三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

パソコンのメモリを増設してみる

 今日の熊本は朝から好天で、気温も上昇中です。心配していた台風12号の進路は、九州には近づかない予報になっていて、明後日の復活ラウンドは今のところ大丈夫そうな感じです。


 さて、昨日は心臓のカテーテル治療を受けた済生会病院を退院しましたが、入院前にネットで注文していたメモリが、昨日の午前中に配達されていて、それを使って古いパソコンのメモリ増設を試みることにしました。

(今回は5年保証などが付いていた台湾製のRAMMAXのメモリを選びました)


 5日の日記では、FMVのストレージをHDDからSSDに交換したことを書きましたが、今回はもう一台の最近はメインで使っているVersaProのメモリを増設することにしたのです。


 FMVのことをいろいろ調べた際についでにVersaProのことを調べてみると、メモリが4GBになっていて、スロットのうち1つが空きになっていることに気づきました。
 タスクマネージャーで調べたメモリーのパフォーマンスが80%を超えていて、さすがに負荷がかかり過ぎかもと素人考えで心配しました。


 それでメモリを空いているスロットに1枚加えて8GBにしようと考えましたが、メモリには相性のようなものがあるとネットに注意書きがあり、併せてデュアルチャネルの恩恵を受けたいとも思い、古いメモリを抜いて新しい4GBの2枚組に付け替えようと考え、ネットで購入するためメモリを探しました。


 しかし、メモリには、いろんな種類があるようで、単に4GBだからといって全てが自分のVersaProに装着できるものではないことが分かります。


 まず、そもそもの知識として交換しようとするメモリとはDIMM(Dual In-line Memory Module)と呼ばれているものを指し、その中にも主にノートパソコンに使われるSO‐DIMM(Small Outline Dual In-line Memory Module)があることを知りました。
 以前はSIMM(Single Inline Memory Module)でしたが、現在はDIMMが主流になっています。
 ちなみにSIMMを私はスマホのSIMカードと同じものかなと思いましたが、こちらは(Subscriber Identity Module Card)と呼ばれるものです。


 DIMMの規格として、DDR、DDR2、DDR3、DDR4などがあり、最近のパソコンに使われているのはDDR4ですが、VersaProはかなり古い機種になるため、DDR3になるようです。
 この数字が違うと、スロットに装着自体が出来ないため、間違えないように私はDDR3から選ばないといけないことまではどうにか分かりました。


 ただDDR3であっても、転送速度の違いでさらに細かく分類され
  DDR3-1066(PC3-8500)
  DDR3-1333(PC3-10600)
  DDR3-1600(PC3-12800)とあり、こうなると訳が分からなくなってしまいます。


 そこで装着されているメモリを参考にすればよいと思いました。既に付いているものと同じ品番なら間違えないだろうという考えからでした。

 装着されていたメモリには「PC3L‐12800」とあります。「L」は低電圧という意味で、ノートパソコンによく使われるもので、これも選択する条件になります。


 このことから私が買うべきメモリは、PC3L-12800(DDR3L 1600)で良いだろうと見当を付けました。


 もう一つ心配だったのが、古い機種では増設は4GBまでという制限があることがネットに書いてあり、そもそもメモリを4GBよりも増やせるかということでしたが、これもネットで調べてVersaProは第2世代のi7(64ビット機)だから4GBを越える増設は大丈夫だと分かりました。


 それで該当するメモリの金額をネットで調べ、あまりに高いものであれば購入は諦めるつもりでしたが、たまたま前回のストレージ購入のようにマイナポイントの残り範囲内で購入可能な4GB2枚セットがいくつかあり、保証などがついていた冒頭のRAMMAXを注文したのです。

 まず装着してあった古いメモリを外し、新しいメモリに交換します。

 下側から装着し、上側をはめ込みます。メモリの交換自体はあっという間に終わりました。


 蓋を元に戻し、ケーブルを繋いで起動させましたが、ロゴマークが出るまで少しドキドキしたものの、パソコンはいつものように普通に起動しました。
 PCのプロパティーを確認すると、確かにRAMがこれまでの4GBから8GBに増えていたので、増設したメモリもきちんと認識されていることが分かります。

 「CPU-Z」というアプリでも調べてみると、メモリは8GBで「Dual」と表示されていて、デュアルチャネルにもなっているのだろうと思っています。


 今回のメモリ増設は、単にスロットが空いているのでもう1枚増設しようと思ったことが始まりで、特に性能アップを目指したものではありません。
 タスクマネージャーのパフォーマンスを確認しても、今現在のメモリは43%前後で推移していて、数字的には余裕があるのかなと勝手に思っています。


 今回も訳が分からないままメモリ交換をしましたが、交換自体はとても簡単だったものの正しい品番を購入するのに手間取り、自分の知識の無さにガッカリでしたが、こうした機会で調べることで少しずつは知識が深まるものです。