三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

癖が凄い!

 今日の大津GCの同伴者は、1人予約常連さんで顔見知りの70歳代の方と初めての70歳代の方、それにゴルフを最近になって再開したという50歳代の4バッグでした。
 全員レギュラーティー使用でしたが、さすがに70歳代の2人は飛距離が出ず、私のチョロった球とほぼ同じような飛距離で、50歳代の方はそれなりの飛距離は出ていたものの左右に曲げて苦労されていました。


 その中の初めて一緒になった70歳代の方の癖が凄かったのです。癖と言ってもそんなに見苦しいものではなく、単にワッグルされるだけです。
 それだけ見てたら、普通のワッグルですが、その回数の多さに驚いてしまいます。


 ティーショットとセカンド以降で回数を数えてみましたが、ティーショットではまず大きなワッグルを3回ほどしてクラブヘッドを球の横に置いて、今度は小さなワッグルを8~13回ほどするのです。
 その後、今度は見えないほどの細かく震えるような動きが数えることはできませんがあって、やっとバックスイングに入り実際にショットするのですが、心の中で球の横に立ってワッグルを始めてからの秒数を刻んでみたら約30秒かかっていました。


 常時、同じ回数のワッグルだったらルーティーンの一環と言えるのでしょうが、その回数がその時々で微妙に違っていて、もしかしたらバックスイングが上がらないイップスかなと疑ったほどです。
 
 反対に1人予約常連の方は、あっという間に打たれるため、その対比が面白いものでした。
 結果は、どちらも似たような飛距離だったのが余計に面白く、常連さんは癖の強いワッグルをする人のプレーの遅さにやや呆れていたのかもしれません。


 普段だったら私もイラつくところでしょうが、今日のラウンドは急遽、昨日の夜になって4人目に割り込ませてもらった手前、最初からある意味マナーに関しては高齢者2人がいたので諦めていたのです。


 ただ、後方に立たれたときは、いつものように「後ろは気になるタイプなのですみませんが少し横にずれてもらえませんか?」とお願いし、途中でも50歳の方が他の方のパットの線上に立たれたりしているときは身振りで、動くように合図をしたりしていました。


 またこうしたゴルファーに多い、ナビへのスコア入力に最初は拘っていたようですが、私が「私のスコアは入力しなくて結構ですよ」と答えたら「だったら自分たちのスコアだけ入れる」と言っていましたが、最初は入力しても最後の方はいい加減になるのが常だと思っていたらやはり途中から入力しなくなっていました。
 大叩きのホールがあると入力する意欲を失ってしまうようです。


 また常連さんのゴルフは「ボギーなゴルフ」ではなく、「ダブルボギーなゴルフ」だったのです。飛距離が出ないため、パー4は3オンも難しくほとんどが4オンになっていましたが、感心したことがその4打目で必ずグリーンオンしていたのです。
 ピンが手前だろうと、構わず大き目に打っていて、そのため下りを3パットすることもあり、ダボときどきトリ、偶にボギーというゴルフでしたが、それでも16番パー3で左手前のエッジからパターで寄せて見事なパーをゲットされました。


 この常連さんとは何度かご一緒していますが、私の本音ではレギュラーティーではなくフロントティーを使ったらいいのにと思いますが、こればかりは本人の拘りなのでしょう。
 そうしたゴルフへの向き合い方は、それはそれとして評価できるものです。


 70歳を越えた高齢ゴルファーが身体が動く限りは、チャレンジする姿には好感を持って見守っています。