幣立神宮
明日は赤水の理事長杯予選ですが、今日も子どもたちの県内旅行に付き合いました。
阿蘇や天草の観光地は巡ったし、どこに行くか迷ったあげく山都町の通潤橋を見に行くことにしました。
お昼を過ぎたあたりから出発し、途中で雨が降り始めた13時半に通潤橋の駐車場に着きました。
雨が酷かったら車の中から眺めて終わる予定でしたが、雨が止みそうだったので傘をさして橋の近くまで行くことにしました。
通潤橋は、昨年の熊本地震で傷みが出て現在は渡ったりはできず、近くにある急造の展望所から眺めるだけです。
そこまで坂を上って見学していると、変なおじさんが寄ってきます。
通潤橋のことにはかなり詳しく、頼まれもしないのに勝手にガイドを始めてしまいます。
ジャンパーを着た地元のおじさんらしい感じですが、早口で通潤橋の歴史などを話してくれます。
なんでも小学生の体験旅行の際にもガイドをしているとのことです。
「このあと時間はあるの?」と聞かれ、「弊立神社に行くつもり」と答えたら、「あぁ、パワースポットね」と言われてしまいます。
「あそこは地元の者は行かないし、有名でもないから」とまで言われてしまいました。
どうやら通潤橋の近くの滝を見に行った方がよいというのがおじさんの意見のようです。
でも、通潤橋から弊立神社を見て、蘇陽のそよ風パークに寄り、高森を経由して南阿蘇から俵山トンネルと通って帰るというプランを立てていたのです。
時間もないし、そこそこに「ありがとうございます」と言ってその場を去りました。
弊立神社までは通潤橋から30分あまり東に向かった方向です。道路から鳥居をくぐり、階段を上ると神社の本殿が見えてきます。
神社そのものは小さな規模で、そこら辺に普通にある村の神社とそんなに変ったものではありません。
パワースポットは、もしかしたら神社の入り口から向かって右手に見える大木の中の道なのかもしれません。
歩くと気が遠くなるような感覚に襲われますが、なんなのでしょう?
しかし、熊本に長年住んでいますが、この神社は全く知られていませんし、知りもしませんでした。
まずネット上で有名になり、県外や海外からの参拝客が多くなって、やっと地元にも知れ渡ってきたというのが実際です。
神社のHPも作ってあり、きっと関係者の売り出し方がうまかったのかなとちょっぴり思ってしまいました。
神社にお参りしたご利益で、練習してないぶっつけ本番の理事長杯予選を無事に通過できるかなと期待しています。