三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

自遊空間体験記



北海道で道内を旅する時は基本的に車中泊で移動する予定ですが、時にはビジホも使うつもりです。
やはり風呂に入れないのは嫌で、シャワーでも良いので毎日1回は身体を洗いたいのです。
ゴルフの際はラウンド後に基本的にお風呂には入れますが、ラウンドしない場合は立ち寄り温泉などに行くくらいしか方法がないのかなと思って調べてみると、インターネットカフェにシャワーが付いていることを知りました。


これまでビジホは普通に使ってますが、インターネットカフェの利用経験はなく、今回初めて利用してみることにしました。


システムに慣れるため、できれば同じ系列の店がいいと考えてネット検索で探します。熊本にあっても北海道になければ意味ないため、どちらにもある店を捜したところ「自遊空間」といインターネットカフェが見つかりました。


「自遊空間」は自宅の近くにもあったけど、これまで一度も行ったことがなく私とは縁がなかった店です。
熊本県内には数店あり、北海道には岩見沢市のほか、苫小牧市や帯広市、そして札幌市内には複数の店舗があるとのことです。


「自遊空間」のHPでいろいろ見てみると、ナイトパックという夜専用の料金プランもあり、軽食の提供はもちろんのこと店舗によってはシャワー設備があるところもあるようです。
ナイトパックの料金は1500円程度で、ビジホに泊まるよりずっと格安です。ソフトドリンクは飲み放題だし、漫画や雑誌の貸し出しやインターネットも自由に利用できます。


実はこの日記も自遊空間の中で書いています。


お昼頃、近くの「自遊空間」に行ってみました。受付で「初めての利用です。」と店員さんに告げると、「まず入り口横にある自動チェックイン機で登録手続きをしてください。」と言われますが、すでにスマホで「自遊空間」のアプリをダウンロードして事前登録は済ませていたのでそう告げると、スマホのQRコードと身分証明書を提示してくださいと言われます。


言われたとおりに提示するとすぐに手続きは終わり、どの席を利用しますかと問われ、リクライニングチェアの部屋を希望しました。
指定された番号の部屋に行くと、そこは頭上が吹き抜けの部屋というよりブースで、全体もブースの中も薄暗くなっていました。


入って右手の蛍光灯を点けるとブース内は明るくなります。パソコンは起動されていて、いろんなお知らせが壁に貼ってあります。
とりあえずパソコンを触ってみましたがごく普通のパソコンですがモニター画面が大きく見やすいなと感じました。
ただ、キーボードが乗っている引き出し式の棚が前後に動くため、文字入力をしているとき、ちょっとだけ不安定かなと思いました。


食事のメニューもあり、100円カレーを注文しようと思いましたがインターフォンや電話がありません。
よく注意書きを読むと、メニューはモニター画面にあり、注文はその画像を見ながら選べてクリックで注文確定させます。
ほかにも100円のポテトがあったり、スイーツ系のメニューもありますが、わざわざ有料のものを頼まずともソフトドリンクやソフトクリームなどは無料で利用できます。


雑誌や漫画もモニター画面で見れるし、もちろん実際のコミック誌も勝手に席まで持ち込めます。
100円カレーの注文ボタンをクリックしてしばらくすると、男性の店員さんがお盆に乗せてカレーを運んできました。
100円にしては十分コスパが良いもので、カレーに合わせてソフトドリンクを注ぎに行き、お昼ご飯として食べました。
食後はソフトクリームをカップなみなみと注いでスプーンで食べました。


ソフトクリームやソフトドリンク類は無制限で取りに行けるのですが、少しずつは面倒とばかりにたっぷり入れましたが、3時間の滞在中3回もお替わりしてしまいました。


漫画を見たり、この記事を書いたりしてると3時間近くがアッという間に過ぎてしまいます。
卓球やビリヤードも見たかったけど、とりあえずトイレとシャワー施設を帰りがけに確認に行きました。
それぞれ狭かったけど小奇麗な感じで、問題はなさそうです。


夜の睡眠はブース上部が開け放しなので音は筒抜けになるだろうから、耳栓は必要かなと思いますが、ヘッドフォンがあるのでそれで代用できます。
また夜は車中に泊まって、朝方に3時間パックを使って100円カレーの朝食とシャワーを利用してもいいかなと思いました。


清算はチェックイン時のレシートを持っていくと、その時に一番お得なプランを自動計算して清算になります。
私は3時間パックを利用するつもりで12時から15時まで滞在したので、3時間パックの料金1030円とカレー代108円の合計1138円でした。
残念ながら水曜日が半額になるシニア割(R60割)が熊本の店舗ではなく、通常の料金でしたが、札幌市内の店舗だとパック料金も食事代もすべて半額になるはずです。


千円ちょっと程度の金額でシャワーが利用でき、併せて休憩や簡単な食事ができるから、北海道では利用価値はあると感じました。