三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

4連チャン目は雨で中止

 今日は阿蘇ハイランドで今週4連チャンになる早朝ラウンドを予定していましたが、天気予報が雨になったため、同伴者の「アプローチの達人」と相談し、今朝5時過ぎに中止を決定しています。


 朝は一応ゴルフ場へ向かう予定で5時前に起床しましたが、雨の降っている感はなかったものの、道路を走る車のタイヤの音が水を跳ねる音だったので雨模様とは分かり、カーテンを開けて外を眺めてみると一面霧がかかったような状況で、熊本がこの感じだったら阿蘇はもっと酷いだろうと予想しました。


(気温も午前中は15℃で日中も20℃を越えない予報で、阿蘇はすっかり秋になりました)


 楽天GORAの阿蘇ハイランドの今朝の天気予報では、ラウンド予定の7時から11時まではずっと雨になっていて、元々雨のラウンドはされない達人なので、4連チャン目でもあるし私から「中止にしませんか?」と連絡し、中止が決まりました。


 この画像は今朝6時半頃の金峰山の様子です。すでに5時頃の霧は晴れていましたが、金峰山の山頂付近にはまだ雲がかかっていて、私はこの金峰山(一の岳)の様子を見て阿蘇の天気を予想します。


 それは金峰山の一の岳(標高665m)が阿蘇ハイランドゴルフ場がある阿蘇乙姫(標高675m)とほぼ同じような標高だからで、特に冬場はゴルフ場に積雪があるかどうかは金峰山の山頂を見て判断しています。


 金峰山は阿蘇と同じカルデラ式の火山ですが、現在は噴火はしていないものの、一の岳山頂付近に火口跡があります。
 金峰山は阿蘇よりも古い時代の火山とのことで、外輪山に当たる二の岳・三の岳がまず噴火して、最後に一の岳が噴火したとのことです。


 一の岳が一般に熊本市民には「金峰山」と呼ばれて親しまれていますが、一の岳は先に書いた通り標高665mであるのに対し、二の岳685m、三の岳681mと別の峰の方が標高が高いのも特徴になります。


 一の岳が「金峰山」と呼ばれる理由が、熊本市内から西北側に綺麗に見えることと、山頂にテレビ電波の中継塔が作られ、山頂には展望台も作られているハイキングコースになることもありますが、テレビの放送終了時に「金峰山送信所から」的なコメントがあっていて、「金峰山=一の岳」と認識されたのかもしれません。


 中継塔の管理のためか北斜面に道路も狭いながらも整備されていて、車で山頂まで上ることも可能ですが、市民にとっては金峰山は手軽なハイキングコースになっていて、金峰山登山は近隣の小中学校では以前はよく行われていました。

(「さるすべり」は岩がごろごろしていて、以前は岩に掴まりながら登っていましたが、現在も上って大丈夫なのでしょうか?)


 金峰山登山の最大の難所が、一の岳の山裾から一気に直線的に崖を上るルートになる通称「さるすべり」で、最大傾斜角度50度を超える岩だらけの急傾斜です。
 猿も滑るほどの急斜面ということから名づけられましたが、「さるすべり」に沿ってジグザグに上る一般登山道もあるものの、私が子どもの時はもちろん「さるすべり」ルートでした。

(「さるすべり」は落石の危険があり、正規の登山道を歩くよう注意喚起の看板があるようです)


 私の記憶では、「さるすべり」箇所は、樹木は一切ない岩だらけの急斜面でしたが、それから年月が経ち、現在は樹木に覆われてしまったようです。
 ただ今から考えると、当時は落石の危険性が現在より高かったもので、そこを小学生がヘルメットも被らずに上っていてよく事故が起きなかったと今更ながら思うものです。


 きっと今の小学生は「さるすべり」を上ることは危険防止の観点から禁止されているのかもと思っていましたが、保育園行事の下見で「さるすべり」を上った様子がYouTubeにアップされていて、保育園児も「さるすべり」を上っていることが分かり、禁止されていませんでした。


 この動画を見ると私の記憶にある「さるすべり」の光景とは大きく違っていて、以前は見通しが良く麓まで見えていたものが、現在は樹木ですっかり展望がなくなっています。

(登山家「ヤマちゃん」さんが発信している「九州山大学のYouTube」の一つ)


 登山家「ヤマちゃん」さんは、熊本で登山サークルを運営されている方のようで、九州の身近な山をYouTubeで紹介されています。
 保育園の一保護者がカメラ片手に「さるすべり」を楽々登れることに驚きでしたが、熊本のローカル放送のテレビ番組内でも紹介されている有名な登山家だと分かり、なるほどと思ったものです。


 私も今でこそ山歩きなどできない身体になっていますが、以前は職場の登山サークルに入り、毎月のように県内や近県の山歩きに出かけていたものです。
 「ヤマちゃん」さんのYouTubeにチャンネル登録して、アップされた動画をこれから見て行くことにします。