熾烈な賞金女王争い
LPGAツアーの最終戦になる「チャンピオンシップリコーカップ」の最終戦が、宮崎CCで開催されていますが、今日は朝8時から日テレジータスで、1番パー4のプレーを1組からの見ています。
9時半現在で、11組の堀琴音プロと西村優菜プロがスタートしている状況です。
LPGAツアーは新型コロナの影響で昨年の前半の試合が中止になり、2020年と2021年を合わせたシーズンになっていて、2年に亙る長いシーズンがこの試合で終わりになります。
そのためメジャーの優勝争いとともに賞金女王争いにも注目が集まっていますが、最終戦前までの状況は、1位の稲見萌寧プロと2位の古江彩佳プロの差は1,700万円ほどになっています。
古江プロが逆転で賞金女王を獲得するには、稲見プロの成績次第ですが、最低でも単独2位以上が条件になっています。
詳細に書くと両プロの賞金獲得額の差は1696万8474円ですが、今大会の優勝賞金は3000万円なので古江プロが優勝の場合は、稲見プロが単独3位(1200万円)以下、古江プロが単独2位(1800万円)の場合は、稲見プロが単独14位(96万円)以下になることが逆転の条件になります。
昨日までの両プロの順位は稲見プロの15位タイに対し、古江プロは単独2位という位置にいて、このままだと逆転の条件を満たしてしまうという熾烈な争いが行われています。
併せてメジャーの優勝争いで単独トップに立っているのが、三ヶ島かなプロで2位の古江プロに3打差を付けています。
三ヶ島プロは、先週の「大王製紙エリエール女レディスオープン」の最終日に原英莉花プロと柏原明日プロと共に最終組にいて、優勝争いには食い込めませんでしたが、勝負を分けた17番パー5のセカンドを攻め、優勝した原プロ同様に見事に2オンを果たしています。
そんなゴルフを展開したことが、この試合へ繋がっているのかもしれませんが、ツアー初優勝がメジャー優勝になる期待がかかります。
1番パー4はピン位置が左サイド中央になっていて、昨日の左奥より球が止まりやすいと解説の平瀬真由美プロが言っているように、今日は比較的優しピン位置になっているようです。
賞金女王争いのトップに立っている稲見プロは、たった今、1番でバーディー発進しました。
ますます、賞金女王争いが白熱しそうです。