三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

トップを変えたい

 今日は9月最初の日曜日ですが、熊本の天気ははっきりせず、現在は曇り空ですが朝方は雨が降っているようです。

(隣の新築現場は基礎が完成していますが、雨水が捌けずに溜まっている箇所があります)


 さて、昨日のレッスンで遅延画像システムで映した後方からのリアルタイムの画像を見ながら、バックスイングの正しい動かし方を確認しました。
 私は自分では意識していませんが、トップが浅く、ほぼシャフトは垂直辺りで切り返しになっていて、もう少し深くバックスイングを取った方がより飛距離も出るだろうと思っています。

(プロのブログから拝借した私のトップの画像。正面のモニターを見ながらプロが指導するシャフト・ヘッド・手の各位置をコマ送りで動かしていくと、実際のバックスイングとは大きく違い、深いトップが作れました)


 1人予約で同伴者からよく言われるコメントが「野球経験者ですか?」というものです。理由はシャフトが立ったまま切り返すことから「バット」スイングのように見えるためで、自分のスイングを見るまで、そんなスイングだとは全く気付かず、なぜ野球経験者と勘違いされるのかが不思議でしたが、動画で見てなるほどと思ってしまいます。


 下の画像は、明確な撮影時期は覚えていませんが、たぶん一昨年の阿蘇ハイランド5番パー5のティーショットです。

(黄色は自分がイメージした球筋です。5番は右はOB、左は1ペナなので右へのミスより左のミスだと思っていて、当時は完全なスライサーだったのでかなり左を向いています)

(クラブヘッドの始動は外へ上げていますが、スタンスと比べるとそこまでではないようです)

(クラブヘッドが外に上がるのにつれ、グリップ位置も身体から離れていきます)

(この辺からヘッドが内側に向かいますが、まだ飛球線の外側にヘッドが位置しています)

(スタンスがスクエアであれば、バックスイングでは最初にシャフトは左腕と重なり、次は右腕に重なって上がる必要があります)

(この辺でやっとヘッドが体の幅内に入ってきます。正しくはヘッドが右肩を通り、そのシャフトの延長方向に手が上がっていきます)

(自分の意識の中ではクラブを後方へ遠く引こうという意識があります)

(自分では意識していないのですが、右腕を曲げて両手が右肩へ向かっています)

(右ひじが背中側に変わり、これ以上は身体が回らないのでほぼトップになります)

(切り返しで少し頭を下げ、右ひじに力が入ります。シャフトが立ったまま打ちに行くので野球スイングと勘違いされたものですが、ちなみに私に野球経験はありません)

(左足踵を落としてダウンスイングに入った段階。私はバックスイングで左足をヒールアップし、ヒールダウンでダウンに入るタイミングを取っています)

(画像を見ると、窮屈そうにダウンスイングに入っています)

(窮屈なダウンから左肘を開けてスペースを作りヘッドを落とします。この時点では右足がヒールアップしています) 

(ダウンからインパクトまでは、速すぎて細かい動きが映っていません)

(出球はイメージとは違い、真っすぐ目に右目に出ています。いわゆるプッシュアウトのようで、スタンスを中央にスクエアに構えていたら右のOBになっているはずです。実はこれが私の持ち球で、左に飛べばスライスで戻り、プッシュアウトになれば右サイドに飛距離が出るという考えでした)

 以前のようにスライスが打てなくなっていて、ハイランドの16番でスライスを打とうとして、いろいろ考えていました。
 以前は普通に打てばスライスがかかっていたのですが、最近はフック系になって達人から「球筋が本当に変わったね~」と言われてしまいます。


 ただそうはいっても、まだ右を向くのが怖く、その上、球との距離が近い場合は煽り打ちで右に出てしまうミスがあり、それもケアしなければならず、右も左も飛んでしまう傾向があるものです。
 球筋は右か左かに一定しなければスコアメークには繋がらず、フックでもスライスでも良いので、球筋を安定したいものです。


 以前は左を向き、擦れば大きくスライスでコースに戻り、プッシュアウト気味に当たれば右サイドに飛距離が出ていたもので、気持ち的にはこのプッシュアウトを常に打ちたいと思っていました。
 しかし、安定して打てなくなり、結果的にスライスだけでは距離に不満が出てレッスンを受けることにしたのですが、自分を無にして0から始めることが怖くてマイナーチェンジで済まそうと思ったのが間違いで、なかなか結果は出ていません。


 いまさら変えてもという思いと、チャレンジしなきゃという思いとが交錯していますが、なにもしないままより、プロが「自分のクセがあるので、なかなかすぐにはできませんけど、心掛けるだけで「球筋」には大きな変化が見られます」との言葉を信じて、もうしばらく頑張ってみようと思います。


追記
 以前のティーショットの画像を作っていて、ショットでは足の力が必要だと改めて気づきました。
 8月当初に体調を崩した関係で、歩くことがなくなり足の張りが無くなっていますが、練習を再開後に飛距離が落ちた理由が、この脚力の衰えなのかもしれません。