三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今更ですが使い始めた打ち方

 今日は1月最後の金曜日ですが来週は2月になり、つい先日に正月を迎えたばかりのはずなのに、1か月が過ぎ去ろうとしている現実に月日の流れる速さを実感しています。


 まさしく「一月往ぬる二月逃げる三月去る」でありますが、これは行事などが1~3月は多く、行事に追われてあっという間に過ぎる意味ですが、現職中は冬休み明けの1月初旬から春休みまでの3月下旬まで学校行事が多く、年度末も重なり忙しい時期でした。
 しかし、退職後は諸行事などには関係がなくなったものですが、何もしなくても同じ気持ちになるのが不思議です。


 今日もラウンドは入れてない日ですが、この数日は暖かい日が続き、絶好のラウンド日にはなっているものの、以前のように急遽思い立って百花園ゴルフ場に行くことも無くなっているのは、ゴルフ熱が冷めかけている証拠でもあります。


 今朝の洗面の際には水を使っても冷たさをそれほど感じなくなっているもので、もう春なのかと錯覚する感じさえ受けています。


 2017年から2019年まで3年連続で1~2か月ほど滞在していた北海道岩見沢では、5月下旬に渡道したばかりの時期は、蛇口から出る水が氷のように冷たかった記憶があり、温水器の電源を点け忘れて洗面に行った際は、あまりの冷たさで我慢できなかったほどです。
 ちょうどその頃に、熊本では今からが時期の菜の花が咲き誇っているのを見て、季節の違いを実感していました。 

(この写真は2018年5月28日に美唄市開発町で撮影したものです)

(こちらは2019年5月22日に新篠津村で撮影したものです)


 さて、私はグリーンまでの距離で打ち上げだったりアゲインストだったりする場合、これまで番手を上げて対応していました。
 例えば、残り100yだと52度で打ちますが、これがアゲインストだったり打ち上げの場合はPWや9鉄を使っていたものです。


 しかし、どうしても100yを9鉄で打つと「大きいのでは?」という自分の中で不安が湧き、結果的にショートしてしまう「大きなクラブを持ったのにショートする『あるある』」になりがちでした。


 それを防ぐために最近多用しているのが、大きめのクラブでしっかり打ってフォローを途中で止めるという打ち方です。
 似たようなものにパンチショットがありますが、パンチショットは右足寄りに球を置き、当ててお終いのスイングで低い出球にするものです。


 しかし、私の打ち方は普通のショットをするもので、違うのはフィニッシュでフォローを最後まで取らずに途中で止め、その分だけ飛距離を落とす打ち方です。
 インパクトはしっかり打つものなので、緩んだりすることはなく、フォローを取らない分、飛距離が少しだけ落ちアゲインストの中でもしっかりした球が打てるものです。


 プロがアイアンショットでフルショットしていない状況をイメージしているものですが、変にフルスイングしない分、方向性が良くなるという利点があります。


 きっとやっている人は多いはずで今更とは思いますが、私はこれまでスイングの幅は意識せず、イメージで距離を打ち分けていたもので、いわゆるスイングスピードで調整する対応でした。


 しかし、初めて自分のスイングをビデオに撮って驚いたのが、自分の中ではしっかり振っているのに写っていたのは良い表現だと柔らかく、実際は頼りないスイングだったものです。
 その頼りないスイングでもっと柔らかい打ち方にすれば、もっと頼りないものになるもので、だったらしっかり打っても柔らかいスイングになるのであれば、フィニッシュの大きさを変えることで距離合わせするほうがよいのではと思うようになりました。


 通常の距離合わせはこれまで同様にイメージで打ちますが、アゲインストだったり打ち上げの場合は、大きめのクラブでしっかり打ち、フォローを途中で止める意識に変えています。
 これも最近のラウンドでテーマとしているもので、特に阿蘇ハイランドの15番パー4では今の時期ではアゲインストになり、グリーンはピンがやっと見えるほどの打ち上げになるため、このショットを使って練習しています。


 前半の打ち上げのホールである5番パー5などはグリーンの凍結で試すことができませんが、15番辺りになるとグリーンの凍結もなくなるもので、今はこのホールだけの打ち方になっていますが、徐々に他のホールでも使ってみようと思うものです。


 今日は自分の中で今更ながらの気づきを書いてみましたが、これまで知識として持っていたものでも、積極的に「使う」と意識しないと使えないもので、きっとほかにも同様なものがあるはずで、少しづつ見つけて実際に使ってみたいものです。