動画で紹介する阿蘇ハイランドの13番コース
今日も熊本は朝から晴天で、午後からの気温は35℃以上と暑い一日になっています。気になっていた台風12号は、予報進路が西に向いているので九州への直接的な影響はないものの、夏のような天気になっているのは、台風による間接的な影響かもしれません。
(ハワイにある米軍合同台風警報センターが発表する台風情報なので、日本時間は位置情報の時刻に時差の9時間を加算する必要があります)
さて、阿蘇ハイランドのコースを動画で紹介するシリーズですが、今回の13番パー4は打ち下ろしになる350y前後のパー4です。
13番の特徴は、かなりの打ち下ろしホールなので、ドライバー使用だとグリーン近くまで運べることもありますが、コースは右1ペナで左はOBがある大きく凹むラフになり、傾斜で転がりやすいため、止まらずトラブルになりやすいものです。
グリーンも縦長で左右は狭くすぐに傾斜があり、グリーンオンできなければ右は凹みのラフ、左はOBとセカンド以降でもトラブルになりやすいホールです。
グリーンは一見して2段グリーンに見えますが、実際は中央が凹む形状で、手前から奥のピンへ上りと勘違いしてしっかり打ってしまうと大オーバーするもので、同様の理由からアプローチも奥のピンへはセンター付近を狙ってちょうど良いものです。
短めのホールだからどうしても簡単そうに思えますが、残った動画を見るとかなり苦戦していることが分かり、「チャンスホール」ではないことがよく分かります。
2020年5月のラウンド。ピン位置は④の中央寄りです。ティーショットをミスり、ミスがミスを呼ぶ展開になり、結果的にダボになってしまったのは、3打目できちんとグリーンオンができなかったためです。
2020年7月のラウンド。ピン位置は④の右寄りで、U4で右ラフでしたが、このホールは右目に打って斜面でフェアウェー側に戻す攻めが安全です。
セカンドは右カラーに外したものの、パターでのアプローチがカップインするラッキーなバーディーになりました。
2020年8月のラウンド。ピン位置は③で、手前にオンしてファーストパットを打ってしまい、返しを外すボギーにしています。
2020年8月のラウンド。ピン位置は中央で、セカンドをシャンクしてしまい、精神的に落ち込んでいます。
同伴者の達人がトラブルになりそうな場所から飄々とパーを獲っているのに対し、ミスの多い自分のゴルフに凹んでいたのですが、いつものことなので「ボギーで良し」と思うべきでした。
2020年8月のラウンド。ピン位置は①でセカンドをトップして奥にオンし、長いパットを寄せきれず3パットするボギーになりました。
2020年8月のラウンド。ピン位置は④辺りで、右からのバーディーパットを打ちすぎ、返しも外すボギーにしています。
2022年3月のラウンド。ピン位置は④の奥目で、セカンドは手前から転がしてオンさせましたが、バーディーパットは右に切れるパーでした。
2022年3月のラウンド。ピン位置は②の中央寄りで、バーディーチャンスでしたが、カップ右を抜けてしまうパーに終わります。
2022年3月のラウンド。ピン位置は①で、セカンドを右ラフから左に零し、ここはアプローチが上手く寄りパーゲットでした。
13番はティーショットがカギになり、距離を出してラフから短いアプローチショットを残すか、それなりの距離が残ってもフェアウェーから打つかで判断を迷わされます。
これはどうしても内心に「チャンスホール」という意識があるからで、冷静に考えれば、距離を欲張らずに打ちやすい場所からセカンドを打った方が良いと思いますが、ラウンド中はドライバーで打ってバーディーチャンスにという内心からの誘惑もあり、それを抑えられるかがポイントになります。
実際にもグリーン上の読みが難しく、チャンスでもなかなか決めきれないところから、無難に過ぎて行くホールという位置づけの方がよいのかもしれません。