三重苦ゴルファーの日記

68歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

プロへの苦言


今日も岩見沢は雨がしとしと降り、寒い一日になりました。
明日にラウンドを入れているので、今日も昨日に続き休養日です。
当初は、岩見沢市内の探索に行ってみようと思っていましたが、雨が降ると外出するのが面倒になり、一日テレビっ子で過ごしています。


ちょうどNHKで男子ツアーの日本ツアー選手権があっていましたが、ときどきチャンネルを合わせるものの、ほとんど見てはいませんでした。
その大きな理由は、日本の選手が優勝に絡まない試合展開だったからです。
結果的には、小平選手が3位に入っていますが首位とは5打差というもので、試合への興味が自分としては全くなかったのです。


女子ツアーのヨネックスレディスが開催されていたはずですが、こちらではテレビ中継がなく、せっかく青木瀬令奈選手が通算4アンダーで初優勝しなのに、見たかったなというのが本音です。
男子ツアーは見なくても良いから、女子ツアーを見せてほしいなと思っていました。


青木瀬令奈プロは、身長が153cmと小柄で飛距離はそんなに出ないけど、堅実なゴルフを展開するイメージがあります。
先週のリゾートトラストレディスでも7位タイに入っていたので、好調だったのでしょう。
CS放送でもゴルフの番組を持っているのを何度か見たことがあります。


女子ゴルフ界にはフレッシュなプロが次々に現れるのに、男子ツアーには魅力がある若手選手が見当たらないのが、男子ゴルフ界の現状です。


先日札幌ボギークラブで同伴者になった方とラウンド後に話をしましたが、プロゴルファーのギャラリー対応が悪いという意見で一致しました。
特に男子は、ギャラリーを邪魔な存在かと思っているかのようで、プレー中に睨む選手もいて「あれじゃね」という意見でしたが、全く同感です。


女子プロの中にも、もう少しギャラリーに対して愛想良くすればいいのにと思うケースも多いのですが、彼ら彼女らは誰のおかげで賞金を得ているのかもう一度考える必要があると思います。


賞金を提供するスポンサーや開催する主催者など関係者に対してだけ、顔が向いているプロが多すぎるように感じます。
確かにスポンサーが賞金を出すのですが、それも今はCM価値があると思っているからで、それはギャラリーの人数で測られます。
誰もギャラリーがいなくなれば、スポンサーもわざわざ高額な賞金を提供することはないはずです。
つまり、目の前のギャラリーを大事にすることが、自分たちの生活を守る一番の手段であり、そのことが分かっていないプロが多すぎます。


ミーハーなギャラリーや、ゴルフのことが分かっていないギャラリーのためにプレーが邪魔されることはよくあることですが、そんなギャラリーでも大事にして「また見に行きたい」と思わせるように仕向けることがプロとしての務めなのです。


ギャラリーが来なくなれば、テレビ中継も無くなり、そうなればスポンサーもつかなくなってツアー自体が消滅してしまいます。
そんな時代を知っているベテランプロも多く残っているはずなのに、最近の若手プロのギャラリー対応の拙さは気になります。
男子ツアーはそんな状況に陥る入り口にあると感じています。


女子ツアーの韓国出身プロのギャラリー対応を日本人プロは男女とも見習う必要があるようです。


こんな意見を書いてもプロが見る機会はないでしょうが、せっかく隆盛の女子ツアーを見ていても、いつまで続くのかなと危惧するこの頃です。