三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

パターでのアプローチの勧め

 昨日の日中は雨も止み、曇り空が続いていましたが、夜のうちから降り出した雨は強弱を繰り返しながら、ずっと降り続いています。
 現在は、空は明るいものの雨は降り続いていて、予報ではこの後30mmの雨になるとあり、被害発生が心配されるところです。




 さて、8月のラウンドは体調不良と大雨の影響で一度も無しになってしまいましたが、私は1人予約の同伴者のクラブをスタートする前にそれとなく観察します。
 アイアンセットとは別メーカーのウエッジが入っていると、「お上手な方かな?」と思ったりしますが、最近は格好良いウエッジが多く、予算が許されれば私も新しいウエッジが欲しいと思っているところです。


 ラウンドでは当然なのもしれませんが、グリーン周りからウエッジ類を使う人は意外に多く、反対にパターを使う人は「アプローチの達人」のようにそれなりにスコアを纏めることが上手な方が多いような印象があります。


 通常のラフだったらウエッジを使ったアプローチはそう問題はないのですが、注意が必要なことが逆目のラフです。
 強いスイングのロブショットなどでは打てても、微妙な距離感が要求されるアプローチでは、この逆目からは引っ掛かることが往々にしてあり、格段に難易度が高まりますが、それを知ってか知らずかは分かりませんが、いつものようにウエッジを持ってザクっとミスする場面は良く目撃しています。


 私は逆目のカラーに近いエッジからは、パターでのアプローチがお勧めだと思っています。
 ただ、パターで通常に打つ場合でも逆目では、パターヘッドが引っ掛かることはウエッジと同様なので、打ち方を工夫することにしています。 

      

(少々強く打っても、手前のラフを飛び越えた後は転がり自体は悪いものです)


 それはパターで球を浮き上がらせるように打つもので、具体的には球の後方にパターヘッドを落とす打ち方です。
 ビリヤードでいうところの「マッセ」というショットで、ジャンプボールを打つ方法に似ているものです。

            

(マッセショットはほとんどの店では禁止されています。それは上級者以外は下のラシャを破るリスクが高く、張替えに高額な費用がかかるからです)


 パターにもロフトという打球面には角度が付いていて、普通にパットを打ったとしてもこのロフトの影響でヒットした瞬間は球が若干浮き上がり気味に前に飛び出します。
 一般的にパットでは球足が伸びる打ち方(順回転)が良いと言われていますが、このパターでバックスピンをかけるような打ち方は、転がりがそれなりに悪くなり、少々の強いヒットでも最初は強くともそう転がらないものです。


 逆目はヘッドが芝に引っ掛かり、結果的にヘッドが抜けず球にしっかりヒットできないことからミスが発生するものですが、このバックスピン(実際はかかりません)を打つような打法では逆目に負けないように振り下ろすため、ほぼ逆目に負けることはありません。


 ただ注意すべきは、フォワードスイングが入るとカップを大きくオーバーしてしまうもので、どうしても意識がカップ方面に向きますが、こればかりは実際のグリーンで練習する以外はないようです。