阿蘇ハイランドのコース攻略法⑭
今日の熊本は朝からセミの音が賑やかで、やっと夏になったという雰囲気です。雨の予報もしばらくは無さそうで、梅雨明けした感は満載です。
気温もこれから32℃から33℃と上がりそうですが、午前中はまだそこまで暑くなく、エアコンは付けなくても暑がりの私でも大丈夫なものでした。
「戻り梅雨」の影響で7月は雨でラウンドがかなり減ってしまいましたが、気が付くとすでに7月も残り1週間余りになってしまいます。
北海道へゴルフ旅に行っていた頃は、今の時期に熊本へ帰っていましたが、その頃はすでに梅雨明けしていたもので、今年の梅雨は少々長かったという思いです。
さて、阿蘇ハイランドのコース紹介は、14番になります。このホールは519yの左ドックになるパー5です。
デシャンポーだったら左の森を越えて1オンできるだろうと冗談でよく言いますが、調べてみると直線でも400yはありそうで、さすがに森を越える高さを出すには距離が足りなそうですが、トッププロの飛球の高さは驚くほどなので、もしかしたら可能かもしれません。
もちろん私は左などは狙わず、正面の小山を目標にティーショットを打ちます。
(このときはややチーピン気味のショットになり、左は傾斜があるので距離が出ません)
このコースの特徴はまずティーショットではキャリーが200y以上あれば左のカート道路方向を狙うとショートカットできますが、少しでも左にズレると左OB方向にキックしてしまいます。
またショートカットが成功しても、飛び過ぎると先が右方向に下っているので右の1ペナまで転がるリスクもあり、そこまで飛ばなくてもほぼ右ラフまで転がります。
そのため、私は正面の小山の頂点の左を目標にしますが、少し右にズレるとこの小山の途中まで上ってしまい、スライスだとセカンドが小山でグリーン方向が見えなくなります。
できれば、小山の方向からフックさせたいと思っていますが、なかなかコントロールは難しく、どうせパー5なので2オンは必要ないと思って左OBだけは避けるという考え方にしています。
この画像ではティーショットが左に引っ掛かり、フェアウェーでも傾斜で転がらず手前に停まってしまいます。
この位置だとグリーン方向は左前方の木の方向になりますが、木が邪魔になり、木の右から回したいと思ってフックを打つことになります。
左ドックのコースなので、正面に真っすぐ打つと突き抜けて1ペナになりますが、幸い左足上がりでフックが打ちやすいライなので、このときはフックを打つことが出来、ギリギリに前方の斜面を越えてフェアウェーでした。
14番コースの特徴の1つが、グリーン手前は右から左への傾斜があり、2オンを狙ってフェアウェー右サイドに打っても左バンカーまで転がることです。
そのため刻む場合は残り100y付近まで打つ方が安全で、距離を欲張ると左に転がりバンカーインが避けられてもバンカー超えの中途半端な距離のアプローチが残ってしまいます。
14番グリーンも右から左への傾斜がありますが、直接グリーンに打ってしまうと、右だとそのまま奥へ転がり、中央だと左に転がって止まらず零れてしまいます。
スピンの効いたショットであれば止まるかもしれませんが、グリーン面の手前がやや高く中央が低い造りのため、奥まで転がってしまい、返しも下りということになりがちです。
この時は、左奥のピン位置へ打てずに右にオンし、長めのバーディーパットを距離を合わせてピンに寄せました。
達人の球は、グリーン手前で3クッションほどしてピン方向に行ったものですが、分かっていてもアプローチショットをグリーン手前にショート気味に打つ勇気がなく、なかなか寄せることが出来ないホールになります。
パー5なのでバーディー数は他のホールに比べると若干多めになりますが、感覚的にはパーが取れると御の字だというホールです。