三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

病院に連日検査に行く

 一昨日の14日の夜に胸の痛みが起こり、持っていたニトロを初めて使用しましたが、それまでも10分ほどの安静で収まっていたので、この時も10分ほどで落ち着き、ニトロの効果があったのかはよく分かりませんでした。


 昨日は、朝と昼に立て続けに同様な症状が起こりましたが、朝はブログを書いている最中、昼は寝ころんでテレビを見ていた時で、これまでとは違った状況だったので、まずかかりつけ医院に電話しましたが、お盆休みということで録音のテープが流れるだけでした。


 その音声の中に「緊急な場合は済生会病院などへ」という内容があり、以前に医師からも酷い場合は救急車を呼ぶようにと言われていたため、さすがに救急車は呼ばなかったもののj自力で済生会病院に行くことにしました。


 済生会病院は、リンクに貼っている鋤田プロが心臓の手術を昨年行った熊本では心臓外科の最先端を行く病院で、見事に復活されたプロを見て、私も心臓疾患だったら済生会病院だという思いがあったのです。


 14時に病院に到着し、総合案内で来院理由を告げると、一般の外来受付は午前中で終っているので救急外来に行くように案内されました。
 少し離れた救急外来の受付に行き、症状を伝えると受付してもらえ、しばらく待つことになります。

(呼び出しはこの機器から振動と音が鳴って知らせてくれます)


 待っていると呼び出しがあり、ベッドに寝させられ、まず看護師、次に研修医からの問診がありました。前日からの状況を説明すると、心臓エコーを取ることになり、その後研修医からの診察が行われます。


 入った部屋は救急の部屋でカーテンで囲まれたベッドには「ER(A)」の表記があり、ベッドに横になって一連の検査などが進みましたが、周囲は騒がしく、いろんな話声が聞こえてきます。


 その後、寝たまま採血がありましたが、その際にPCR検査も一緒に行われました。いったん待合室に戻るように指示され、1時間ほど待ちましたが再びERのベッドの近くに呼ばれ、今度は椅子に座って先ほどの研修医ではなく、医師から検査結果を見ながら説明が始まりました。


 説明では心電図などでは異常は見られず、原因が不明なので、再度外来で受診してトレッドミル検査するように勧められ、次の日の予約を入れてくれました。
 トレッドミル検査は、負荷を心臓にかけて検査するもので、万一の場合もあるからと承諾者に署名が求められます。


 この日はこれで終わり、14時に来院して終わったのが17時半というもので、待ち時間がかなりあったのです。


 今朝は8時半に済生会病院に行き、また採血から始まりましたが、今日もPCR検査が必要とのことで、前日は綿棒での検査でしたが、今日は唾液による検査を受けました。


 次も昨日同様に心電図検査があり、目的のトレッドミル検査は10時半から予定でしたが、まだ9時過ぎだったので、待合室で待つように指示されます。

(待つ間に窓から見える上方の入院棟。自分も入院になるかもと思って見ました)

(今日の検査の場所を案内する用紙。これを見て指定の番号の部屋に向かいます。上の空白に「同姓同名あり」とあり、私と同じ氏名の患者がいることが分かります)

 予定の10時半前より早めにトレッドミル検査が始まりました。


 トレッドミル検査は、上の画像のようにルームランナーのようなものを使い、胸に電極を10本ほど付け、腕には血圧測定用の腕帯を付け、まず3分間が通常の歩きのスピードで、3分が経過すると早歩き程度の負荷がかかるスピードになる運動をして、その間の心臓の状態を調べるものです。


 最初の3分間はどうもなかったけど、負荷がかかる3分間は途中で胸の痛みが出始め、2分30秒で中止になりました。
 痛みは止まったらすぐに回復しましたが、最初は息が切れる感覚で、それが胸の痛みに変わっていくものでした。


 最後は診察室で医師の診察と説明でしたが、若い医師でテキパキとした話しぶりは好感が持てました。
 説明内容は、昨日の検査結果と今日の検査結果を併せても、心電図や血液検査などでは特に問題は無いとのことでしたが、トレッドミル検査では狭心症の所見が見られるとのことでした。


 トレッドミル検査以外の検査結果では、再検査などは必要ないとなるはずですが、もしかしたら心臓への血管が詰まり気味で、負荷のかかった場面で血流の流れが悪くなり、症状が出たのかもしれず、はっきりするためには再度詳しい検査が必要で、調べるかどうか希望を聞かれます。


 医師の説明では、詳しい検査の1つは造影剤を血管から入れてCT撮影を行うもの、これは日帰り可能で身体への負担も少ないとのことで、もう1つは入院してカテーテルを血管内に挿入して検査するもの、こちらは日帰りではできないしある程度のリスクもあるというものでした。


 お勧めはCT検査とのことで、私もこの検査をすることにし、8月30日に予約を入れてもらいます。
 その間は、血管をサラサラにする薬などを飲むように言われ、CT検査で問題がなければ薬はそれ以降は飲まなくて良いとのことでした。
 ニトロも一緒に処方してくれ、もし30日までに症状が出たときは我慢せず、また受診するように言われます。

(薬は1錠の半分を飲むようにとあり、自分で半分に割るのかと思ったら、ビニール袋に半分に割った錠剤が入っていました)


 自分でも症状が出ると、もし寝ている間に心臓が停まればこのまま起きれないのではと思ってしまうもので、寝ることが怖くなったものです。
 検査の数値などでは全く問題ないもので、医師が説明しているように血管に詰まり易い場所があるのかもしれません。


 これは若い頃から同様な傾向があり、比較的疲れやすいもので、以前に人間ドックでも心臓の許容範囲の「幅が狭い」的な指摘は受けています。
 ピークに向かって徐々に上がって行くものが、ある場所から一気に上がる傾向にあったためで、激しい運動は注意するように言われたことがありました。


 すっかり忘れていましたが、そこまで激しい運動をすることもなかったものの、30歳前後の頃に体育大会で職員チームのリレー要員で走った際に、終わってすぐは平気だったのに、しばらく時間が経って立っていられないように息苦しくなったこともあり、その時の息苦しさと今回の症状が似ているようなのです。
 
 歳を取ると身体にいろんなガタが来るものですが、さすがに1個しかない心臓に問題が発生すれば、安心はできないものです。
 再検査まで時間がありますが、明日のラウンドはキャンセルしたものの、来週はラウンドに行こうと思っています。

アドレスが長いと嫌われる

 今日の熊本も暑い一日になりそうな朝ですが、今日は8月15日なので「終戦の日」になります。
 今から77年前の1945年8月15日正午に、昭和天皇によるラジオ放送があり、日本がポツダム宣言を受託し、降伏する旨の内容が国民に知らされました日だからです。
 その後、この日が「終戦の日」「終戦記念日」として広く認識されていますが、祝日法で定められたものではありません。


 国際的には「終戦」は9月2日の降伏文書に署名された日になるため、厳密には「終戦」ではないものの、この日が旧盆に当たり、「お盆」が祖先の霊を祀る日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事であったため、戦争で亡くなった方々の慰霊の日と合致して「終戦の日」として定着したものです。


 ちなみに「お盆」とは仏教用語の「盂蘭盆会」の省略形であり、新暦移行に伴い7月15日に変わりましたが、その時期がまだ農繁期であったため、都会では7月15日の「新盆」が定着したものの、地方では以前と同じ時期の「旧盆」が一般的になりました。
 そのため、地方出身者が実家に帰るための盆休みは7月ではなく8月が主流になり、正月と並ぶ会社などが休みになる時期になります。


 私が現役時代は、「盆休暇」という半日の職務専念義務が外される「休み」が一時期まで別個にありましたが、その後は無くなって「夏休み」と称した6日間の「特別休暇」に吸収されていました。


 さて、ゴルフではスロープレーは同伴者に嫌われるものだけでなく、競技ではペナルティー対象にもなるもので、ゴルファーにとってスムースな進行は常に心に留めておくべきことになります。


 ゴルフ規則5.6b「速やかなプレーのペース」の項の中でも


「プレーヤーがプレーする順番になったときは、・・(略)・・40秒以内にストロークを行うことを推奨します。そして、プレーヤーは通常、推奨されている時間より速くプレーすることができるはずであり、そうするべきです。」


 とあるように、40秒の制限時間は最大時間であることが示唆されています。


 スロープレーには、無駄な動きを発生させる準備不足などがその原因になることが多いものですが、ゴルファーの中にはアドレスが異様に長い人が一定数いるようです。


 ある日の阿蘇ハイランドのラウンドで、前の組の1人が構えてから打つまでの時間が長いような気がして、9番のロングホールのセカンドの様子をティーから撮影してしまいました。

 このプレーヤーはパー5のグリーンが空くまでセカンドショットをせず、待っていたこと自体は、グリーンに届く恐れがあるのであればそのことは理解できるものです。
 ビデオ撮影の開始時は、すでにアドレスをとっていて、そこから30秒後にショットしている様子が撮影できています。


 動画の最初の段階で、左奥に前々組のカートが10番に向けて移動していく様子が見えるため、前々組がホールアウト後にグリーンから少し離れたカートに戻り、発進するまではそれなりの時間がかかるもので、このプレーヤーは打つべき時間になったのは10秒以上前であることは確実です。



 このプレーヤーのショットはグリーンにはもちろん届きませんでしたが、この後は私のティーショットになったため、前組がこの後どんなプレーになったのかは確認できていません。
 9番は490yほどの距離のパー5ですが、画面で見ると分かるように、グリーン方向に真っすぐ打つと、左には凹みのラフになるもので、このプレーヤーの位置では前方右に見える一本木の左を狙うのが定跡です。


 スロープレーに繋がり易いのが、こうした状況判断が正しくできない場合で、残り距離と自分の飛距離は把握できるもので、パー5でもあり無理な2オン狙いは無謀だというものです。
 ティーショットがこの辺りだということは、ドライバーだとは限らないもののティーショットの飛距離はせいぜい220~230y程度であり、残り距離は250y以上はあることになります。


 自分の本来の飛距離を知らないから、こうした無駄な待ち時間を作るもので、併せて異様に長いアドレスをするようであれば、「スロープレーヤー」だとのレッテルを貼られても仕方ないといえます。
 同伴者も気のせいか「ヤレヤレ」といった諦めの境地になっているように見えてしまいますが、私だったら次も一緒にラウンドするかと言われればもちろん「NO!」になります。


 ここまで書いて、全米女子アマで高2の馬場咲希選手が見事に優勝を果たしたと速報がありました。
 ゴルフネットワークで準々決勝の様子は見ていましたが、危なげない内容でマッチプレーを制していました。 
 馬場選手は身長175センチでドライバーの飛距離270yという期待の若手で、ますます女子ゴルフ界の未来は明るいものです。

こんなマナー違反は「アルアル」

 今日の熊本は晴れて気温もこれから上昇しそうですが、早朝は何となく涼しくも感じ始めています。


 「暑さ寒さも彼岸まで」言われるように秋の彼岸まではまだ40日もありますが、季節は気づかない裏で着実に進んでいるものです。 


 しかし、私の「尿路結石(尿管結石)」は、発症後2日ほどで痛みの場所が15センチほど下に変わりましたが、それからなかなか下に落ちる気配がなく、今朝も横腹の痛みで目覚めてしまいます。
 発症したのが7日の夜だったので、すでに一週間が経過していますが、こちらの「歩み」は遅々として進まないように感じていて、一気にそれこそ「スト~ン」と石が落ちてくれることを期待しています。


 さて、昨日のネットニュースで、「世界ランク1位のS・シェフラーの行為が波紋」という記事が配信されました。
 内容は、米ツアープレーオフ第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」初日の12番パー4のグリーン上で、ボギーでホールアウトしたS・シェフラーが、同組のC・スミスがライン読みをしている前を通過したというものです。


 記事には「通常はあり得ないマナー違反に、スミスは思わず顔を上げて驚きの表情を浮かべた。」とあり、動画を確認すると確かにスミスが驚いたような顔で見上げる様子が映っています。

(ライン読みするスミスの前を横切るシェフラーと呆れたように見上げるスミス)


 記事はスミスのLIVゴルフ移籍が噂される中なので、シェフラーがそれに絡めた行動と煽っていますが、別のホールでスミスのイーグルに対してハイタッチを二人が交わしたともあり、単にこのホールでボギーを叩いたシェフラーがうっかりしたものなのでしょう。


 記事には、「ゴルフの不文律のひとつを破った」とか「通常プロはそんなことをやらない」「あり得ないマナー違反」などとありますが、これを読んだアマチュアの中には「ラインを踏めばダメだけどこの場合は踏んでいるの?踏んでいないのであれば何が悪い?」とマナー違反と気付かない場合があるかもしれません。


 私が動画で見た感じでは、スミスのマークも球も画面には映っておらず、もしかしたらピンの反対側からライン読みをしていたのかもしれませんが、マナー違反であることは間違いないものです。


 実際にいろんな人とラウンドすると、こうした動きは「アルアル」であり、「なぜそのタイミングで動く」と思う場合も多いのです。

(右の同伴者はアプローチをして球をマークし、いったんは右方向に動いていきます)

 このときは、私がアプローチのアドレスに入ると、それまで右に移動していたはずの同伴者が、なぜかピンの先を右から左に移動していきました。


 この場合は、私のプレーが終わるまで右で待機して、私が打って球が転がっている間に左方向に動けばよいだけです。
 目標に向かって集中しているときに、目標の後方で動くことは他のプレーヤーの集中を妨げる行為ですが、こうした動きは案外よく見られます。


 正しくは、アドレスに入ったら同伴者は動きを止め、視界に出来るだけ入らない場所でじっとしていることがマナーになります。


 次はグリーン上で、自分の番ではないのに、歩測する迷惑な動きの例です。

(1人が寄せて先にホールアウトし、次に遠い人が球をリプレースしています)

(自分の順番でない人が、同伴者が既にリプレースしているのに、平気で歩測を始めます)

 この人は1人予約常連さんで普段は全く問題などないプレーヤーですが、唯一このマナー違反をグリーン上でする癖があります。
 ゴルフ自体が上手い方だからこそ、こうしたマナー違反は頂けません。


 同伴者が球をリプレースすれば、それからは同伴者の時間になり、他の者はラインから離れた場所で動かないことがマナーになりますが、この方は自分の順番ではないのに自分のプレー準備を優先し、結果的に同伴者のパットの邪魔をしています。


 正しくは、同伴者がパットを打ってから歩測を始めるべきで、自分が一番近いことは一目瞭然なので、慌てる必要など全くない状況です。


 この時も、同伴者のパットが外れ、次は私がパットする順になっていますが、それぞれ2人のパットが打ち終わった後(球が転がる間や止まった球の位置に向かう間)に歩測する時間は十分にあり、同伴者のプレー時間中にこうした迷惑行為をしてしまうと、同伴者のプレーが一瞬止まってリズムを壊す悪質な妨害行為だと指摘されても仕方ないものです。


 今回は、たまたまネットニュースに載ったPGAツアーでのマナー違反が取り上げられていたのを見て、アマチュアのラウンドでは「アルアル」と感じ、その様子を書いてみました。


 結局、こうした行為はゴルフ規則「 1.2 プレーヤーの行動基準」に謳われる「1.2a すべてのプレーヤーに期待される行動」の中に挙げられている「他のプレーヤーの気を散らさない」に違反するもので、罰則がないからといって問題ないと捉えず、マナーやエチケットを重視すべきゴルファーとして恥ずべき行為だということです。

(こうしたティーショット時に後方に陣取る人は多いものです。本人は球の行方を見てあげるという善意での行動でしょうが、これはマナー違反になります。この時は注意したので、ショット前には移動してくれました)

(一度は注意したものの、この方は癖になっているのか、また後方に陣取っています)