三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

冬は事故多発の季節

今日は日帰りで人吉市から五木を回ってきました。

朝の9時過ぎに五木村在住の義兄の携帯から電話があり、義兄が救急車で人吉の病院へ搬送されたという連絡だったのです。


電話をしてくれたのは、五木村の義兄担当の保健師だったようですが、五木村には独居老人が多く、各自宅に安否確認のインターホンが設置されているのです。
毎朝、7時30分にそのインターホンが鳴り、返事をしなければ何かあったと推測して、村の担当者が様子を見に来ることになるシステムです。


義兄は、本人の話によると、昨夜にトイレに向かう途中で転び、動けなくなったとのことでした。
元々、足が悪くて歩行が困難でしたが、杖や簡易ストレッチャーを使って家の中を移動していました。
昨夜は、杖だけでトイレに向かったようで、倒れてから匍匐前進しようとしたそうですが力が入らず、結局一晩中、廊下で倒れていたそうです。


例年なら、今の時期の五木村は早朝は零下の気温になり、そのまま自宅内で凍死という危険もあったのですが、幸いというか昨夜から県内は曇り空で気温が平年以上に高かったのです。


本人は、寒くて大変だったということですが、凍死の恐れもあったわけで、移動にはストレッチャーを使うか、必ず携帯を首からぶら下げておくように注意したところです。


人吉の病院の救急外来には高速道路を使って12時過ぎに到着し、30分ほど待たされていたので、「もしかして、、。」という最悪の場合の覚悟もしていましたが、診察室内に入ると本人は起きていて、ベッドの上でニコニコしていました。
担当医によると、足の神経麻痺が出たようで、今後も良くなることはなく、だんだんと悪化していくので、今までの1人暮らしでよいか、今後の生活の方法を考えるように言われました。


実は、今週の月曜日には実姉の連れ合いのお兄さんが火事で焼死されているのです。実姉夫婦は岐阜県在住ですが、2人とも熊本出身で、実姉の連れ合いも熊本市内に実家があります。
その実家に82歳の老兄が1人暮らしだったようで、漏電による出火で帰らぬ人になってしまったのです。


テレビのニュースで熊本市中央区で火災があり、1人が死亡というニュースは聞いていましたが、まさか関係者が犠牲になっているとは露とも思わず、他人事のように冬によくある火事のニュースだと聞き流していました。


自分が年齢を重ねるとともに、周りの関係者も同じように歳を重ねることは当たり前です。
いつまでも元気であれば理想的ですが、現実はそうではなく、いろいろ身体に不具合も出てきます。
出来るだけ長く元気にしていたいと思いますが、こればかりは明日のことさえ誰にもわからないのです。


その意味で、やれることは我慢せずにできるうちにしておこうと最近は思っていて、今はゴルフにハマっているから、ラウンドできる機会があれば無理のないように都合をつけてラウンドしているのです。
ゴルフをしながら、ポックリ死するのがある意味、自分の希望なのですが、周りの方々に迷惑をかけるため、それは希望だけにしようと思っています。


死ぬ間際に、もうやり残したことはないと思えるような人生が送れるか、その時にならないと分かりませんが、今のところやりたいことは思ったとおりにやってきているので、たぶん悔いなしと思って死ぬことでしょう。