三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

温泉ホテルに宿泊する

 昨日から熊本市内にある「菊南温泉ユウベルホテル」に行きましたが、このホテルは熊本市内では数少ない温泉付きの大型ホテルになり、熊本市内の他の温泉宿はほとんどが旅館形式のものです。
 もともと熊本市内に温泉宿自体は少なく、政令都市を目指した熊本市が合併した北に位置する旧植木町周辺などに温泉宿が多くあるもので、自宅から30分内で来れるこのホテルは、宿泊補助がなければ日帰り利用はあっても宿泊することはない施設です。

 今回は7階の部屋で、窓からは遠くに阿蘇中岳の噴煙が見えるもので、熊本市内も一望できるものでした。この写真は昨日のものです。

 昨日は到着後にしばらく部屋で休み、17時から温泉に入りに行きました。このホテルは、岩風呂の温泉がありますが、棟が別棟で一度エレベーターで一階まで降り、フロント前を通り、連絡通路を使って別棟まで行く必要があります。

 男湯は誰も入っておらず、最初から最後まで占有できるものでした。誰もいなかったので温泉内部も撮影してみました。

(タオルは脱衣所内の温泉入り口横に準備してあります)

(ロッカーは木製で、床にも竹製のマットが敷いてあり足触りがよいものです)

(温泉は脱衣所の扉を開けると一段下になっていて、階段を降ります。23時に入った際は、時計が見えないほど湯気がいっぱいでしたが、この時は湯気がほぼ無かったものです)

 右手に泉源があります。湯量が豊富で「高温」とありますが、最初に入ってみましたが42℃程度でそこまで高温ではありませんでした。
 しかし、23時過ぎに入った際は45度ほどあり、さすがに熱すぎてすぐに出てしまいます。

 「高温」の反対側になる左手には「低温」とある湯舟がありますが、高温から流れ出した湯がここで排出されるものです。
 入ってみましたが、41℃程度でそこまで低温ではありません。それは途中でも壁から暖かなお湯が出ているためで、入った感じは長く浸かれるもので、少し低めでも全く問題ない湯温でした。

 入り口の階段の上からの眺め。画面の右に「高温」の湯があり、それが左の「低温」の湯に繋がり流れています。
 途中の画面中央部分がちょどよい適温でした。

 まるで温泉が壁伝いに川のように流れているもので、誰も入っていないため、流れ出るお湯が勿体ないと感じてしまいます。

(温泉は無色透明で、さらっとした湯です。湯舟の底もツルツルはしておらず、滑ったりする危険性はありませんでしたが、きっと毎日の清掃が行き届いているのでしょう)


 温泉に入った後は、本館一階の和食処で夕食を18時半から食べました。

 毎回、安価な同じプランなので料理もほぼ同様です。

 奥が熊本の名物「馬刺しと一文字のぐるぐる」です。刺身同様に氷を敷き詰めた器に乗っていて、ヒンヤリしていました。

(左の茶わん蒸しはお気に入りです。右のテンプラのシイタケは苦手です) 

(鯛の荒焚きは箸をつけて思い出して撮影したので、右半分はひっくり返していて、少し食べかけです)


 これにご飯とみそ汁、そしてデザートが出ましたが、撮影せずに食べてしまい、気づいたときは後の祭りでした。
 また写っていませんが、久しぶりに生ビールを飲んだので少し酔っていたことも撮影を忘れて理由です。


 予想通り、食事処の客も5組ほどで、宿泊客は少なめなようです。


 この後、就寝前にまた岩風呂に入りに行きましたが、2回目も誰も入っておらず温泉を独り占めできました。


 岩風呂の入り口には係の人がいて、この岩風呂温泉は宿泊客専用ですが、レストランの入り口が近くにあるため、外から入ってくる部外者をブロックするためと思われます。
 それは隣接して同じ系列の「立ち寄り湯」があり、同じ駐車場を使っているため、立ち寄り湯の利用客が間違ってやってくるためだと予想しましたが、交代ですが必ず誰か1人がずっと深夜まで立ち番でいることは大変そうです。


 この時いた係の男性と少し話をしましたが、当日の宿泊客は30人に満たないといっていて、最近は修学旅行などの団体客も入っていたけど、「マン防」適用でまた客が減りそうだと心配していました。


 熊本のコロナ感染者数は過去最高になっていますが、客商売は不特定多数の人と接触することは避けらず、感染リスクを常に背負った業務になり、つい「気を付けてください」と部屋に戻る際に声掛けしてしまいました。

(窓から熊本市北東部の夜景が見えました)

(今朝は東方には雲がかかって、朝日は雲の上から出始めています)


 朝は7時に起床し、時間があまりなかったので、部屋の風呂に入りました。菊南温泉ユウベルホテルは部屋の風呂にも温泉が供給されているのが特徴で、わざわざ岩風呂まで行かなくても手軽に温泉には浸かれます。
 ただ1600㎜のバスタブ式の湯舟なので、脚は伸ばせますが、岩風呂のような広さはないものです。


 朝ごはんは8時からでしたが、いつものバイキングでの提供ではなく、和定食だったものの内容は満足いくものでした。
 ただ最初の飲み物は牛乳を頼みましたが、お代わりできるか分からず、遠慮してしまいます。

(これにご飯とみそ汁、食後のコーヒーが付いています)


 チェックアウトは10時だったのでギリギリまでゆっくり過ごし、チェックアウト後に帰宅途中にある大型店舗で昨年にオープンした「TRIAL」にこれまで行ったことがなく初めて立ち寄り、少し買い物をしましたが、広い店内を歩き回ると腰や膝が痛くなるもので、早々に帰って来ました。


 宿泊補助事業が再開すれば、また行ってみたいと思っています。