三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

グリーンを狙えないゴルフ

 今日は1人予約が成立し、阿蘇ハイランドゴルフ場に早朝から出かけて行きました。


 今朝の熊本市の気温は1度ほどでしたが、復興道路の外輪山トンネルを抜けて阿蘇カルデラ内に入ると気温がぐっと下がり、阿蘇ハイランドの駐車場の気温は零下4度と冷え込んでいました。

(空は晴れていましたが、放射冷却で気温は低く、周囲は凍り付いていました)

           

(車の温度計を撮影したのに、左下の気温「-4℃」が半分しか映っていません)


 今日のスタートは9時半で「アプローチの達人」との2サムでしたが、達人が「グリーンが凍結しているから慌てずゆっくりスタートしよう」と言っていたので、凍った練習グリーンでパット練習をしていました。

(太陽の光が当たり、表面の霜はほぼありませんでしたが、芝の下がカチカチに凍っていました)


 しかしスタートまでまだ30分近くあったのに達人がカートを動かし始め、慌てて練習を止めてカートに向かうと、達人が「前のカートはまだ誰も来てないから先に出ろう」と言い始め、係からもOKが出たので1番ティーに向かいます。


 今日のテーマは、「ドライバーショットでのフック打ち」にしましたが、それは昨日見たYouTubeの動画で「なるほど」と思ったためで、これについては明日の日記に書くつもりですが、練習場では試さずにコースでぶっつけ本番で試すという、ある意味いい加減な部分です。



 1番パー4はドライバーショットがドロー目にナイスショットになりましたが、セカンドはグリーンが凍結しているので直接グリーン面には落とせず、残りエッジまで30yを9鉄で花道を使って転がし、ピンの左6mにオンしてこれを沈めてバーディー発進でした。


 しかし付け焼刃の思い付きは、効果がその時限りになりがちで、ショットの手応えが良かったのはその後はそう多くはありませんでした。


 2番パー4は5Wのティーショットがフェアウェーで止まらず、左の段下まで転がり、グリーン左の大木の枝がやや邪魔になり、バンカー左の2㎜ほどの斜面を駆け上がらせようと残り60yを8鉄で転がしましたが、予想以上に勢いよく斜面を駆け上がったグリーンの左奥まで行ってしまい、アプローチは思ったほど転がらず、パーパットはカップ淵に止まるボギーになりました。


 3番パー4はドライバーショットは左の2連バンカーの先まで飛んでいましたが、ここのグリーンは日陰なので凍結しているため、直接は狙えず残り80yを花道から9鉄で転がし上げ、手前から右真ん中やや奥のピンへのパットはショートしましたが、どうにか次を沈めパーゲットでした。


 4番パー3は9鉄でショート目に打ったら転がって手前にオンしましたが、左やや奥のピンへのファーストパットは弱めでショートし、2mのパーパットは右に切れるボギーでした。


 5番パー5は3打目は50yの打ち上げでピンは手前だったので、ここも9鉄で花道の急傾斜面に当てて転がり上げましたが、止まらずピン奥5mでバーディーパットはカップ左を抜けてしまうパーに終わります。


 6番パー4はここはドライバーショットが当たりますが、ここも9鉄で残り80yを転がして奥のピンの左3mにナイスオンさせましたが、バーディーパットはカップ左を抜けるパーに終わります。


 7番パー4はドライバーショットは当たりましたが、残り90yを直接グリーン面には打てず、52度軽めに打って手前のラフにショートし、アプローチは左にキックして下りの3m弱が残り、このパーパットはショートするボギーでした。


 8番パー3は左手前のピンにPWで花道を狙ったショットはわずかに届かず、U6で7mほどを転がしオーバーしてピンチでしたが、下りの2m弱を沈めパーゲットでした。


 9番パー5はフェアウェーからセカンドを左の凹みに落とし、左奥のピンへ70yのアプローチショットを手前にショートしてしまいます。
 使ったクラブが52度と思ってグリーン手前に落として跳ねた奥まで転がる計算でしたが、間違えて58度で打ってしまい、グリーンに届かず、U6で転がしましたが右に出て4mが残り、パーパットはカップ左に外すボギーでした。


 前半は、せっかくのドライバーショットが行かせず、セカンドは凍ったグリーン面に直接落とせないため全て転がしましたが、7番のように花道が無いホールではラフに止まってしまいます。


 前半は1バーディー・4ボギーのスコア39で17パットでした。グリーンに直接打てないゴルフは面白くないものです。


 10番パー4はここもドライバーショットは当たりましたが、残り80yをやはり9鉄で手前花道から転がし、やっと手前にオンでした。
 8mほどのファーストパットは右の段上のピンに届かず、1m強をどうにか入れてパーゲットでした。


 11番パー3は、ティーが刺さらずティーボーリングの穴は深さがショートティーでも足りず、灰皿でも歯が立たないほどの固さでした。
 仕方なくティーを使わず7鉄で打ちピンの左にオンし、7mのバーディーパットはこれもカップに届かずのパーに終わります。
 ここは前組の1人予約で来ていた顔見知りの70歳の方が見事バーディーゲットされていましたが、ショットを見ておらず、どうやってピンに絡んだのか不明です。


 12番パー4もティーがカチカチで、どうやってもティー用の穴が掘げず、仕方なくティーは使わずU4で打ちましたが、左に飛んで凹みのラフに入ります。
 セカンドは右手前にショートし、中央奥のピンへ9鉄で転がして1m弱に寄せパーゲットでした。


 13番パー4もティーが固く、ここもティーアップせずにU4で打ちましたが、左ラフに転がり、セカンドは52度で引っかけて危うくOBになるところをネットで救われます。
 救済を受けてのアプローチは58度で10yほどを打ちましたが、エッジで左に跳ね、3mのパーパットはカップ手前で止まってしまうボギーでした。


 14番パー5はドライバーショットは当たらず右のラフで、そこからU4で大きく左に飛んでしまいます。
 暫定球を打ちましたが、これも左で、どちらも凹みのラフにあり、8鉄の3打目は手応えは良かったもののアゲインストの風に負けてバンカー右の花道にショートし、9鉄の転がしはピンをオーバーし、3mのパーパットは弱めでカップ手前で右に切れるボギーでした。
 達人は私のオンした位置より2mほど後方からバーディーパットを決めていて、パットの差を思い知らされます。

(中岳の噴煙がこの時期としては珍しい西方向に流れていました)


 15番パー4はここもドライバーショットは飛びましたが、傾斜で右ラフに入り、残り60yをピンの左手前にオンし、5mのバーディーパットは打ち切れずと思ったパットがカップインするラッキーなバーディーになりました。
 打った瞬間、私は短いと思いましたが、達人は「入る!」と声が出ていて、達人の読み通りにカップに転がり落ちたもので、私が自分のイメージで打てていたら、カップ左を抜けていたものです。


 16番パー4はスライスを打とうとしましたが、真っすぐ飛んでしまい突き抜けたラフでした。
 6鉄で残り165yをフック目に打とうとしてシャンクし、危うく8番の池ポチャになるギリギリで、そこから52度で中央のピンの手前7mにオンし、このパーパットはあと一転びというショートのボギーでした。
 達人が「ラインに乗っていたのに」と言っていましたが、届かないと100%入らないものです。


 17番パー3はここは打ち下ろしなので直接グリーン面に打てずPWでショート目に打ちましたが、わずかに届かず少し戻ります。
 U6の転がしは淵で左に曲がり、下りの2mは打てずにカップ右に外すボギーでした。


 18番パー5はドライバーショットはフェアウェーだったものの、セカンドを左に引っかけ林の中に打ってしまいます。
 残り100yをU6で花道を使って転がし上げようとしましたが、手前にわずかにショートし、左やや奥目のピンへ9鉄で転がし、あわやチップインというカップ左10センチのパーになりました。

(18番を終わってカートに戻る際に雪で覆われた荒々しい高岳が見えました)


 後半は1バーディー4ボギーのスコア39で15パットでした。通算はスコア78で32パットです。


 後半の14番以降のグリーンはそこまで凍結はなかったものの、それは打ってから分かるもので、どうしても直接打てないと思ってショート目にしか打てませんでした。


 ドライバーは途中から極端な動きをしたためか当たりが悪くなりましたが、概ねフック系の球になり、転がるためそれなりに距離が出ていました。
 ただ16番で、スライスを打つ場面ではスライスさせようと打ったつもりが真っすぐ飛んでしまったのは皮肉で、なかなか思い通りにならないものです。


 冬場のゴルフはこんなことでもしなければ、面白くもなんともないものですが、きっと傍目のスイングは普段とそう変わらないように見えるのではと思ってしまいます。
 達人は「強い球が出ていた」と言っていましたが、イメージ通りにフック・スライを打ち分けられるようになりたいものです。