三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

9か月で80切り

昨日は百花園GCに行ってきました。百花園は受け付け順でスタートするシステムで、いろんな方々と一緒にラウンドすることになります。
昨日は、無帽のがっちり体格の男性が一緒になりました。これまでの経験上、平日の無帽の方は仕事を一時抜け出してラウンドしていることもあり、そうやかましく言われることはなく、時々見かけます。


この方は飛距離も出て、百花園でラウンドする中では上手な人たちに入ると感じました。
スイングのフォームもなかなかで、それなりのゴルフ歴があるのだろうと話しかけてみましたが、答えはクラブを握ってまだ9か月とのことです。
「本当かな?」とは思いましたが、本人がそういうのであれば信じないわけにはいけません。


年齢は40歳とのことで、昨年の熊本地震の前に始め、地震後しばらくブランクがあって再開したとのことですが、ベストスコアは熊本南CCでの78とのことです。(驚)
熊本南には何度か行ったことがありますが、どちらかといえばスコアが出にくい難しいコースだと思います。
初心者が簡単に78で回れるようなコースではけっしてないのです。


聞けば初ラウンドのスコアは170オーバーとのことで、ごく一般的なスコアなのに、なんでそんなに急激にスコアが縮まったのか興味があり質問してみました。


「誰かに習ってる?」という質問には「独学です」という答えです。
「その代わり、男子プロのスイングを何度も何度も見返し、自分のスイングもビデオに撮って比較している」とのことでした。
また「練習場では計算したら9か月で計12万球は打ってます。」という話もあり、とにかく打ちまくっているようです。
百花園でもよくラウンドしているとのことで、この日もラウンド間には練習グリーンでアプローチの練習を繰り返していました。


KDGのメンバーにもゴルフ歴は長いのにベストスコアが80台というメンバーは何人かいます。
いわゆる80の壁に直面しているようで、それを打破するためクラブを何度も取り替えたり、中には競技にチャレンジしたり、はたまた諦めてしまっていたりと様々ですが、結局シンプルに練習するしかないのかもしれません。


その人も細かく見れば、技術的にまだまだな部分もあり、すべてがかみ合っても78というスコアだったのかもしれませんが、普段は80台前半のスコアとのことです。


2回目は別組になり、3回目にまた同組になりましたが、別の同伴者の初心者というおじさんにその話をして「褒め殺し」気味になってしまい、1回目は2バーディーを取るようなショットを披露していたのに、そのラウンドではショットにミスが出まくりでした。


今年の宇城アマに出場しているとのことで、「1戦目は叩いた」と言っていました。
しかしクラブを握って1年も経たずに、競技に出るようなレベルになっていることに驚きです。
「練習は裏切らない」そう当たり前のことを感じたラウンドになりました。