三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私のバンカーショット

 今日は熊本地方は朝から晴ですが気温が低くなっていて、当初は1人予約で阿蘇ハイランドに行く予定でしたが、キャンセルして近場の温泉ホテルに行くことにしていました。


 「くまもと再発見の旅」は新型コロナの拡大で熊本県全域に「マン防」が適用になったため来週月曜日から全面停止になりましたが、13日以前の予約は24日までは有効となり、今日の予約は少し不安はあるものの大丈夫だと思っていました。


 予想した通り、15時にホテルにチェックインすると、地域共通クーポンもいつものようにもらえ、今回の宿泊は「くまもと再発見の旅」適用でしたが、制限がかかったためか今日の宿泊客はかなり少なそうです。
 それは、朝食はこれまではバイキングでの提供でしたが、今回は和定食になると言われたためで、どこのホテルでも宿泊客が一定数以下の場合はバイキングでの提供は無くなるものです。


 とりあえず、今回まではお得な料金で温泉ホテルに宿泊できましたが、「くまもと再発見の旅」や「GOTOトラベル」などが次はいつから再開するかは不透明で、阿蘇でのラウンドの際に利用させてもらってきた私とすると、少しだけ不便になってしまいます。


 さて、私は以前の日記にも書いたように、フェアウェーバンカーはそれほど苦手にはしていません。
 その理由は、通常のフェアウェーバンカーは目玉になることもほぼなく、グリーン方向へはバンカーの顎が高かったりすることが少ないためで、通常のショットと同様に打てることが多いためです。

(阿蘇ハイランドの3番パー4は左の二連バンカーを目標にスライス目で打ちますが、予定通りにスライスしなければバンカーインになります)


 その場合に気を付けていることは、使う番手を残り距離より長目のクラブに変えることで、直接ボールを打つことを意識してスイングすることを心がけています。
 番手を上げるのは大きなスイングではなくコンパクトなスイングを心がけるためで、コンパクトなスイングをするのは、通常のスイングだとダフリ易いからです。


 大き目のクラブを選択するもう一つの理由としては、ロフト角の大きいクラブより小さなクラブの方が球の横を打てるイメージが出るという意味もあります。
 打つ際も「グリーンに乗れば成功」と思うようにし、グリーンに近づければとりあえずOKと期待値を上げないようにしていることも大事な点で、バンカーインの時点でボギーでも仕方ないと思うようにしています。


 上の阿蘇ハイランド3番の二連バンカーのグリーンに近い方のバンカー中央からグリーン中央まで105yほどですが、フェアウェーからだと52度もしくは50度で打ちますが、バンカーからは9鉄や8鉄を使う場合もあるほどで、フットワークは極力なくしコンパクトに打つものです。


 しかし、もう一つのバンカーであるガードバンカーは、通常とは全く違った特殊な打ち方が必要になります。
 ガードバンカーはグリーン近くに配置されているもので、まずパターで転がして脱出できないかを検討しますが、ほぼそんなガードバンカーはないものの、皆無ではないものです。
 今は変わっているかもしれませんが、チェリー宇土の15番パー4にある奥のバンカーは顎が低く、パターでも脱出できる場合があり、そう判断すれば以前はパターを使う場合もありました。

(チェリー宇土の15番グリーン。ティーは右方向で、黄色のバンカーは奥になります)


 ガードバンカーでは私は58度ウエッジでバンカーショットを行うのが基本にしていますが、グリーンまで距離があったりする場合は52度を使うこともあります。
 私のガードバンカーでのバンカーショットは、ハンドダウンしてコックを早目に使い、アウトサイドインにスイングするものですが、スタンスはオープンに足場を作ってやや埋め込むようにします。


 ハンドダウンする意味は、シャフトを寝せてヘッドのバンスを使いやすくする目的と併せコックを使って打ちやすくするためで、手首に普段より角度を作って上げて下ろすイメージで振ることで、砂ごと球を打つエクスプロージョンで砂の重さに負けない「梃の原理」を使うためです。


 この際に気をつけるべきことは、「力まない」ということで力んでスイングするとトップしたりすることが往々にあり、ゆったりとしたスイングを心がけるようにします。
 距離の調節は、スイングの大きさで行いますが、基本はグリーンのどこでも乗ればよいというレベルなので、砂質でも変わってきます。


 フカフカの砂だったら、通常より大きめのスイングにし、硬めの砂だったらあまりフォローは取らないようコンパクトに振ることにしています。


(阿蘇ハイランド11番パー3のティーからの眺め)

(11番パー3の上空からの眺め)


 昨日の阿蘇ハイランド11番パー3は打ち下ろしの176yでピンは左中央でした。風は左からのスライス風だと思い、6鉄でしっかり打って手応えはショート気味だと思ったのに、なぜか奥のバンカーインになっていました。
 達人が、「ティーは高い位置だからアゲインスト気味に感じたのだろうけど、どちらかというと横風なのでアゲインストではなかったのかも」と言っていましたが、この辺りの状況判断が良くなかったというものです。


 このバンカーショットはピンまで13yほどでグリーン面は下り傾斜でしたが、8yほど打って手前から傾斜で転がし、ピンの左1mに寄せてパーをキープしたものです。
 この時は2パットのボギーでも仕方ないと考え、とにかくグリーンオンだけはさせよう、最悪はオーバーしてグリーンの反対側の斜面下に落とすことで、パーパットが打てれば成功だと考えていました。


(阿蘇ハイランド12番パー4の赤が私のセカンドの飛球線で、水色地点が達人たちのセカンド地点)


 続く12番パー4はアゲインストの風が強烈で、ティーショットで距離が出ず、残り140yでしたが7鉄で打ったものの風に戻されて右手前のバンカーインでした。
 ピン位置は右手前の傾斜部分で、達人ともう1人の同伴者はグリーンの左手前に外し、どちらも傾斜でアプローチは止まらずピンから離れて行きました。
 このピン位置は左からでは寄せるのはほぼ絶望的で、右からの攻めが寄せやすいのですが、そのためバンカーが配置されているもので、バンカーを嫌がり左にグリーンオンしても3パットの恐れが高くなり、パーは取れないホールです。


 この時のバンカーショットはピンまで15yほどで、前の11番とは状況が違い、11番は下りになるため弱めに打ったものの、こちらはオーバーは禁物ですがしっかり打たなければグリーンに届かないものでした。
 ここもイメージ通りにピンの手前1m弱に寄せパーゲットできましたが、ラッキーも多かったものです。


 最初の幸運は2打目が風に戻され、あわやバンカー顎に突き刺さる恐れもあったものでしたが、上手く手前に戻ってくれ平坦な場所だったことがまず第一で、次がつい先ほど似たような距離でのバンカーショットの感触が残っていたことです。


 この2ホールの寄せ1が後半のスコアの纏まりに繋がりましたが、ここでボギーどころかダボなどを叩いていると、その後もスコアをずるずると崩したはずで、ターニングポイントになったホールでした。


 バンカーは基本は0.5ペナルティーだと思うもので、プロのように砂1は当然というのはアマチュアにはレベルが高く、私のようにバンカーからスコアを崩す傾向がある身としては、砂1はごく偶に起こる「まぐれ」程度のものです。
 バンカーショットは練習して慣れるしかありませんが、最近はバンカー練習をサボっていて、スタート前に4~5個くらいの回数を打つくらいですが、暖かくなればまた練習を再開させようと思っています。