三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は観光へ

今日はゴルフのラウンドは入れてなかったので、朝からゆっくりでした。
せっかく北海道に来てるのだから、近場で行けるところがないか調べたら、夕張市が40Kmほどの距離にあります。


北海道では1Kmが約1分という換算になるみたいで、40Kmだと50分くらいで行けそうです。
ナビで設定すると1時間20分くらいかかりますとアナウンスがありました。


熊本の感覚だと25Kmが約1時間というもので、40Kmだとナビのいうとおり1時間半近くはかかるので、行くとなればそれなりに心構えも必要ですが、4~50分だったらちょっと行ってくるという感じになります。


途中で雨も降り始めましたが、10時半に出て予定通り11時10分には夕張市に入りました。
どこに行けばよいか分からず、とりあえず案内のあった夕張炭鉱記念館に行ってみますが、平日の午前中のためか全く人影がなく、駐車場にも雑草が生えています。


屋外のトイレも「閉鎖中」とあり、これはダメだと諦め、適当に道路を走るとだんだん山の上に登っていきます。


車も通らず、熊でも出そうな道路を目的にした公園まで行きましたが、ここも駐車場周辺以外は立ち入り禁止とあり、しばらく休憩してスマホで検索しようと思いましたが、なんと圏外になっています。


それでまた下り坂を降りて、夕張市内に入り、映画「幸せの黄色いハンカチ」のロケ地跡に行くことにしました。


ナビは狭い道路をくねくねと案内します。こんな先にあるのだろうかと不安になった頃、駐車場が見えてきましたが工事関係者の車以外は、名古屋ナンバーの車が1台だけ駐車していました。


どこが記念館か分からず、工事中の建物かなと近寄ってみると、少し離れた小屋から「いらっしゃいませ」と声がかかります。
入館料が540円とあり、パンフレットを貰って案内に沿って道を歩くとすぐに古い長屋風の建物が見えてきます。
奥には黄色いハンカチがなびいていて、ここがロケ地の記念館だと分かりました。


外だけ見学するのかと戸惑っていましたが、窓から中を覗くとどうやら中にも入れるようです。
恐る恐る入り口の戸を開けて入ってみると、天井から壁まで真っ黄色の付箋紙で埋め尽くされています。


どうやら願いを付箋紙に書いて張り付けてあるようで、台の上には黄色い付箋と鉛筆が備えてありました。
この付箋の間の次の部屋には、赤い車が置いてあります。
映画の中で武田鉄矢扮する青年が乗っていたマツダ製のクーペで、撮影後に寄贈されたものとのことです。

またこの部屋の先には、ロケ用のセットなのか、古い居間のような部屋が作られていました。部屋の真ん中にはビデオが流され、ちょうど山田監督のインタビューが上映されていました。
他にも主演の高倉健たちの写真や映画の資料などが並べられています。

外観の古さとは似つかわない内部であり、説明を読んでいくと映画で辿った北海道の各地の道程が分かります。
網走の刑務所を出た主人公が、釧路から来た青年と青年がナンパした女性との3人で道内を旅し、最終的に夕張のこの地で妻が待つ家に帰ってくると、歓迎の黄色いハンカチが青い空になびいているというラストシーンが感動的です。


夕張市自体は、平日の午前中のためか人通りも少なく、施設類もくたびれた印象でした。
ただ映画の街であり、通りには映画のポスターがいくつも張られていて、映画祭のときは賑わうのだろうなとしのばれます。


13時過ぎには岩見沢に帰ってきたのですが、この資料館に行ってみたことは記念になり良かったと思いました。


明日は、隨縁CC恵庭コースで札幌ボギークラブのコンペに参加します。
初めての参加でありハンディーは厳し目で、なおかつ1位になるスコアであっても2位までにしか入賞しないという規定のようです。


確かに北海道には旅人の参加者が多いだろうし、そんな参加者が優勝をかっさらって行けば、サークルメンバーにとっては面白くないだろうし、その意味でこうした規定には納得いくものです。


ただ、アンダーが出ると1打100円を払うという「?」な規定もあります。お祝いで貰えるものでなく、達成者が払うというのもアマチュアらしく面白いものです。


明日は雨の予報ですが、岩見沢市も今頃は強い雨の予報でしたが実際は曇りで、時々弱い雨が降る程度なので、明日も予報が外れることを期待しています。