三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

秋が深まる

 今朝の熊本は快晴ですが、早朝には一桁台の気温になっていて、一気に秋が深まった感がありました。
 ほんの数日前には車内で冷房を付けたり、着る服も昨日までは短パン姿でしたが、今朝はあまりのヒンヤリ感で慌ててトレーナーと長ズボンを取り出して着用したほどです。

(午前中に庭の芝刈りをしましたが、日差しの下での作業はまだ暑く、汗が噴き出してしまいます)


 北海道からは雪の便りも届きそうですが、そうなると北国のゴルフシーズンはそろそろ終わりになる時期になってきて、オールシーズンでのラウンドが出来る熊本の環境を改めて嚙みしめています。
 そうはいっても、ゴルフに対する熱量は減っていて、最近のラウンドはほぼ惰性のようなもので、「アプローチの達人」がよく言っている「単なる暇つぶし」に成り下がってしまっています。


 私にとっての暇つぶしは現在はゴルフだけですが、最近はパソコン関連に興味を持っていて、徐々に暇つぶしの比重が変わって行くかもしれません。
 それはパソコンの世界は深く、知れば知るほど面白くなっていて、新しい技術開発や興味深いニュースも多いからです。


 一週間前にはインテルの第14世代のCoreプロセッサーが発表され、翌日から発売されていますが、これまではこうしたニュースには興味もなく、ただ「ふ~ん」と思う程度だったのが、少なくともニュースをしっかり読んだりYouTubeでの紹介動画を見るようになっていて、まだまだ初心者ですが興味を持つという出発点には立てています。


 パソコン用語は、意味不明のものも多いのですが、分からない用語はサイドバーの検索機能を使って意味を調べているものの、その説明の中にも意味不明の用語があり、たくさん枝分かれしながら調べていると、いつの間にか最初の調べ物が何だったのか忘れてしまうほどです。


 現在は新しいパソコン購入にも興味があり、自作で一度は作ってみたいという願望がありますが、そのためにパソコンのスペックを決めなければならず、そのパソコンで何がしたいのかという目的を明確にしないと単に宝の持ち腐れになってしまいそうです。


 現時点での高価な部品を使っても、出来上がったものを活用できなければ2~3年すると陳腐化とまでは言えないものの出費した分の価値は大きく下がることは明白で、有効利用もできずにただ保有して価値が下がり続けるという羽目になってしまいます。


 そのためパソコンに何を求めるかという基本的な部分に戻ってしまい、単にYouTubeの視聴やブログ書き程度だったら10年前のノートパソコンでも十分であり、図体の大きなデスクトップパソコンを作っても移動が簡単にできず、果たして設置した部屋だけに籠ってパソコンを触るのかという自分への不信感もあるのです。


 単に趣味として自作するのであれば、失敗してもよいようにエントリーモデルでもいいわけで、ただそうなったら完成後の満足感は少なさそうなので、最低でもミドルクラスのものは欲しいなと思っていて、そうなると少し頑張ってハイエンドでもと迷い出し、なかなか決まりません。


 現在考える範囲では、今使うのならせいぜい動画編集程度なのでそれ用のスペックの物を調べたりしていて、どんな組み合わせにするかという計画もまた楽しい部分です。


 まずCPUを決め、それに合うマザボを選び、クーラーをどうするかcore i7だったら空冷ではなく水冷にしようかとかi5だったら空冷で大丈夫とか、その前にAMDのRyzenもノートでは使っているしこちらも候補にしたいしとか、だったらマザボ選びから変わって来るし、メモリはインテルだったらDDR4でいいけどAMDだとDDR5になれば高価になるとか、ストレージはメインをM.2の1Tにするけどデータ用としてもHDDの容量はどのくらいだとか、動画編集だったら別にSSDもあったほうが便利かなとか、そうなると電源ユニットは最低でも800Wくらいにしておこうかなとか、グラボはあった方がいいけど高すぎるとか、ケースは白がいいかなとか内部を光らせるとか、いろいろ妄想は高まって来るのです。

(最近はファンなどを発光させ、内部をカラフルにするのが流行りのようです)


 そのうちに衝動買いするかもしれず、昨夜はcore i5 13600Kを使った自作キットがあったので、思わず購入しようと思ってカートに入れるまではしましたが、グラボが必要かどうかで迷い、最終の注文までには至りませんでした。


 所詮は暇つぶしのためのものですが、楽しくなければ長続きはせず、ゴルフも徐々に楽しさを感じなくなってきた現在では、新たな趣味探しを始めているのです。

100切りのためのNGワード

 今日の熊本は風はやや強いものの朝から快晴で、まさしく秋晴れといった空が広がっています。
 今週は晴れの期間が続くようで、火曜日から3連チャンのラウンドを予定していますが、体調が保てるか少し心配なところです。


 さて、今日はたまたまYouTubeで視聴したゴルフ関連の動画配信についての話題です。


             

(このイラストは「素材ラボ」様https://www.sozailab.jp/sozai/のものを使っています)


 数日前にYouTubeで久しぶりに「な〇きゴルフ」という女性タレントのゴルフ動画を視聴していました。
 この女性は以前はプロから教わりながら100切りを目指すというテーマのシリーズ化した番組に出ていて私もよく視聴していましたが、どうやら制作会社との間で内部トラブルがあったようで、指導していたプロもタレント本人もこの番組から離れてしまっていて、現在はタレントが独自(別会社?)で配信しているようです。


 せっかく有名にしてくれた番組から出て行ったのは、YouTubeは稼げるコンテンツになっているため結局はお金の問題だったのでしょうが、こちらの動画が成功できるかは今後の方向性次第だと思われます。


 以前は様々なプロから教わっていながら、今回視聴した前半の内容では、ゴルフでは避けなければならないNGワードを連発していて、要は厳しい言い方になりますがゴルフを舐めているとしか思えず、単に有名になりたいためにゴルフを利用しているのではと思ったほどです。


 視聴した人たちも同様に感じたのか、番組コメント欄にも厳しい意見が溢れていましたが、この番組を以前のように初心者が一歩ずつ上達している過程のドキュメントとして捉えていたのに、単にミーハーなタレントが遊びでゴルフをしている番組に成り下がっていることに私同様に呆れたのでしょう。


 この内容だったら、以前の成長過程を配信していたのは制作会社の脚本に沿ったもので、本人はただそれに沿って演じていただけだったのだろうと疑ってしまいます。
 せっかく当時の視聴者は初心者の女性に自分の姿を映して応援していたのに、実際はこんな軽薄な気持ちでゴルフをやっていたのかと思うと残念な気持ちが湧くほどでした。


 さてその中でのNGワードをいくつか書いておきますが、動画の中の337yパー4でラフを渡り歩き、せっかく5オンしたのに6mほどのパットを雑に打って3パットのダブルパーを打っていました。
 このパットの中で「さっきはパーパットが入った」と打つ前に言っていて、そんなことを言うからカップを狙ってオーバーし、下りをまた決めきれなかったのです。


 「初心者あるある」ですが、「さっきは入った」というNGワードの意味は偶然つまりマグレで入ったことを意味し、それを期待して打つからノーカンになってしまうのです。
 打つ前に「ラインがどう」とか呟いていないし、「真っすぐ上り」とか言ってオーバーしたならまだしも、パットの前にラインを読めていないことが分かります。


 様々な有名プロから有意義な教えを受けていたはずなのに、全くそれが生かせてない様子が垣間見え、結局は作り物の筋書きだったわけで本人自身は真摯にゴルフに取り組んでいなかったことが露呈してしまっているのかもしれません。


 次の417yパー5のティーで「ここから取り返していきます」とプロのようなコメントを述べていましたが、なにか自分が上手いと勘違いしてない?と感じてしまいます。
 「取り返す」とアマチュアが言ってしまえば、どうしてもハードルを自ら上げてしまうもので、ミスが出ると無理をする意識に陥り、良い結果になるはずもありません。


 このホールは3打目をミスり、4打目のアプローチでは「後は寄せるだけ」と何様?というコメントを発していて、これはいつもプロや上級者と回っている弊害かもしれませんが、己の実力からみると不遜なNGワードになります。


 案の定、アプローチはトップしていて、これは自ら期待値のハードルを上げたため、結果は当然のようにミスになってしまいます。


 5打目のアプローチではやれない技術で寄せようとしていて、これも初心者にありがちな自分がやれる技術ではなく願望に沿ったショットを選択していました。
 またグリーン上でもラインを読むこともなく、曲がったパットに対して「そうだよね」と言っていて、分かっているならなぜ逆方向に打たないの?と思ってしまいます。


 最後には短いパットを雑に打って外し、このホールも+4にしていて、ティーショット前の「取り返す」というNGワードが悪い方へ影響していることがよく分かります。


 要は実力そのものがまだ足りていないのに、周囲のプロや上級者の影響を受けて態度だけを真似ているもので、これは100切りを達成して自信が出始めた頃に見られる勘違いなのですが、約5年もトップクラスのプロや有名レッスンプロに教わっていながら、態度だけ上級者風に育っているのではと想像してしまいました。
 ただ不遜な姿勢がゴルフによく表れてしまっている様子が映っていますが、これはもしかしたら動画制作者の意図というか脚本だったのかもしれません。。。


 続く265yのパー4ではティーショット前に「短いホールだけど」という意味の言葉を発しています。
 「だけど」とあるので、この女性は警戒すべきホールだと分かっているようですが、アベレージゴルファーの中には短いホールにくると「サービスホールだ」と勘違いする人も多いように思います。
 本来はそこには「ミスをしなければ」という前提があり、ミスをするアベレージゴルファーにはサービスホールなど1つもないはずです。


 実はこの動画の続編が昨日土曜日の夜にアップされていて、こちらでは前半と違って少し真摯な態度に改まっていました。
 前半では旅行に行った話などゴルフに関係ない話題も多かったのですが、ハーフターンの休憩でなんらかの忠告なり方向転換があったのではと推測しました。


 きっと前作のコメント欄が荒れていたので、編集者が軌道修正したのでしょうが、今日は旅行の話などゴルフに関係しない部分はすべてカットされ、ゴルフに集中しているような状況だけの動画内容でした。


 それでも前半にあれだけラフに苦戦したのに相変わらずウッド系のクラブを選択し、それも「無理かな?」と呟きながらでしたが、初心者あるあるの「願望の下にプレーする」ことが分かります。
 後半の動画も2つに分かれていて、今回は1番~4番まででしたが3オーバーに纏めていて、確かこれで通算20オーバーだったと記憶していますが100切りにはまだ7打の余裕があり、まだ5番以降の結果の動画はアップされていませんが、たぶん大丈夫なのでしょう。


 前半を苦労させ、後半に巻き返して盛り上げるという編集の仕方なのでしょうが、前半での不遜な態度が一変し、かなり謙虚な姿勢でラウンドしている様子も見え、これも脚色の一環かもしれません。
 以前のように応援するような気持で視聴できたのは我ながら単純なもので、テレビなどで同じものを見ていても制作のやり方次第で視聴者はすぐに影響されてしまいます。


 結局、動画を見た私も番組制作者の思惑に乗ってしまったわけで、同じ内容のラウンドといえども脚本や編集でどうにでもなるという見本で、私も動画制作を少しだけ齧っていますが、編集の方法で右にも左にもなるということを参考にしたいと思いました。

片手打ちの欠点が出る

 今日も阿蘇ハイランドの早朝ラウンドのため、まだ真っ暗な朝5時40分にゴルフ場に到着しました。
 今日の天気予報では阿蘇は雨で、てっきりラウンドはキャンセルになると思っていましたが、朝起きたときに雨雲の様子を確認したら阿蘇地方は10時前からが雨のようで、9時までは大丈夫だと思って慌てて出かけてきたという状況でした。

(通路には水溜りがあり、未明に雨が降ったことが分かります)


 阿蘇地方は朝方に雨が降っていたようですが、ラウンド中は小雨ではあったものの、ラウンドに影響があるほどの降りではなく、当初は雨が酷くなったらそこで止めようと同伴者の「アプローチの達人」と話していましたが、最後までどうにかラウンドすることはできました。

(雨模様でも、コース内へのカート乗り入れは「可」だったので助かりました)

(スタート前に練習グリーンでパット練習中の達人。画面では明るいけどまだ夜明け前で周囲は薄暗い中です)


 今日は雨模様だったため6時24分の日の出時間になっても周囲は薄暗く、待っても明るくならないだろうと思って6時半過ぎにスタートしましたが、1番パー4のティーショットは右目に飛びましたが落ち所が見えず、大丈夫だろうと行ってみると右に跳ねていてOBになっていました。
 そのため右ラフから4打目としてプレーしましたが、その後は何となく気乗りがしないままのプレーになってしまいます。


 2番パー4ではフェアウェーから残り85yをダフってバンカーイン、3番パー4ではフェアウェーから残り100yを手前にショートし、アプローチを寄せきれずパーパットも外すボギーとなり、やはり気が入らないラウンドになってしまいます。
 4番パー3は、奥からの7mのバーディーパットがあと一転がりショートするパーでした。


 5番パー5では4mのバーディーチャンスでしたが決めきれず、6番パー4はセカンドショットがピン横20センチに付くバーディーとなりましたが、7番パー4では奥からの5mのバーディーパットを軽いスライスと読んで真っすぐ抜けてしまいます。


 8番パー3では9鉄でしっかり打ったのになぜか100yしか飛んでおらず、自分でも??的な状況で、アプローチはショートしてパーパットは決めきれないボギーになりました。


 9番パー5はフェアウェーから残り90yの3打目を52度で中央のピンの右手前に落ちましたが、止まらずに左に切れて行き、グリーン左端でやっと止まる有様でした。
 ここはどうにか2パットで凌ぎましたが、砂が入ったグリーンは思いのほか転がりがよく、普段だったら切れるラインが切れないというケースもあり、砂粒がグリーン面上に残っているといつもとは違った転がりになるようです。



 9番を終わって何気なく西の空を見たら、8番グリーンから6番グリーン方向に綺麗な虹が出来ていました。
 撮影はしましたが、ちょうど木々の間からになり、全体の虹は撮影できませんでした。

(虹の左端は8番のグリーン辺りでした)

(右端は6番のグリーン手前辺りでした)


 10番パー4でティーショットを左ラフに入れ、3打目は距離が残りましたが、どうせ3オンは一緒だと思っていたのに3打目をダフってしまい、結果4オン2パットのダボになってしまいます。
 11番パー3は、8鉄のショットが大きく左に引っ掛かり、アプローチは大きく、4mのパーパットはカップに蹴られるボギーになりました。


 12番パー4、13番パー4は共にパーオンして5~6mのバーディーチャンスでしたが、これらも曲がらずに悉く真っすぐ転がっています。


 14番パー5は3打目を左バンカーに入れ、そこからのバンカーショットはピン奥5mとミスショットでしたが、下りのパーパットは弱めに打ったら思いのほか転がり最後にコトンとカップインするナイスパーでした。


 15番パー4は右奥のピンの左手前からの6mのバーディーパットは、スライスラインでしたが切れないかもと思って真っすぐ打つと、こんな時は右に切れてしまいます。


 すると16番パー4でドライバーショットは突き抜けて左ラフに入り、濡れたラフから8鉄で上手く打てずに木の根元に転がり、そこからのアプローチショットをダフリ、手前から転がしましたが寄せきれずにパットも入らないダボにしてしまいます。


 17番パー3はアゲインストかなと思って打った9鉄のショットは左からの風に乗って奥まで転びましたが、ここはどうにか2パットで凌ぎます。
 18番パー5はフォローの風で残り205yの右ラフでしたが、セカンドは当たらず、残り40yをピンの左にオンしたものの、5mのバーディーパットは打てずにカップ手前の淵で止まる勿体ないパーになっています。


 今日は雨に濡れたラフに片手打ちでかなり苦戦してしまいます。普段だったらラフの抵抗に負けないようインパクト時に右手をギュッと握ったり、最初からフェースを開いて打ったりしますが、片手打ちだとそうした技が使えず、フェースを開くと開いた方向に飛ぶし、そうでない場合は引っ掛かってしまいコントロールできませんでした。


 雨に濡れたラフに対する課題があるように思え、ラフからは片手ではなく両手打ちをしないと対処できないと反省しました。

(阿蘇外輪山には雲が低く垂れ込み、帰りは予報通りに雨になりました)