三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

KKT杯バンテリンレディス最終日

今日の当初の業務予定はホールリーダーでしたが、昨日帰って来たら事務局から電話があり、最終日もスコアラーをして下さいと依頼され、引き受けました。
今日こそ小橋プロの組に付きたいと思い、ゴルフ場に向かいます。


6時前にゴルフ場に着き、20分からいよいよ今日付く組の抽選がありました。


小橋プロのいる16組と念じた籤の数字は、残念ながら2つ違いの18番(三ヶ島かな、サイ・ペイイン、李知姫)でした。
早速、16番を引き当てた人に交渉に行こうかとしたら、その前に14番の人から交代依頼が来てしまいました。


ややこしくなるので、自分も交代希望があると告げ、2人一緒に16番の方のところに行き、事情を話して交渉すると了解してもらえます。
14番は飯島茜、服部真夕、藤崎莉歩という比較的名前が売れてる組だったので、スムーズに交渉成立です。


18組を希望した人の理由は、昨日もサイ・ペイインに付き、今日も付くからと約束していたと言っていました。
とにかく円満に希望が叶って良かったと思いました。


7時57分のインスタートですが、同組に熊本出身の東葵プロがいるため、20名程度のギャラリーが付いています。
小橋プロはエレコム所属ですが、エレコムのロゴが入ったジャンパーを着た数名も一緒に動くので、裏街道の早めのスタートにしては寂しい組にはなりませんでした。


1番のティーインググランドに現れた小橋プロは、思ったよりがっちりした体型です。スコアラーとして付くとあいさつすると、「小橋です。」と名前を名乗って挨拶してくれました。
ステップアップツアーの際の与那覇プロも名乗ってくれましたが、スコアラーにとってまず誰が誰かを識別する必要があり、一般的にはティーアップ順は組み合わせ順なので、そのとき服装や帽子の色で判別することになりますが、名乗ってくれると判別しやすくとても助かるのです。
もっとも私の場合は、名乗ってくれなくても、よく知っているのですが(笑)


もう一人は韓国のペ・ヒギョンプロで3人とも同じような身長ですが、一番ふっくらしてるのが東プロ、がっちり体型が小橋プロ、少年のような雰囲気がペ・ヒギョンプロとなります。


ぺ・ヒギュンプロは、賞金ランキングでも既に1090万円余りを稼ぎ上位に入るトッププロであり、飛距離が出るタイプで、ときには2人より20~30yは前に飛んでいます。
しかし、18番パー5ではその飛距離が災いし、刻んだ2人がバーディーを取ったのに対し、2オンを狙ってバンカーに入れ結果的にボギーを叩いてしまいます。
それでも、今日は4バーディー3ボギーの1アンダーで回り、通算は4オーバーで22位タイに入り、82万円の賞金を獲得しています。


東プロは、熊本県大卒という珍しい経歴のプロで、飛距離はそんなに出ないけどコツコツとパーを重ねるゴルフです。
今日は2バーディー3ボギーという内容で、通算6オーバーで56万円を獲得しました。


注目の小橋プロは、前半の10番11番と入れ頃外し頃の2m弱を沈めましたが、12番で同じような距離を外し、ボギーが先行します。


16番でバーディーを取るも17番でボギーとリズムに乗れませんでしたが、18番でまたバーディーとし、前半はイーブン(通算5オーバー)で折り返します。


ほぼ休憩なしのスルーで向かった1番で、3パットの恐れもある難しいパーパットを沈め我慢しますが、3番パー3で段下からのバーディーパットが右に切れてカラーまで転がり、そこから2打かかるボギーとなりました。


しかし左ドックの5番パー4で、セカンドを2mに付け見事バーディーです。
これでまたイーブンに戻し、勢いに乗って6番パー4でもバーディーゲットでした。


難しい7番ではグリーン手前の右バンカーに入れ、バンカーショットは3m奥に付けてしまいピンチでしたが、このパーパットをねじ込みます。
そして最終の9番パー5でバーディーフィニッシュし、今日は5バーディー3ボギーの2アンダーで回り、通算は3オーバーで競技を終了しました。
3オーバーは16位タイで、賞金も110万円弱を獲得しています。


まだまだシーズンは長く、この時期にできるだけ賞金を積み上げておけることが、秋のシード権争いに大きく響きます。
また今日の70というスコアもラウンドした60人の中で6番目に良いスコアであり、タラレバを言えば2日目に76というスコアを1オーバー程度で纏めていれば6位タイに入っているものでした。


それはともかく、今年一番の上位入賞であり、上手くスコアを纏めさえすれば爆発力はあることを実証してくれました。
賞金ランキングでも、今回の賞金を加算して175万円弱で69位に付けています。
予選落ちが続いた開幕当初から比べると、調子は上向きになっているのは間違いなく、今後の活躍に期待が持てるようです。


小橋プロの最終日のホールバイホールは明日にでも書こうと思っています。