三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

上がりの2ホールで大叩きする

 今日は1人予約で昨日に引き続き阿蘇ハイランドへ行ってきました。当初は、阿蘇五岳ホテルに宿泊を予約していましたが、「くまもと再発見の旅」という県民割の宿泊補助が24日でオミクロン株による「マン防」適用により中断になったため、宿泊はキャンセルになってしまいます。


 さすがに3連チャンを早起きして日帰りするのは、かなり腰に響き、今日は阿蘇ハイランドの駐車場に着いた際に腰が重く感じ、ラウンドは無理かもと思ったほどでした。
 しかし、いつものように痛み止めを飲むと、その重さもしばらく消えてしまうのが不思議で、ロキソニンの効き目にいつも助けられています。

 ゴルフ場には7時10分頃に到着しましたが、今日のスタートは8時半で、「アプローチの達人」との2サムに初見の20歳台という方が入る3バッグになり、若い方はギリギリに到着することもあるため、痛み止めが効くまで車の中で待機していました。


 まだうす暗い中、冬の時期なのに今日は早朝組が2組も入っていたようで、今朝は2℃ほどなのでグリーンの凍結などはなく、パット練習をしている光景を車の中から眺めていました。
 練習している2人は、「困ったチャン」のパットのように、身体が流れるものですが、静止画にしてみると「困ったチャン」もそうですが、そこまで酷くには見えないのが不思議です。

 この早朝組は7時半から続けてスタートしましたが、この後ろの組にインの11番で追いついてしまいます。
 2組は別々だったようで、その間はかなり空いていて、40分遅れてスタートした我々3バッグに追いつかれるようでは、さすがに遅すぎじゃというものです。


 今日の同伴者の20歳代の方は、ゴルフを始めて1年ほどで、練習場に通って熱心にショット練習していると言っていました。
 ベストスコアは94とのことですが、キャディーバッグが真新しいことと、パターがスコッティーキャメロンを使っているもので、真面目にゴルフに取り組もうという姿勢に好感が持てました。


 1人予約も今日が初めてということで、せっかくだからマナーの点などいろいろ気を付ける部分を移動の途中で雑談の中に混ぜながら話をするようにしました。
 1番や2番で達人の真後ろに立ったため、「飛球線後方はマナー違反になるからカートの方に戻って待つように」と言うと、「すみません、知りませんでした」と素直に聞き入れてくれます。
 「ゴルフに取り組むことになったきっかけは?」という質問には「職場で先輩に誘われたから」とあり、仲間内でのラウンドではマナーを教わる機会がないかもしれず、最初のうちに注意されたことはきっと忘れないだろうと思っています。


 我々のショットの際にも結果を見ずに「ナイスショット!」と大声を出していたので、「なんでもかんでもナイショ!ではなく、本当にナイスショットの場合だけ声を出さないと煩い奴と思われますよ」と注意し、「ナイショ!と言った球がOBになると相手に失礼にもなるでしょ?」と注意すると「なるほど」と納得していました。


 なかなかティーショットは上手く当たらないことが多かったのですが、5番で前の若者4人組が我々をパスさせてくれ、皆が見守る中でティーショットを放ち、スライス目でしたがそれなりのショットを打ち、それこそ「緊張する中でナイショ!」と褒めました。


 結果的にはスコア101だと言っていましたが、4番パー3では「ギブアップ」宣言もあり、初心者にありがちなスコアを正確に数えていない場面もいくつかあったようです。
 達人もグリーン周りからウエッジでアプローチをしようとして何度も失敗しているのを見て、「芝の薄い今の時期はウエッジをアプローチで使うのは難易度が高いからパターで転がせば?」と終わってアドバイスしていたほどで、打ちっ放し練習の成果はときどき垣間見えたものの、実際の傾斜からのショットなどではまだまだ経験不足というものです。


 終わって「101でした」と言ったので、「私とのスコア差25打がどこで生まれたかしっかり反省しなければ。ゴルフは頭を使うスポーツですよ」と注意しましたが、本人は「今日は大変勉強になりました」と言っていたものの、どこまで理解できたかは分かりません。
 ただ素直にアドバイスを聞いてくれる姿勢は、好感できるもので、本人も何回かナイスショットがあり、それなりの手ごたえは感じたはずです。



 今日は前半はショットが好調で、何度もバーディーチャンスを迎えましたが、あと一歩で外し続けます。


 4番パー3は7鉄のショットが左目に飛び、左下の凹みに落ちて、アプローチは柔らかい球でしたが直接グリーン面に落ちて止まらず、返しのパットもカップ右淵で止まるボギーになりました。
 しかし、9番パー5でピンまで30yを9鉄で花道から転がしてピンに寄せ、70センチを今日は慎重に決めてバーディーゲットでした。


 前半は1バーディー・1ボギーのスコアイーブンで16パットでした。


 10番パー4は昨日同様にドライバーショットを失敗し、昨日は右でしたが今日は左に打って斜面に当たり距離が出ません。
 2打目はグリーン左手前の凹みで、ここからのアプローチは2m強ショート目で、下りのスライスと読みパーパットは打てずにカップ手前で右に切れるボギーになりました。


 11番パー3は若者には「打ち下ろしのパー3はピン位置に関わらずエッジまでの距離を打つクラブ選択で」とアドバイスしていましたが、自分はピンまでのクラブを持っているもので、左奥にオーバーし、ここは下りをU6で転がしましたがラインが反対に切れ、2m強のパーパットも決めきれずの連続ボギーになりました。


 12番パー4もセカンドを大きく右に外し、右奥のピンへのアプローチは難易度が高いものでしたが、レッスンで練習していたハンドレートの上がるアプローチでピンの上1mにオンし、下りをどうにか沈めパーゲットでした。
 ここは見ていた達人が「上手い!」と褒めてくれました。


 13番パー4は8mのバーディーパットはカップ左に外しましたが、14番パー5で3打目がピン奥3mに乗り、ここは上手く軽くスライスするパットを沈めバーディーゲットでした。


 15番パー4は長めのバーディーパットは打ち切れずのパーで、続く16番パー4が残念な結果になります。
 セカンドを左ラフから手前の枝を避けて上手くフックで手前のピンの奥3m弱にオンし、この軽くフックしてやや下り目のバーディーパットは、カップに向かい「入る!」と確信したのに、なぜかカップ手前で変な動きで左に逸れてしまいます。
 カップ手前にあったピッチマークのようなもので方向が変わったもので、しっかりカップ周りを確認しなかったツケが来てしまいます。


 結果的にこのチャンスを逃したことが、17番・18番のスコアロスに繋がってしまいます。そこまで1オーバーだったので、攻めたのが悪く、17番パー3は右の段上のピンを攻めて右手前のバンカーインになり、バンカーショットはピンに寄せきれず、4mのパーパットはカップ右に外すボギーになりました。


 18番パー5はフォローの風で、2オンもあると考え、距離が出る右目を狙ってのティーショットが右に出過ぎて木に当たってOBになってしまいます。
 暫定球は左に打って距離が出ず、4打目はグリーン手前で、5打目はキックが右に跳ね、エッジからパターで7mを狙いましたが、カップ左にわずかに外れ、OBパーのダボになってしまいました。


 17番は安全にグリーン中央に打っていればと思ったし、18番も無理せず左目に打っていればOBは避けられたものですが、いずれも後の祭りというものです。


 後半は1バーディー・3ボギー・1ダボのスコア40で15パットでした。通算はスコア76で31パットです。
 
 終わって反省すれば、なぜ無理に攻めずにパーを狙って広い方に打たなかったのかというものですが、偶々それまでが出来過ぎだったもので、そんな時はチャレンジすることもあり、結果として失敗したというものです。
 好スコアが出そうなときは逃げずに攻めたほうが後悔は少なく、今日は裏目に出たと思う方が気持ちも納得できるものです。


 今週のラウンドはこれで終わり、明日は定期検診に行きつけの医院に行く予定ですが、異常が無ければよいのですが、、、。