、100叩きの4バッグであっても所要時間はハーフ1時間40分もあれば十分なはずです。


 要は無駄な時間を多く作るからトータル時間が多くなるもので、100叩きでも1プレーに20秒かけたとして、20秒×100打=2000秒=33,3分が1人の実質的な1ラウンドにおけるプレー時間なので、ハーフでは17分という計算です。


 17分×4人=68分=1時間8分ですが、他者のプレーの時間内に準備を行っていれば、2人目以降は1打20秒という時間はもっと短縮できるものです。
 それ以外の時間を30分あまりも取っていますが、こちらももっと短縮できるはずです。


 移動のカートを効率よく使うことは必須事項ですが、遅い組ほどカートの動きが効率悪いように見えるもので、何事も要領よくやることはテンポよいラウンドには大事なことなのです。


 私は無駄な時間を削ぎ落すことが出来ないゴルファーは、無駄なスコアを削ぎ落すことも同じように出来ないと思っていて、事前準備が出来ないゴルファーが多いからスコアメークも出来ないゴルファーが多くなっていると思っています。


 たった1人の何気ない無駄な動きの積み重ねが、結果的に後続組に多くの時間を待たせることになるもので、自分の動きが後続組に迷惑をかけているかどうか、常に後続組の動向に気を配ることが出来るようになれば、アベレージゴルファーを卒業できるのかもしれません。