三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ティーショットを正確に飛距離を出せればスコアは纏まる

 昨日のプロとベストボール方式でラウンドして感じたことですが、それは「正確」に飛距離が出るとゴルフが簡単になるという当たり前の事実です。


 中央の11番パー4は、400y近くあるHDCP4の難易度の高いミドルホールです。


(HPにあるコースの説明にもティーショットが難しいとあります。この説明図より実際にティーに立った時の狙い場所がスライサーには難しいホールです)


 このホールが難しい理由は、ティーに立った際に狙うべき方向が取りにくいという点で、左からせり出した林と右に大きなバンカーがあるため、ドローヒッターならまだしも、スライサーにはどうしようもないと絶望感に襲われるものです。


(ティーからは左の林が見えるため鉄塔付近からドローで狙うのが本筋ですが、右のバンカーが効いています。私は左の林越えを狙いますが、3回目にして初めて成功しました。この画像は以前のラウンド動画から「ナガ」のティーアップ光景です)


 実際はレギュラーティーからだと、私のようなスライサーであれば左の林越えをフェードで狙えば先は広いのですが、それなりの飛距離が求められ、どうしても力みが出てしまいがちで、ミスの発生確率が高まります。


 昨日はプロが私の前にナイスショットしてくれていて、リラックスして打てたため林越えに成功しましたが、普段でもこうしたナイスショットをしたいものです。


 プロのドライバーショットは、鉄塔から綺麗なドローでフェアウェーヒットしていて、同伴者のデッさんが「こんなに短いホールだった?」と驚くように、セカンドはフェアウェーからグリーンまで100yの距離だったのです。


 アベレージゴルファーは、このプロのようなイメージでドライバーの練習を行いますが、飛距離が出れば曲がるし、曲げないようにすれば飛距離が出ないことになり、「正確」に飛距離を求めることは、かなりレベルが高いものになります。


 プロは冗談で1人予約などで同伴者から「プロ?」と聞かれると「パチプロです。毎日千球打ってます」と答えるそうですが、パチプロは冗談でも千球打つのは事実のようで、それくらい練習しなければ、正確なショットは出来ないというものです。


 そんなプロでも、常にナイスショットするとは限らず、それは単なる打ち方のミスではなく、コースの傾斜に惑わされたり、芝目の罠による結果だということです。


 15番パー4はフェアウェーから、まずプロがグリーン左サイドにオンはしましたがピン筋には打てませんでした。
 続く私は、つま先下がりなのでスライスを予測して左目を狙ったら、プロ同様に捕まって左に飛んで手前にオンでした。
 2人のショットの結果を見たデッさんも、同じように左奥に打っていて、打ち終わってからプロが「打つ場所の傾斜の仕業」だと言っていました。


 コース上の傾斜は複合している場合が多く、そこは一見してつま先下がりのように見えたのですが、実際は左足上がりもあったようで、その傾斜が全体の傾斜の中で見えにくかったのです。


 もし練習場のような平坦な場所からだったら、全員がピン方向に打てたはずですが、それがそうならないのが、15番のような350yを切る簡単そうなコースの罠のようです。
 それは17番350yパー4も同じで、残り70yをプロは左サイド、デッさんは左奥、私は手前にショートしたのは、フェアウェーでも引っ掛かりやすい逆目のライだったのかもしれません。


 つまり、距離が短いホールほど、気づきにくい罠が仕掛けられているということで、飛距離が出すぎると罠が待っているということですが、距離が長めだとそうした罠はほとんどなく、正確に飛ばした方がやはり有利だということです。


 さすがに280yを正確に飛ばすことは私には無理ですが、250yを目標に安定して打てるように目指します。

(プロに撮ってもらった13番のティーショット。褒めてくれました)