三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

なんだかウマの合わない同伴者

今日も楽天1人予約の「2人目まで誰でも無料」プランで阿蘇グランビリィオゴルフ場に行ってきました。
毎度のことですが今朝も微熱があり、薬を服用しましたが、やはりスタート時はショットが当たりません。
薬の影響なのか、それとも別の理由があるのか分かりませんが、今日も苦しいラウンドになりました。

1時間前に着いたら、既に同伴者のバッグが積み込まれています。同伴者は初めて見る人で、スコアレベルは100とあり、年齢は60台とのことで意気込みに「楽しく回る。」と書いてありました。


前が空いていたのでスタートできるかと、同伴者がスタート室に聞きに行きましたが、やはり時間通りのスタートだと言われ、「時間があるから打ちっぱなし練習場に行ってくる。」と私に告げて行かれました。
私はパター練習とアプローチ練習をしながら時間を待ちます。


私はスタート30分前には疲れてカートに戻りましたが、同伴者は同じころ、入れ違いに練習グリーンに降りて行きました。
パット練習は10分程度で終わるかなと思ったら、スタート前10分になってもまだ練習グリーンにいます。
さすがにカートから降りてストレッチする様子を見せて、そろそろスタート時間ということをアピールしますが、全く帰ってくる素振りは見えません。


結局、5分前に帰ってきて、カートの運転の注意事項にサインするよう言ってサインしてもらい、私がその紙をスタート室に持って行ってやっとスタートのOKをもらいました。


見た目が年上っぽく、向こうも自分が年長だという雰囲気を漂わせています。


1番ティーで「どこから打つ?」と聞かれ、「レギュラーからでいいでしょう?」と答え、「年齢はおいくつですか?」と併せて尋ねました。
すると「61」という答えがあり、見た目が老けていると感じました。
「私はあと1週間で63になります。」と告げましたが、興味なさそうです。


籤を引き私がオナーになり、いつものように19度UTで打ったら大きくフックしてしまいます。
手応え的には左のラフで大丈夫と思いましたが、「ここはプレ4がないから打ち直し。」と言われてしまいます。
同伴者はドライバーでフェアウェーキープでしたが、「どうせ曲がるならドライバーでしっかり打った方がいい。」と言われてしまいます。


ムカついたのでつい「ホールごとに攻め方を考えてクラブ選択をしています。」と言ってしまいますが、それで相手もちょっとムッとされたのかもしれません。


暫定球は左目のフェアウェーでしたが、初球はやはりラフにあり助かっていました。
先に近くのフェアウェーからセカンドを同伴者が打って、グリーンを大きくオーバーしてしまいます。
私がセカンドを打とうとするまで、「距離がおかしい。なんで?」と何度もつぶやかれます。


私のショットはラフに食われショートし、3打目でピンの奥1.5mに付きました。同伴者の奥からのアプローチはかなりショートし、私より遠い同じようなラインの3mほどでしたが、それを上手く入れてパーゲットされました。
私の1.5mは最後に左に切れ、ボギーでした。
すると「真っすぐのラインだったのに。」と言われてしまいます。


2番ではオナーで最初にどフックを打たれましたが、私のティショットはチョロになってしまいます。
6Iでセカンドを打ったら右のラフで、そこからPWで2段グリーンの下にオンしてしまいました。
同伴者もセカンドはショートし、アプローチも私と同様に段下の長いパーパットが残ります。
最初に私のパーパットは強めになり、返しも外す3パットのダボでした。同伴者は同じように右にパーパットを外しますが、次をどうにか入れてボギーで凌ぎました。


この同伴者はとにかくうるさいの一語です。自分のミスショットに長々と講釈を垂れ、年下なのに偉そうな態度を取られます。
出来る限り無視していましたが、私はショットが当たらず四苦八苦している最中で、楽しくないゴルフになったなと思い始めました。


3番パー5ではティーショットを私は右の木の下のラフに打ち込み、同伴者はフェアウェーでした。
私が6Iでフェアウェーに運び、同伴者はウッドで大きくフックを打ち左の林の中でした。
私の9Iでのショットはまったく当たらず大きくフックし、バンカー先の深いラフに掴まります。
これは出ないだろうと思い切って打ったら見事にオンし、2パットのボギーで凌ぎました。
同伴者は林からいったん出し、フェアウェーから4打目をダフり、5打目のアプローチでグリーン奥に付け、2パットのダボでしたが、1番・2番であったスコアの申告がありません。


次の4番はパー3ですが、スコアの申告を聞かずにさっさとティーにクラブを持って向かいました。
何か言われるかなと思いましたが、特に言われることはなく、4番はお互いパーで終わりました。


5番パー4は、お互いフェアウェーから私が2オン2パットのパー、同伴者は手前にセカンドを外し、奥のピンにパターで寄せましたがオーバーし、返しもパターで寄せてボギーでした。
ここのボギーは「ボギー」と申告されます。


6番パー4は私が先にコースなりのフェードでナイスショットし、同伴者はトップ気味に左目のフェアウェーです。
ここでもショットミスをグダグダと言い続けます。
私はセカンドを右奥に外し、アプローチも寄らず、パットも入らずのボギーで同伴者も同様に3オン2パットのボギーでした。


7番パー3では私が9Iで手前にショートすると、「アゲインストだから大きめのクラブで打たなくちゃ。」と言われます。
同伴者のショットはフックしましたが、グリーンの左にナイスオンされました。
私のアプローチはピンの奥2m弱まで突っ込んでしまい、同伴者のバーディーパットはショートし、お先にのパーで、「ナイスパー」と声かけしました。
私のパーパットは下りを真ん中から入れましたが、「入らなかったら、かなりオーバーしていた。」と言われてしまいます。
パーの時くらいは「ナイスパー」の声かけをしてくれてもいいのにと思いました。


8番パー4も私のショットは右目のフェアウェーで、8Iでピン筋に打ちピンの左手前3mにナイスオンでしたが、バーディーパットは打ち切れずカップ手前で右に切れパーに終わりました。
ここでも「ナイスパー」という声はなく、「弱いと切れるな」と呟きながら打った同伴者のパーパットも弱くてカップに届かないボギーでした。


9番パー5は私のショットはナイスショットで真っすぐにフェアウェーです。
同伴者のショットはチーピン気味のショットでしたが、方向が良く左ドックの曲がり角の小山に当たってフェアウェー側に出たように見え、「あそこはフェアウェーですよ。」と言いました。
セカンド地点にくると、私の予想通り同伴者の球はフェアウェーの好位置に来ていました。
すると「こんなときドラコンはどっちになるのかな?」と変なことを言い出します。
飛距離は私が飛んでいますが、左ドックなのでグリーンまではわずかに同伴者の球が近そうだったのです。
「こんなドックレッグホールで普通はドラコン設定はしません。真っすぐのパー4などでするほうが良いのでは?」と答えましたが「パー5は普通ドラコンにするから。」と訳の分からないことを言い始めます。
要は自分の方が飛んだとアピールしたかったのかもしれません。


セカンドは私がUTで残り100y地点のフェアウェーに運びますが、同伴者は3番のロングと同じようにウッドで左にどフックを打ってしまいます。
フェアウェーに出し、4打目はグリーン左に外します。
私の3打目もやや左に飛び、カラーでした。
先に同伴者が、20yほどのアプローチを見事に直接カップインし、奇跡的なボギーとしました。
臆面もなく「狙って入れた!」と何度も叫んでいましたが、トリもあるなという展開でのラッキーショットだなと感じました。
私はパターでカップを狙い、左に外すパーでしたが、ここは「ナイスパー」と小声で言ってくれました。


10番パー4は私のいつものUTでのショットが右に飛びラフに入ります。同伴者はドライバーで距離を稼ぎ、もう残り50yほどのラフでした。
私のセカンドは手前にショートし、ラフからのアプローチは1mほどに付けましたが、パーパットを引っ掛けて左に外すボギーでした。
同伴者は、軽いフックラインの4mの下りを「真っすぐ」と言いながら案の定カップ左に外す「ナイスパー」でした。
ここの悔やみ方もしつこく「なんで切れたのだろう!」と怒っていました。


11番パー4は先に同伴者が打たれ、スライス球で残り190y地点のフェアウェーでした。私のショットはまっすぐに飛び、残り140yのフェアウェーです。
私の球を見ながら、「あれだったら狙えるけど、これは無理だ。前組のカートを狙う。」と宣言されます。
自分の実況中継をしながらプレーされる癖があるようです。
私のセカンドはトップしてしまい、奥のバンカーインになり、バンカーショットは先の池を気にして出ただけで、そこから1mに付けてボギーになりました。同伴者もボギーパットを入れ、ガッツポーズされました。


12番パー3は190yの距離を同伴者のショットが見事にピン奥5mにナイスオンされました。
私の23度UTのショットは大きく右に外し、13番ティーまでは行かなくとも途中のラフでした。30yほどのアプローチショットを上手く打て、カップ先2m弱に寄せ、同伴者がバーディーパットを右に外しお先にのパーの後、しっかり沈めパーゲットでした。
すると同伴者から、なにか悔しそうな声を出たのが聞こえました。
確かに自分はナイスショットして惜しいバーディー外しのパーなのに、あんなにミスショットしたのに同じパーなんて不条理だと思われたのでしょうが、それもゴルフなのです。


13番パー5でその気持ちの揺らぎがショットになって現れます。同伴者のティーショットは大きくスライスして林の中でした。
私のティーショットは当たり、フェアウェー真ん中です。
林の中から私の球の手前に出され、そこからウッドで右に大きくスライス気味の球になりました。


実は9番から10番に向かう途中、私が余計なことを言ってしまい、たぶんカチンときて、そのことを記憶されていたのです。
9番でどフックをセカンドで打たれたので「スプーンですか?クリーク?」と尋ねたら、5番と答えがありました。
「3番と同じようなミスでもったいなかったですね。」と言ったら「3番は3番ウッドを使い、9番は5番ウッドを使ったから違うんで。」と答えられていたのです。


私はUTで残り60yのフェアウェーでしたが、この距離をピン位置が傾斜下だったので奥に付けたくないとショートしてしまいます。
アプローチはカップインするかに見えましたが、お先にのパーでした。
同伴者は4打目もショートし、5打目のアプローチで段上に乗せ、下りをイメージ出しすぎてショートし、短いダボパットも左に外すトリプルでした。
ここはきちんと「トリ」と申告されましたし、「ナイスパー」とも言ってくれました。
この辺りから、わりと普通のやり取りができるようになり、私も普通に話しかけ始めます。


14番パー4は私はいつものように19度UTで打ちフェアウェーでした。「飛びますね~!」と同伴者から感心され、「ウッドよりUTの方が打ちやすいですよ。」と答えました。
ここは残り115yを50度ウエッジで上手く打てた感がありましたが、段上のピンに対し、わずかに足りず段下に転がり落ちてしまいます。
上りのバーディーパットはラインは良かったけど強く、カップに蹴られてしまい、パーに終わりました。
同伴者は、3オンの2パットでボギーとなり、元気がなくなります。さっきのトリプルが響いたのかもしれません。


15番パー4は私が最近苦手にしているホールです。私のティーショットはフック気味に左に飛びバンカー方向でしたが、バンカーのヘリを駆け上がるのが見え、暫定球を打ちました。暫定球はフェアウェーセンターでしたが、初球がバンカー先のコブの上にあり助かっていました。
残り距離があり6Iで打ちましたが当たりが薄く、3段グリーンの1段目にオンでした。
同伴者は1打目が右のラフ、セカンドをダフり、3打目もショートして4打目で私のちょっと先にオンでした。
先に私が長いバーディーパットを打ち、1,5mショートしました。同じようなラインから同じようにショートし、私が先にパーパットを入れた後のダボパットを外すトリでした。
ここは「ダボ」と申告されたので、次のティーで「トリですよ。」と訂正させてもらいました。


16番パー5は、お互いにティーショットはフェアウェーでした。「2オンは無理かな?」と言われたので、「ここは2オンは無理だと思います。」と答えると、UTを持って打ちそうになります。
前組がまだ3打目地点にいたので、慌てて「まだ打てませんよ。」と注意したら、「届かないクラブを持っているから大丈夫。」と言われ、「まぁ急いでも先で待つことになるから、待とう。」と言われました。
前組まで180yほどで、UTを持っているなら左下がりのコースでもあり、十分届く距離だと思いました。
同伴者のショットは確かに当たらず、150yほどしか飛ばなかったのですが、ここは200yほど打ってグリーンがはっきり見える場所まで球を運ぶのが定石の攻めです。
「自分の飛距離は把握しているから。」と呟きが聞こえ、「余計なお世話だ。」とでも言いたげな物言いでしたが、ショートアイアンを握っているわけでないので、やはり危ないと感じました。


3打目はグリーンが空くまで待って、ダフられます。それを見て伝染してしまいます。見事に私もダフってしまいました。
お互い4打目でオンし、同伴者が4mを私が3mのパーパットをそれぞれ外すボギーでした。
絶好の位置から大ミスが出て、これで通算8オーバーとなり80切りが難しくなったことでガックリ来ます。


17番パー3は9Iで風に叩き落され、手前の深いバンカーインでした。
同伴者は奥にオーバーします。
バンカーから打とうとしましたが、グリーン面どころか旗も見えず、グリーン面に同伴者がいる気配があり、一度グリーン面まで上って「打ちますよ」と声をかけてのショットは手前にオンでした。
8mのパーパットはフックの読みでパットをしましたが最後に少しフックして止まります。80cmほどのボギーパットも無造作に打って左に外すダボでした。同伴者は奥からの寄せが止まらず、パーパットは届かないボギーでした。


18番パー4は左側の先の方で作業中のトラックが止まり、作業員が作業しています。アゲインストの中、同伴者が気にしていつまでも打つ素振りを見せなかったので、「あそこまでは届きませんよ。」と言ったらムッとされたのか、力んで打たれたようです。
チーピン気味に左に飛んで距離が出ません。
私のショットはフェアウェーセンターでした。


セカンドは打ち上げで今日もピン位置は奥なので、同伴者の球は残りセンターまで200y地点で打ち上げなので250y打たなければ届きません。
さっきは180y先に前組が居ても打とうとしたのに、今度はなかなか打たれません。
せっかく作業員が退避して打つのを待っているのに、何をしているのだろうとつい言ってしまいます。
「そこからだったら、250y打たないと届きませんよ。」と声をかけますが、「届かないのは分かっているから。」と言いながら、結局グリーンが空くまで待たれます。
この辺りの判断基準はまったく謎でした。


結局、右のラフ方向に150yほどしか飛ばず、そこから3打目を打って「結局3オンか。」と言われます。(結果はオンしてなかったのですが)
私は、6Iと8Iを間違えて8Iで打ってしまい、下の段のカラーでした。
同伴者の球も同じような場所にあり、最初に私がPWで右の土手を使ってピンに寄せ、続けて同伴者がアプローチしました。
私はお先にとパーをゲットしましたが、同伴者はボギーパットを外してダボになりました。


12時20分スタートで、18番のホールアウト後はもう4時10分過ぎになっています。2サムにしては時間がかかりすぎです。
最終ホールのグリーン横でカートに乗り込み、早くスタート室に帰ろうと思ったら、後ろの方でガチャガチャとクラブの音が聞こえます。
後ろを振り返るとクラブの本数を確認しているようでした。
確認は帰ってからでもできると思い、「行きますよ。」と声を掛けますが「ちょっと待って!」と言われてしまいます。


最初でも待たされましたが、最後の最後にも余計な時間を使い、どうして他人を待たせても、この人は平気なのだろうと不思議に思いました。
途中でも、ホールアウト後の運転席でスコアを付け出し、早くカートを移動しないと後続組が打てないのにと思ったことがありました。


最初になんとなくウマが合わないと思いましたが、きっと向こうもそんな気持ちがあったのでしょう。
普通に言ったことが何か変な風に取られたこともあるし、第一、セルフ実況中継がうるさすぎるのが迷惑なだけなのです。


最初に年齢を確認させたのに、やはり偉そうな態度を取り続けられたのもムカつきました。
「楽しくラウンド」と書いてありましたが、一緒になった者は楽しくもなんともないラウンドになったのでした。


私も途中で余計なことを言ってしまったという反省もありますが、超ワガママな人なのかもしれません。
明後日またこの人とのラウンド予定ですが、次は気にせず自分の殻に閉じこもってラウンドしなければと思っています。(それかキャンセルしてくれないかな?)


私もかなり変人ですが、世の中にはいろんな人がいるものだと改めて思いました。