三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

猛烈な台風14号がやってきそうだ

 今日の熊本は曇の空模様です。九州に向かっている台風14号は、中心気圧が910hPaまで下がっているようで、接近する台風としては近年稀にみる勢力だということです。


 これまで日本上陸時に一番気圧が低かったのは、1934年9月21日に高知県室戸岬付近に上陸した室戸台風で、911.6hPaでした。
 今回の台風は平成3年のリンゴ台風と呼ばれた18号台風と似たようなルートを取るようでで、18号台風が長崎県佐世保に上陸した際は940hPaでしたが、今回の14号もは9日未明の佐世保付近で945hPaの予想です。

(左はリンゴ台風のルートで右は今回の14号の進路予想)


 熊本にとっては最悪の天草ルートを取るようで、熊本県の大半は台風進行方向の右側になるため、風の強さがより増すことになります。
 リンゴ台風の際は、県内の電柱が悉く倒れてしまい、長期間の停電が発生しましたが、その時の被害の教訓から電柱そのものの強化はなされているはずです。


 我が家の敷地内にある電柱も、その後に交換されていて、29年前とは被害の程度は違うはずですが、建物はそうではなく、南側の斜め前にある貸家はすでに老朽化していて、瓦が飛んで来そうな恐れはあります。

(こちらが南の方角。左の古い貸家が気になります。2軒長屋が3棟あったものが老朽化して1棟はすでに取り壊されましたが、まだ2棟が残っています)

(屋根瓦は強風では簡単に飛ばされそうです)


 ただ接近時の風向きは、東風になると思われ、平成3年の台風15号と18号では南側に接する民家の瓦が東から西に紙吹雪のように飛んでいくのを目撃したものです。
(一つ上の画像の右の家の屋根瓦が左から右に剥がれるように飛ばされていました)


 幸い、東側に位置する隣家が今年になって新築になったばかりで、これまでのように古い家だったら瓦が飛んで被害を受ける恐れもあったのですが、そこは大丈夫そうで、逆に堅牢な建物で風をブロックしてくれるのではと期待しています。


 反対に我が家の瓦が飛んで隣の実家に被害を与えることを心配していて、平屋だったら屋根に上って補強も出来ますが、すでに雨も降り出したので高い二階の屋根に上っての補強は困難になっています。
 10年ほど前に、屋根の塗装替えをした際に、朽ちた釘をステンレス製に交換して打ち直してもらっているはずですが、現場を確認していないので、どれだけ効果があるかは分かりません。


 東側の隣家が平屋なので、我が家の2階はそのまま強風を受けるもので、築28年になるため台風にどれだけ耐えれるのか心配しています。
 台風接近は明日の夜から明後日の未明なので、今日のうちに対策をしておくべきですが、雨が降り始めたので、窓の補強などはテープで貼る発泡スチロールの板で行うため、テープの粘着力が落ちるのではと危惧しています。


 どちらにしても、当初の予報より勢力を増した台風なので、何らかの対策は必要です。