三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私のパットでの工夫

 昨夜遅くに雨が降り出し、慌てて跳ね起き窓を締めたりしたら、その後眠れなくなりスマホゲームでほぼ徹夜してしまいます。
 やっていたゲームは先日の日記に書いた「数独」で、1問解くのに1時間以上もかかったりして、なかなか眠る機会を逸してしまいました。


 今朝は、早朝から雷が鳴り、雨は相変わらず降り続いていて、昨日の晴れの天気が嘘のようにまた梅雨空に戻ってしまいます。
 朝早くにプロから連絡があり、明日のレッスンは午後からラウンドレッスンに変わりましたが、果たして雨の状況がどうなるか微妙な天気です。


 さて、今日はパットの話題です。私は昨年までロングパットの練習は多くやっていましたが、ショートパットの練習はどちらかといういうと疎かにしていました。


 練習グリーンでも最初に10mや20mの距離を練習することから始まり、その後は4~5mの距離を練習するだけで、1mのショートパットを改めて練習することはほとんどなく、やっても気を抜いたものになっているだけでした。


 自宅のパターマットでの練習も、2mだけでそれ以下の距離はやっておらず、その理由は短い距離は入って当たり前といういわば「誤解」が根底にあったからです。


 しかし、ロングパットはそこそこ距離感が良くなり、自分の中でも自信が付いてきましたが、それに比例して短いパットを外すようになり、一時期は全く打てないようになってしまいます。

      

(カップインするしないに関わらず、ヘッドを真っすぐ後ろに引けないことが悩みでした)


 ラウンドで1mの短いパットを外し、見ていた「アプローチの達人」から「パターのヘッドが波打っている」と指摘され、それはずっと気になっていました。
 パターは小さなストロークになるため、バックスイングの動きが嫌でも目に入り、確かにヘッドが波打つように自分でも見えていたためですが、どうすればよいのか自分の中での解決法は見出せませんでした。


 パターをラウンド事に変えてみたり、グリップを太めに変えたりもしましたが、結局は根本的な解決法には程遠かったのです。


 レッスンでプロにこのことを相談し、プロからパターの練習のため1日千回の素振りを課され、しばらく取り組んでいましたが、その中で気づいたことが、グリッププレッシャーが強いという事でした。


 ゴルフで飛距離を出そうとすればグリッププレッシャーは弱くなり、飛距離を出したくなければ、強めにすることが自分の中でのいわば決まり事でした。


 パットは距離を出すものではなかったため、特にショートパットではしっかり握る癖が付いていて、それが原因でヘッドの重みを感じることができず、手だけの力でバックスイングしていたためヘッドが波打っていたのです。


 素振りを続けていると、それまでのグリッププレッシャーでは疲れが早く来てしまい、連続して素振りを続けるためには自然とグリップを柔らかく持つようになりました。
 そうするとヘッドの重さでバックスイングすることになり、波打って引くことが無くなったのです。


 パターでは「小鳥を持つ感覚でグリップする」ことは知識ではあっても、実際はそれに反していたものですが、まさに「知識=理解ではない」という典型です。


 連続素振りで気づいた自分の間違いの1点目がこのグリッププレッシャーですが、もう一つ気づいたことが、球との距離でした。


 連続素振りでは、だんだんと疲れてくるため、できだけヘッドを振り子のように勝手に動くようにしなければ身体が疲れてしまいます。
 そのため、パターシャフトを立て気味にしましたが、そうすると結果的に球の位置がつま先に近づいてきます。


 練習グリーンでもこのつま先に球を置くというスタイルにしてみると、なんとなく安定してショートパットは打てるようになりました。
 ただロングパットでは、距離感が合いにくく、これまでと同様に少し離れた場所に球をセットしていますが、2m内はつま先に近く、それ以上だったら少しずつ離すように心がけています。


 現在はスタート前の練習グリーンでは、ロングパットはそこそこにし、1mのショートパットと4~5mの決めたい距離を中心に練習しています。
 その効果は少しずつ出ていて、達人からも「短いパットが安心して見ていられる」と言われているほどですが、それでも時には短い距離を外してしまいます。


 そこはハートの問題でもあり、やるべき手順をルーティン化して、短い距離でも手抜きせずにパットに挑まなければと考えています。