ルールの無知を自覚する
今日の南阿蘇CCでのラウンドで、ルール上で「?」と迷ったことがありました。それは12番パー3で、私のティーショットがトップしてしまったのです。
12番のティーはいつものティーではなく左のやや高めにあるティーで、いつものティーだと池とグリーンの間にはコースがあり、よほど引っかけないと池ポチャは避けられるものです。
(楽天GORAのコース案内にある12番パー3の風景。普段はこの場所がティーイングエリアですが、今日は左の池の後方のティーが使用されていました)
(上の画像は水色の矢印位置で、この日は赤い矢印が示す場所がティーイングエリアでした)
今日は上図のように左側のティーを使っていて、グリーンとティーとの間には池があることになり、私の7Iでのショットはトップして水面を2度跳ね、水切りショット成功かと思いました。
しかし、グリーン手前には急な傾斜があるため球はバックして池に戻り入ってしまったのです。
12番の池も含めて南阿蘇の池には黄杭や赤杭はなく、ここの取り扱いに迷い、ティーからの打ち直しを選択し、結果的に3オン2パットのダボになってしまいました。
打ち直しを選択したのは、池からの処置では以前のラテラルウォーターハザード(今はこの用語は使用していません)の処置の1つに「最後に横切った地点からホールに近づかないように2クラブレングス内にドロップできる」ことは知っていたものの、この池がその措置を取れるレッドペナルティーエリアになるのか自信がなかったからです。
なぜ黄色もしくは赤色の表示がないのか改めて不思議に思い、自宅に帰ってからゴルフ規則を調べてみたところ分からず、他のサイトで次のような記述を見つけましたが、私はこのこと自体は不勉強で知らなかったのです。
「もし、コース内の池や川、水路に赤色や黄色の杭や線で表示されていなかった場合は、その池や川、水路はレッドペナルティエリアとして扱われます。」(パーゴルフ)
「何も表示のない水域はレッドペナルティーエリアとみなす。」(ALBA)
こうした記述がある以上、ゴルフ規則にも必ず記述があるのだろうと探しましたが、なかなか見つけることができませんでした。
それは規則17の「ペナルティーエリア」だけを探していたためですが、その後いろいろ探してやっと先のみなし規定が「X 定義 ペナルティーエリア」の記述の中にあったのを見つけることができました。
「ペナルティーエリアの色を委員会がマーキングしていなかった、特定していな かった場合はレッドペナルティーエリアとして扱う。」
つまり、南阿蘇の池には黄色杭がないため、すべて赤杭の池だということで、私の池ポチャもグリーン手前にドロップして良かったことが分かり、これからはそうしようと思いました。
この規定もゴルフ場にとってみれば親切なもので、わざわざ杭を立てたりマーキングする手間も必要なく、プレーヤーにとっても「罰あり救済」の選択肢が増えるというものです。
やっとすっきりした気分になり、これで安心して寝ることができます。
おやすみなさい!