三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

CT検査の結果でカテーテル検査・治療を決める

 今日は数日前の秋の気配はどこへやら、一気に猛烈な暑さが戻っていますが、当初は大した勢力にならないという予報だった台風11号の影響のようです。
 台風11号は、南海上を西に向かって成長しながら進行し、猛烈な勢力になった後に場合によっては九州に接近するかもしれず、今後の進路に細心の注意が必要になっています。


 今日30日は、済生会病院でのCT検査が決まっていたので、朝から食事を摂らずに病院に行ってきました。
 前回のトレッドミル検査で、狭心症が疑われ、CTによる精密検査をしてみようとなっていたのです。


 病院には早目の8時40分に到着し、受診カードでチェックインして機械から出てきた日程が書かれた案内票に沿って採血室に行きましたが、実はその前に外来受付が必要だったようです。
 自動チェックインを使っても受付をする必要があるのであれば、わざわざ自動チェックインなど必要なく、そのまま受付に受診カードを提出すればよいと勝手に思っていましたが、この辺りは慣れていないのでシステムがよく分かっていませんでした。


(チェックインの機械から出てきた本日の案内票。受付に保険証と共に提出するように書かれていましたが、ここを見落としました)


 採血後に指示されたとおりに受付に案内票を出すと、保険証が前回と変わっていないか確認され、しばらく待っていると看護師から今日の検査の説明がありました。
 CT検査では、造影剤を血管内に入れられるため、そのことについての説明や注意事項などですが、検査結果が出るまで3時間ほどかかるため、やはり診察は午後からになるようです。


 待合室で10時20分まで延々と待つと、名前を呼ばれ、まず造影剤を点滴で入れるための下準備があり、右腕に注射針でチューブを繋がれました。

 これは1階の処置室でされたものですが、このまま荷物を持って2階のCT室に向かい、ここでも椅子に座ってしばらく待たされます。
 順番になると、部屋の中に入り、大きな輪っかのCT機械の中に足を向けて仰向けに寝ると、胸に心電図、左腕に血圧計を装着され、いよいよCT検査が始まりました。


 最初から造影剤を入れるのかなと思いましたが、そうではなく最初はそのまま息を止めるようなアナウンスに合わせて、ちょうどX線撮影するような感じで進んで行きます。
 最後に造影剤を今から入れると看護師から言われ、身体が熱くなりますからと注意を受けましたが、なるほどお腹を中心に熱を感じましたがすぐに収まるものでした。


 CT検査は腕を頭の上で固定したまま、痛みも何もなく終わってしまい、もっと時間がかかるのかなと思っていましたが、時間も15分から20分ほどだったようです。


 その後は別の部屋に行って動脈硬化度検査がありましたが、こちらは両腕両足首に血圧測定用の「カフ」を装着し、かなり強い力で2回ほど圧迫されて計測するものでした。


 これらの検査が終わり、まだ11時半前でしたが、検査結果が出るのには時間がかかるようで診察は14時からと言われ、その間に昼食を取るため院内のイートインの弁当屋に行きました。

(チキンカツと書いてあるのに、蓋に貼り付けられていた「とんかつソース」の文字を見てとんかつ弁当だと勘違いしてしまいます。既にレンチンをお願いした後だったので交換はできません)


 しかし、自分ではとんかつ弁当を買ったつもりが、チキンカツ弁当を持っていて、食べようとするまで気付かないうっかりがあり、私はチキンは苦手なので、結局ご飯を高菜とサラダで食べる羽目になりました。


 造影剤を早く体外に排出させるため、水分を多く摂るように言われ、自宅からミネラルウォーターを2本持って行きましたが、その影響からがトイレも近くなり、待っている間はトイレにちょくちょく向かうことにもなりました。


 14時になると待合室のモニターに私の受付番号が表示され、指示された部屋に入ると前回の医師がCT検査の結果について説明してくれました。
 心臓にある3本の動脈のうち1本に括れた部分があり、そこで血流が悪くなり胸の痛みが出ているのだろうということです。


 医師によれば、症状も出ているし、早目に治療をした方が良いという意見で、右手首の動脈から検査用のカテーテルを注入し、大丈夫そうなら、そのまま治療用カテーテルに換えて空気で血管を膨らまし金属製の輪っかを細い部分に挿入するとのことでした。


 このままでは安心してゴルフにも行けないため、医師の勧め通りに来週の金曜日にカテーテル治療を行うことにしました。
 もともとの説明では、CT検査をせずに一気にカテーテル検査をする方法もあったのですが、危険性の少ないCT検査をやってみて様子を見てみようとなったもので、もしかしたら薬での治療選択もあったのですが、一昨日も症状が出ていたため、カテーテル治療を勧められたものです。


 診察の終わりに質問は?と尋ねられ、明日ゴルフに行っても良いか尋ねましたが、医師の答えは症状がラウンド中に出るかもしれず、場合によっては救急車要請になるかもしれず、お勧めはしないというものでした。


 そのため、「アプローチの達人」にlineで明日と来週のラウンド全てをキャンセルしてもらえるようにお願いし、2日・5日・6日・7日のラウンドがキャンセルになりました。


 カテーテル治療は局所麻酔で行うもので、そこまで怖さはありませんが、心臓の血管まで細い管を挿入されるもので、絶対はなくリスクはそれなりにあるものです。
 ただ怖がってもこればかりは仕方なく、最新医療を信じて治療を受けることになりましたが、入院はその夜だけで良いとのことで1泊2日の入院になるようです。


 鋤田プロは同じ済生会病院で「ダビンチ」という方法で心臓弁の手術を昨年されましたが、これは心臓を停止させて行うもので、プロによると一時は手術を途中で止め、いったんは蘇生したものの、再度チャレンジして成功したと術後に医師から説明されたそうです。


 事前にプロは準備万端に生前葬をしていますが、遺書まで作成して手術に臨まれたもので、復帰後は「二度死んだ」と笑って言っていました。
 私の場合は、局所麻酔でもあり、そこまでの大手術ではないと思っていますが、心臓の血管を扱うもので、もしかしたらと少しは心配はしています。


 もっともこれも運命だし、治療をしなければいつ発作でどうなるか分からないものなので、ここはやるしかないというものです。