三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

懐かしいゴルファーとの再会

昨日、菊池CCの練習グリーンでアプローチの練習をしていたときです。
グリーンの向こう側に女性2人がおしゃべりをしています。かなり年齢は高そうですが、うち一人になんとなく見覚えがありました。


反対側に移動して、その女性を確認しながらアプローチ練習していましたが、後ろを向いていてよく分かりません。
しかし、しばらくすると話が終わったのか、自分の方に歩いてきました。
前を通り過ぎるときに確認でき、過ぎ去った後ろから「〇〇さん」と声をかけてみました。
するとこちらを振り返えられたので間違いないようです。


その女性も「あら、お久しぶり。ゴルフは続けてたの?」と聞かれます。


その女性は今から17年ほど前に、今は閉鎖された田原坂ゴルフ練習場で同じ先生についてレッスンを受けていたレッスン仲間だったのです。
それだけでなく、もっと遡る27年前に近くの同じテニスサークルで3年間一緒に練習した縁があります。


テニスサークル時はご主人と2人で来られていましたが、どちらかと言えばご主人と練習する機会はあったけど、ご夫人とはそうテニスでの繋がりはなかったのです。
しかし、ゴルフ教室に入り、そのとき10年ぶりの再会で、ご主人が亡くなられたことを聞き、あんなに元気だったのにという驚きがあったのを記憶しています。


ゴルフ教室は先生がアクが強かったためか、ときどき新人が入ってくるけどすぐ辞めてしまい、その女性ともう一人おじさんと私の3人だけがどういうわけか3年も続いていました。
その間に、私は赤水のメンバーになりましたが、その女性は先生と同じグランドチャンピオンGCのメンバーになり、その後阿蘇東急GCのメンバーも取得されたと聞きました。
ところがある日赤水に行くと、その女性が来ていて、「赤水の会員権も買っちゃったの。」と言われ、なんてお金持ちなんだと驚いた記憶があります。


車は外車に乗っていて、当時聞いた話ではご主人が不動産業をしていて、テニスサークル時代は夫婦ともども大型ベンツにそれぞれ乗っていましたが、ゴルフサークル時代はジャガーに変わっていました。


「もう私70歳になったのよ。」と言われますが、まだまだお元気そうです。
菊池CCにはメンバーのお友達がいて、一緒にラウンドするとのことでした。


10分ほど立ち話をしましたが、私が北海道にゴルフ旅に出かけることを話すと、その女性も8月にニセコリゾートに避暑を兼ねて10日間ほど行くとのことです。
「北海道に行っている期間が重なれば、どこかでラウンドできたのにね。」と言われますが、高級ゴルフ場でしかラウンドされないだろうから、貧乏ゴルフ旅の自分には無理だと思って、日程が違ってよかったと思ったのが本音です。


「私、再婚しちゃったの。」と笑いながら話されます。年齢が70歳近くになって再婚されたのか、もう少し若い頃に再婚されたのかは聞きませんでしたが、たまたま新しいご主人が私と同じ高校の同窓生のようで、その話をされます。
「主人は75歳過ぎてもいまでも〇〇黌に夢中で、高校野球などを応援にいっているけど、あなたも同じ高校でしたよね?」と聞かれます。
確かに卒業の同窓生は母校愛が半端なく強く、熊本県人の特性である初対面の相手に出身高校を聞くのはこの学校が発祥なのかもしれません。


「そうですが、母校には私は近寄らないようにしています。他の学校勤めのとき、OBが偉そうにしているのを見て、たかが3年しか在校してただけで威張るな、自分は倍の6年いるんだぞと思ってましたから。」
と笑って答えました。


その女性のゴルフの腕前がどのくらいなのか分かりませんが、3組目をラウンドされていて、ちょうど折り返しの場所で手を振ったけどあまり気づいた風はなく、余裕はないラウンドだったようです。


電話番号を聞かれたので、教えましたが「電話しても知らない番号にはでませんから、ショートメールしてください。」と念を押しました。


まあ、お金持ちの年配女性なので、ゴルフでご一緒する機会はないだろうとは思いますが、亡くなられたご主人のことや母校愛の強い新しいご主人のことなど聞いてみたいとちょっぴり思ったのでした。