三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

台風の置き土産は秋だった

 今朝の熊本は晴れ間が広がっていますが、気温が18℃と肌寒く、寝ているときは掛け布団が欲しくなるようでした。
 今日の熊本の最高気温の予想は28度とまだ高いのですが、台風14号の置き土産は「秋」だったのかもしれず、やっと暑い夏が終わり秋にシフトチェンジするのかもしれません。


 ただ台風は今朝未明に新潟県に再上陸したようで、985hPaの勢力で北北東に向かい東北地方を横断したようですが、その経路近くには実姉が住む山形もあったので、被害がなかったのか心配しています。
 今回の台風14号の特徴が、台風本体が通る進路の近くでは思ったほど風が強くなく、反対に離れた場所の方が強風が吹き荒れたことです。


 ネットニュースにも同様のことが書かれていて、その理由が通常の台風の場合は中心に近い部分の気圧降下が一番大きいため中心付近で最大風速を記録するものですが、今回の14号は中心部分に気圧の傾きが緩い部分があり、ちょうど台風の目のような状態が長く続く部分があったことです。


 今回の台風14号は、熊本にとって危険な天草を通るルートでしたが、天草の西方沖ではなく有明海を通るルートだったため中心に近く、接近や通過時はそのことに気付かないような小康状態だったのです。
 そのため、風台風ではなく雨台風だと思っていましたが、台風が離れてから強烈な吹き戻しが始まり、台風が本州に近い北九州市辺りに位置していても強風は収まらず、昨日の夕方まで続いたものでした。


 九州では台風が通過する鹿児島~熊本~佐賀~福岡の地域より、離れた鹿児島東部から宮崎・大分に大雨が降り、強風は通過後しばらくして吹き荒れるという普段の台風とはやや異なったものでしたが、当初に発せられた「経験したことにない」という警告は、通過してから風が強くなった部分はまさにその通りで、これまでの経験が役に立たない台風がこれからは数多くやってくるのかなと心配します。


 それでも今回は特に大きな被害がなかったことが幸いですが、まだこれからが台風シーズンであり、これまで20号辺りまでが九州に影響を与えた経験はあるものの、日本近海で発生して急速に発達するという14号のような台風がこれからも多くなることは予想され、こうした傾向は温暖化の影響なのでしょうか。