三重苦ゴルファーの日記

67歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ゴルフマスコミが煽るのは飛距離のみ

 今日は当初は赤水のラウンドを昨日に引き続き予定していましたが、体調不良のため「アプローチの達人」に断ってキャンセルさせてもらっています。
 狭心症の疑いで薬を処方してもらいましたが、幸い、その後は症状が出ることはなく、薬を使う機会はいまのところありません。


 ただ気のせいか、何となく体調に自信がなく、明日の阿蘇ハイランドのラウンドも達人から気遣ってもらい、キャンセルになりました。
 暑い時期でもあり、無理してゴルフに行って症状が悪化するのも怖く、今週は安静にして来週から再開できればと思ったからです。


 さて、古江彩佳プロがトラスト・ゴルフ・スコットランド女子オープンでLPGAツアー初勝利を挙げました。おめでとうございます!


 今年からLPGAツアーに参戦しているルーキーイヤーの古江プロは、前週の女子メジャーになるエビアン選手権の初日に「63」という素晴らしいスコアで首位発進したことからも、好調をキープしていたようです。


 優勝した大会最終日では、首位に4打差の11アンダー9位から10バーディ、ボギーなしの「62」をマークし、大会最多アンダーパー記録となる通算21アンダーとして大逆転での見事な初優勝でした。


 一般の人には「62」や「63」というスコアは「プロだから当然」と思われがちですが、「62」「63」というスコアはゴルフをやっている人だとその数字の偉大さに驚かされるはずです。


 そうしたビッグスコアを叩き出せる古江プロのドライバーの飛距離ランキングが100位以下(135位)だということも面白いものですが、飛ばないと言われている古江プロの平均飛距離でも247yで(1位276y)あることが分かれば、一般的なアマチュアの「飛ばない」とは次元が全く違うものです。


 古江プロは2019年の富士通レディースでアマチュア優勝し、その資格でプロ転向し、昨年はJLPGAで稲見プロと賞金女王争いをしたように実力があるにも関わらず、なぜかマスコミの注目度がイマイチなのは、近くに話題のある選手が常にいたことも原因の1つのようです。


 アマチュア時代は、安田祐香プロと高校の同級生だったし、最後に出場した日本女子アマでは西郷真央プロ(当時アマ)が優勝しています。
 昨年のLPGA出場権を争ったQTでは、人気の渋野日向子プロ(20位)に注目が集まり、古江プロ(7位)は付け足しのような扱いでした。


 こうしたゴルフマスコミの不公平な扱いは、今回の優勝で少しは変わるものだと思われますが、そもそもゴルフマスコミが注目し易い選手は、飛距離がありキャラクターが立っているプロになりがちだということです。


 古江プロは身長も153センチと小柄で、ドライバーの飛距離もない、いわゆる玄人受けのするプロですが、これではゴルフ用具メーカーがCMに起用するには厳しいものです。


 過去にも井戸木鴻樹プロが全米シニアで優勝した際も、そこまで大きく取り上げられなかったのは、井戸木プロがいわゆる「飛ばないプロ」だったためで、トム・ワトソン、コリン・モンゴメリー、ベルハルト・ランガーなどと同時代にシニアでの世界一という称号はもっと称えられてよいものです。


 用具のCMは「飛距離」を謳うものが多く、それには古江プロや井戸木プロは合致しないためで、古江プロが実際に出演するCMも胡散臭いアクセサリー?的なものしかありません。


 つまり、用具メーカーは「飛距離」を謳って用具販売を推進する傾向にあり、それを忖度したゴルフマスコミも「飛距離」のある選手にのみ注目しがちです。
 しかも女子プロは、それに加えてビジュアルという部分も付加されて評価されがちで、古江プロがビジュアルで他の女子プロに劣るとは言いませんが、いわゆる「華」があるプロではないため、マスコミが注目しないのでしょう。


 プロの人気はマスコミに多く取り上げられて相乗効果的に生まれるもので、これを機にLPGAツアーで結果を出していければ、嫌でも一般のマスコミは取り上げるもので、そうなってやっとゴルフ関連マスコミが追随することになるのでしょう。