三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

打ち方を工夫してみる

 今日は日曜日ですが、熊本は昨日の夕方から天気が下り坂になり、終日にわたり雨の休日になってしまいました。
 今日のテーマは本来は昨日書く予定の内容でしたが、昨日は未明に大きな地震が日向灘を震源に発生し、それについて書いたため、書く予定が一日延びてしまっています。
 日向灘ではそれ以降も36回程度の小さな地震が続いていて、南海トラフ地震の引き金にならなければと心配しています。


 さて、現在は大寒に入っているためか気温が低めで、私がよくラウンドする阿蘇ハイランドは阿蘇カルデラ内に位置するため冷気が溜まりやすい地形です。
 ちょうど、スーパーなどにあるオープン型の冷凍ショーケースのようなもので、冷たい冷気がカルデラ内に溜まり、どこにも逃げる場所がないため熊本県内では一番気温が下がる地域になります。


 気温が下がることでグリーンが凍結し、まともなゴルフが出来る環境ではないことが多く、ただ単に普通にラウンドしても仕方ないと思い、最近はラウンド毎に何かテーマを決めるようにしています。


 一昨日のラウンドでは「ドライバーショットでフック球を打つ」ことをやってみようと思いました。
 それはYouTubeである動画を見たためですが、私は暇なときはいろんな動画を見るもので、その内容はゴルフに限らずテニスや卓球・将棋に麻雀など様々なジャンルにわたるものです。


 YouTubeは見終わった後にお勧めの動画が表示されますが、その中に三觜プロのレッスン動画が偶々あり、いわゆる「左ハンドル・右ハンドル」によるショットの説明があっていました。

 「左ハンドル」とはテークバックの際に、右手を上に左手を下に車のハンドルを切るように動かすもので、私が受けていた鋤田プロのレッスンで強調されていた、「テークバックではヘッドを右足前まで真っすぐ引け」に少しだけですが、相通じるものがあると感じて視聴したものです。


 私はもともとスライサーですが、さすがに歳を取ってくると飛距離の点でランが多くなるフック系の球も必要になり、コースに合わせてスライス球とフック球を打ち分けられるようになりたいと思っています。
 今はイメージだけで打ち分けますが、そのイメージとは打点の位置を変えるもので、通常はヒール寄りの打点ですが、フックを打とうと思う際はトウー寄りでヒットするイメージにしているものの、微妙な打点の違いで思ったような球筋にならないことも多いのです。


 レッスン動画では、シャフトを外から上げて内から下ろすというもので、動画では「外に上げれば自然に内から落ちる」的な説明があっていて、それをやってみたものです。


 結果は、大きなフック球が出たのは6番パー4のティーショットだけで、それ以外はスライスにはならなかったもののドローもしくはストレート気味の球であり、付け焼刃的なものでしたが結果だけみればそう悪くはありませんでした。
 ただゴルフのスイングは、やっている本人は大きく変えているつもりでも、傍目からはほとんど変わらないというもので、それだけ少しの違いでショットの質が変わるものです。


 1番はドライバーで花道近くまで、2番は5Wで当たりが良すぎて左の傾斜を下ってラフ、4番から9番までは、4番と8番のパー3は除き、ドライバーでフェアウェーキープになっていました。


 ただこの内、5番のショットはトップ気味に当たったもので、それから普段よりわずかにティーアップを高めにしていますが、それはヘッドが下から入るイメージのため、少し高めのティーアップの方が良いのではという考えからです。


 後半になると一転してフェアウェーキープ率が下がりましたが、それは風が強くなったことも理由で、12番・13番と左ラフだったため左にOBがある14番では左に行かないように右を狙って右ラフという結果だったためですし、15番ではフェアウェーの傾斜で右ラフまで転がったもので、結果はそんなものだというくらいでした。


 たまたまこの日は上手くいった方ですが、常に上手くいくとは限らないのがゴルフであり、いろんな打ち方ができれば当日の調子に合わせたショットを選択できるものです。
 明日からのラウンドが成立すれば、この打ち方をもう少し試してみようと思っているものの、持ち球にするにはリスクもあり、ランが出ても危なくないホールで試すつもりです。