興部(おこっぺ)道の駅
歌登のグリーンパークホテルで朝食をとり、7時半過ぎにはホテルをチェックアウトして流離のゴルファーがいる興部町を目指しました。
興部までは約70キロほどで、ほぼ上湧別までの中間点辺りになります。
途中はほとんど車は走ってなく、1時間ほどで興部の道の駅に着きました。
流離のゴルファーはここで車中泊をしていて、10時に興部のノースブレインファームミルクホールで朝食の予約を入れているとのことです。
さすがに7時にホテルの朝食を腹一杯食べたので、ご飯は食べれないけどソフトクリームや乳製品があるみたいなので、一緒に付いて行き、それから上湧別ゴルフ場まで午前中に移動するつもりです。
ここ興部の道の駅にはJRで使われていたディーゼル車が置いてありました。
中を覗くと人がいます。
二両の真ん中まで歩いて行くと、一両は宿泊施設になっているようで、それも無料で利用できるとのことです。
中は畳敷きになっていて寝袋があれば問題ないようです。
棚には毛布類もあり、借りることは可能のようで通路の外側には洗濯機も設置してあり、旅行者には嬉しい施設になっていました。
確かに冬場の北海道では、野宿など出来ないし、車中泊も凍死の危険があるのでこうした施設は必要だとは理解しましたが、南国九州人から見るとなんと優しい町なんだと感激するほどです。
宿泊施設の反対側の一両は、休憩所になっていて、以前の座席がそのまま残されていましたが、机の上には落書きがあり、せっかくの施設を利用させてもらって汚すなんてと悲しくなりました。
この簡易宿泊所は公園の中にあり、道路を隔てたところに保育所がありました。
保育所というと危険防止の観点から柵で囲まれた施設のようですが、この保育所は全く外と内とに隔たりがなく、オープンな雰囲気で公園と一体になっているのに新鮮な驚きがありました。
ちょうど登園時刻のようで、お母さんに抱っこされた子どもが数人ほど入っていってます。
流離のゴルファーにオープンなんですねと言ったら、九州の常識は北海道では通用しないよと笑われました。
旅の効果は、違いを見つけることだとも言われ、これまで狭い世界にいたことをつくづく実感させられました。